漂う新米の香り きりたんぽ作り始まる 秋田
写真㊤:料亭 濱乃家(本店) 「きりたんぽ」
秋田を代表する郷土料理として人気の高い「きりたんぽ」は、その昔マタギなどの山で働く人々によって発展してきたといわれます。
御飯のこねたものを杉の串に巻きつけ焼いた「きりたんぽ」とネギ、セリ、舞茸、それに特産の比内鶏などを取りまぜ鍋にして食べます。
米どころ秋田の料亭ならではの味をご賞味ください。〈濱乃家(本店)ホームページより〉
塩魚汁など秋田郷土料理とゆっくり味わえる老舗です。 | 大宴会場60~80名の大広間で寛ぎのひとときを! |
本店の茶室 | 濱乃家 1918年開店の老舗内観 |
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濱乃家では「ごはんの食感を残せる」(石山照美総料理長)ことから、きりたんぽに長年ササニシキを使用。この日は潟上市天王地区で収穫された新米を使った。仲居さんたちは、こねた新米を秋田杉のくしに巻き付け、塩水で締めながら形を整えていった。
濱乃家では発送用も含め年間20万本のきりたんぽを作っており、この日は1000本作製。売り上げは10―12月に集中し、最盛期は1日4000本作ることもあるという。石山総料理長は「きりたんぽ鍋には秋田の食材が集まっている。家族で楽しんで」と話している。 2005年09月22日木曜日
05.09.23
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