草刈りについて

ダチョウは歯がありません。ですから、草を食べる時はついばみます。背丈の高くなった草は繊維が固く、ついばみにくいです。そこで、牧場には固くなった草も食べる牛を一緒に放して、草を常に低く柔らかい状態に保っています。しかし、面積に比べると牛が少ないため、草が伸びてしまいます。そうなったら、頻度は多くないですが、草刈りをしてあげます。草刈りをしている最中、ダチョウはトラクターから逃げ回っています。可哀想ですが、そのあと刈られた草を熱心についばむ様子を見ていると心が和みます。栄養たっぷりの新芽を沢山食べて、元気な卵を産んでくれると良いですね！