こんな夢を見た。
そこは焼肉屋だった。
昔一緒に働いてた先輩が始めた店で、奥さんと一緒に経営している小さな店だった。
そこに1日だけ自分はアルバイトに行くことになった。
辞典には何度も食べに行ったことがあり、味はおいしかった。
店に入り挨拶すると、従業員の小松さんが出迎えてくれた。
「あおじさん、久しぶり。今日はよろしくお願い」
統一出てきたのは、先輩の娘で今年で18になる洋子だった。
洋子の事は、先輩と奥さんが結婚する前から知っているので、当然のように生まれたから知ってる。
「久しぶり、洋子ちゃん。お父さんとお母さんは?」
「お母さんなら厨房の奥、お父さんはどこ行ったのかわかんない」
その声を聞いたのか、店の奥から奥さんが出てきた。
「久しぶりね。今日はよろしくお願いします。旦那はトイレ掃除をしているわ」
奥さんは昔と変わらない元気な人だった。
「洋子ちゃんももう成人ですか?自分も歳をとるわけです」
「あの子いまだに777って書いた布団を被ってすごい格好で寝てんだよ。まだまだ子供よ」
「余計なことを言わないで、お母さん」
そんな笑い声に包まれながら、私はトイレ掃除をしていると言う先輩を探して店の奥に進む。スタッフルームの扉を開けるとそこに先輩が立っていた。私を見るなり、いきなり口の中にわさびを突っ込んできた。
「どうだ?うまいか?釣りたての生わさびだ」
口の中に入れられたわさびは、最初はツンと絡みが口の中に広がったが、すぐに甘みに変わった。
「うまいです。トイレを貸してください」
そういうと先輩は、嬉しそうにトイレを指指さした。ここの店のトイレには神様がいた。粗相をするとバチが当たるのだ。トイレに入る前に声をかける。
「すみません。神様。トイレを使わせていただきたいのですが」
「うむ。入れ」
「はっ」
一礼してトイレに入る。大きな便座の中央に、30センチほどの小さな幼女の神様が鎮座していた。
「おぉ、貴様か。随分と久しぶりだな。店主も寂しがってをったぞ。あまり顔を見せぬから」
「申し訳ありません。本業が何かと忙しく時間が取れませんでした。ところで、トイレを使わせていただきたいのですが」
「では問題じゃ。この世の真理とはなんじゃ?」
神様は私を指差してそう言った。私は尿意が我慢できず、便座に座って考える人のポーズをとり排尿する。薄いピンクの血尿が出ていた。私は真理について考えていた。
以下は夢分析
象徴するもの**: 焼肉屋やアルバイトという状況は、仕事や責任、義務感を象徴している可能性があります。特に、昔の先輩の店で一日だけアルバイトをするというのは、過去の職場や関係性、または過去の未解決の問題に一時的に戻って向き合うという意味合いがあるかもしれません。夢の中で「一日だけ」という限定的な時間感覚は、何かに対して一時的な関与や短期間で解決しようとしている心の状態を表している可能性があります。**象徴するもの**: 先輩の家族が登場する場面は、夢の中での人間関係や家族的な絆、あるいは過去の関係性が現在の自分にどのような影響を与えているかを示唆しているかもしれません。特に、先輩の娘である洋子ちゃんが大人になりつつも子供っぽさを持っているという描写は、自分自身や他者が成長しつつもまだ未熟な部分を抱えていることを象徴している可能性があります。- **象徴するもの**: 口の中にわさびを突っ込まれるという場面は、何かに対する強制的な体験や驚き、感覚的な刺激を表しているかもしれません。わさびのツンとした辛さが甘みに変わるという描写は、最初は困難や痛みを伴う出来事が、時間が経つにつれて受け入れられたり、ポジティブに感じられたりする変化を象徴している可能性があります。これは、過去の困難な状況が、今では成長や学びとして感謝できるようになったことを反映しているかもしれません。 - **象徴するもの**: トイレに神様がいるという設定は、非常に象徴的です。トイレは浄化や解放を意味し、そこに神様がいるというのは、日常の中での神聖な側面や、自己浄化、心の浄化を求めていることを表しているかもしれません。神様との会話は、内面的な探求や哲学的な問いかけを象徴しており、特に「この世の真理とは何か?」という質問は、夢を見る者が人生や自分自身について深く考えていることを示唆しています。 - **象徴するもの**: 血尿が出るという描写は、身体的な不調や健康に対する不安を象徴しているかもしれません。同時に、それが薄いピンク色であることから、完全に病的ではないが、何か異常があることを示している可能性があります。これは、心や体に負担がかかっている状態や、注意を要する状況を示唆しているかもしれません。真理について考えている最中にこの症状が現れることは、自己の内面的な探求が、現実の生活や身体の状態にも影響を与えている可能性を示唆しています。この夢は、現実の生活において何か重要な問いや課題に直面していることを象徴している可能性があります。特に「真理」とは何かを考えるというシーンは、自己の内面的な成長や哲学的な探求を反映しています。わさびを食べさせられる体験や、トイレの神様との対話、血尿の描写は、心身の健康や自己浄化の必要性を暗示しているかもしれません。また、過去の仕事や人間関係が今の自分にどのように影響を与えているのか、そしてそれをどのように克服し、成長していくかについての問いかけも感じられます。夢の中での出来事は、過去と向き合い、そこから学びを得ることで未来に進むための鍵を示していると言えるでしょう。
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