チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

実態のないゲーム社会が我々を惑わしている。

2016-12-26 20:24:38 | Life & Sex
元衆議院議員 平智之氏主催の講演に安富教授が経済の専門家
という事でゲスト出演した動画を取り上げます。




「金融危機というビジネスモデル」という主題の講演で、平
氏の経済についてのお話が解り易くとても興味深い内容です。

超低金利のお話・・・銀行・金融界はどうやって利益を上げ
てるのか? 国債金利と原油価格・・・サプライムローン
の構造・・・成長の限界・・・


国際金融取引の中で行われていることは実態のないゲームの
様なもので、世界の人口のたった1%の人間が富をコントロ
ールしその原資は残りの99%の人間の労働対価から吸い上
げられるって話。

金融取引の中身は実体はなく、ディーラー達が付加価値を付
けた物(商品)をスワップ(AとBまたはBとAの交換)する
だけで実物は介在しない。 例えば、商取引ならば農産物な
り加工品などの実態があって成立する行為だけど、金融取引
のほとんどはお互いに認識し合った約束事があるだけでモノ
も金も動いていない「実態のない取引」という事なんだけど
解るかナ? 

こうやって動画の内容を説明しているチャーリーにもこの説明
で合っているかどうか非常に怪しいので是非ご自分でご覧くだ
さい。(笑

そういう意味から言ったら、実態を伴わない様=バーチャルの
世界と言っても間違いではないかも? そんな経済・金融取引
が世界の富を集約し、たった1%の者達が我が物顔で世界を動か
す。そんなことが続くわけがない。 成長の限界を迎えやがては
破綻する。故石井紘基氏が警鐘を鳴らした特別会計の話にも繋が
って、これはいよいよ末期なんだ。と思わずにいられない。
最後にヨルゲン・ランダース教授の「成長の限界」の解説
の中で、先進国の経済が地球をどれだけ汚染し人類の将来に
影を落とし、政治は地球規模の視点でモノを見ないと破綻が
必ず起こる。経済発展は倍々ゲームの掛け算ではなく足し算
引き算の物差し・実態を測り見極める。


一人一人が倍々ゲームではなく、足し算・引き算の価値観で
心地よさを認識しなければ破綻を招く。

最後にゲストの安富教授の言葉より、「ゲームの実態を見極め
ようとしたらゲームは破綻する。」「破綻しないとゲームは
終わらない。ゲームを続けている限り永々と夢は見続けられ
る。けれど、ゲーム自体が言葉のアヤのようなもので成長は
無いし、実態も無い。 だからその中では幸福は感じられな
い。」「破綻は新しいビジョンを生み出すものとして生活レ
ベルで実現していかないといけない。そう認識しないと日本
の社会で起きているゲームは止められない。」

ここがポイントではないでしょうか?

経済活動をはじめ、社会全体が実態のない言葉のアヤで構成
されてしまい、どれが本当のものでどれが空虚なものなのか
解らなくなっています。生活の中の一つ一つに自分で考え答
えを出すことを心掛けないと・・・

いずれ破綻は起きます。
その時にパニックに陥らないための唯一の方法です。

















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