チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

ダメだ、こりゃ・・・

2014-05-10 08:54:42 | 脱原発・反原発・非原発
こまったものです。
事実を事実として受け止めない姿勢は子供がウソを付き通そうと
してるのに似てますね。

鼻血を描写した漫画が批判されていますが、それを描いた作者も
実名で登場した元双葉町町長も事実だからと訂正する気は無いよう
です。 当然です。事実を語って批判を浴びること事態がオカシ
イのです。異常なのです。

たとえば、病気になったり体調を崩した時に医師診断を仰ぎます。
その時医師は問診をいって、患者から直接どの様な状態か聞き取り
を行います。患者は自分の状態を医師に話します。
「先生、鼻血が頻繁に出るんです。」という話を受けて、処置したり
投薬の処方をしたりと手を打ちます。患者からの話を「ウソだろう?」
という疑い方は普通しませんよネ。

それを環境省の大臣はこれに対して、「復興の妨げ、取り返しの
つかない。」と述べているようです。また、原発事故被災地の双葉
町からは出版社に対し抗議文を送っているそうです。

間違っています。そもそも、原発事故が取り返しのつかないもので
あって、その言葉は国策として原発を推進してきた経産省と東電に
向けられるべきものです。

原子炉建屋が爆発で吹っ飛んだその日、元双葉町町長の井戸川克
隆さんは町内に居り多くの町民と共に被曝してしまっているのです。
その被爆者の原発事故以降「鼻血が出た」という話に対して、その
日別の場所に居て被曝もしてない環境省の大臣が何を言っても始ま
らないでしょうに・・・コメントする立場にないし、コメントのし
ようがないのです。

それをわざわざ、言葉の裏に風評被害という実態の無いモノをちらつ
かせ、「復興を妨げる取り返しのつかない言葉だ」と言っているので
す。ヤクザの脅しと同じレベルですね。こんなモノを選挙で国会に送
っている国民として責任を感じます。

双葉町も間違っています。自分たちの土地を事故で奪われた当事者が
放射線がもたらす人体への影響を事実として受け止めず、風評被害と
いう実態の無いモノにスリ替えて、事実を語る原作者と出版社に抗議
する事は、自ら受けた甚大な被害を無かった事にでもしようとしてい
るとしか考えられません。町民の健康を何だと思っているのでしょう
か?

環境省の大臣と直接被害を受けた双葉町が、事実を事実と受け止てい
ないこの状況は異常です。

現在日本国内の原発は全て稼動していません。発電所として発電してい
ないだけで、炉内には核燃料はありますし、危険な使用済み核燃料も存
在しています。
 
繰り返しますが、発電していないだけで原子力発電所が人々の生活を脅
かしていることには変わりません。

またどこかの原発で同じことが起こります。何故?って・・・
原発事故の事実、
 




http://mainichi.jp/select/news/20140510k0000m040104000c.html


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