昨年のリベンジは叶った(^^)㊗️🎉
結果)
27時間台で 完歩 \(^o^)/
リタイアは100名以上。昨年のリタイアは120名弱だったそうだけど今回は記録を更新しそう。
おそらく前半の雨風と日が落ちてからの寒さが原因。高低差1,000m 累積高度2,400mはただでさえ過酷なのに、冷たい雨風と夜の寒さが加われば尚更。
主催者は3次元的なコース説明と完歩率を参加案内に載せればいい。本栖湖手前の県境までの30kmは高低差850mをひたすら登り、後半は、コース最高点 籠坂峠1,104mから第7エイドのファミマ迄の18kmを600m下り、十里木迄の12kmを300m弱上り、ゴール迄の25kmを750m下る。日本一過酷なウォーキング大会をもっとアピールするほうが、チャレンジ好きが定員を超える程に集まるだろうし、12,000円も払うのだから、もっと準備をして臨めるのに。
去年は45ℓのザックを背負ったけれど、結局憂いで終わった持ち物もあって、ワンショルダーバッグに必要最低限の携行品を詰めた。カッパか折り畳み傘かを悩んだ末、傘にした。ウェアは、昨年が暖かかったので山用に買った長袖に、同じく長袖の上着。来年も参加するなら、カッパ、手袋、マイクロダウンを必ず追加しよう。出発前におにぎり4個を詰め込んだけれど、各エイドで水を含めて補給ができるし、コンビニが随所にある。朝食をしっかり摂っていれば大丈夫と思う。靴下は五本指ソックスの上に重ねばきするとゴールまでマメはなし。勿論マメができる箇所には事前にテーピングを施す。脹脛と脚の付け根にはロキソニン入りの湿布を貼る。
パンフ上の参加者名簿には男女237名、うち2割が女子。開会式で女性が目立っていたけれどやはり2割もいた。総数は去年より40名弱少ない。昨年助けられた看護師の女性は名簿にない。完歩したのだから二度も参加しないのは当然。
スタートからポールを利用する人達が多い。大体、邪魔だし始めから使うのは参加資格がないように思う。最初からポールに頼ることに恥ずかしくないのだろうか。
豚汁(スープ?)が3ヶ所、カレーうどんが1ヶ所 給食で出たけれど、もっと量を増やして欲しい。汁物の量を増やしてもコストに大きな差異はない。冷えた身体や折れかけた心には何物にも代え難い(>_<)
【スタートから第2エイド】
今年も麦酒を飲み、浅間大社に完歩を祈念して、開会式のあとウェーブスタート。昨年あった体操はなかった。注意として必ずエイドでリタイアすること、無理だと思ったら勇気を持って手前でリタイアして欲しいことを強調していた。不評のファミマでのレシートの説明は今回はない。
スタート直後から雨がピリピリ降り出し、本栖湖の第2エイドまで約6時間止むことはなかった。
昨年苦労した田貫湖までの急坂は苦もなく登りきれ、日頃の練習の成果を思う。
休憩所のファミマからしばらくは向い風が加わり、折り畳み傘の骨がしなる程の強風と手の冷たさに、心が折れそうになり夜も続くなら流石にやめようと思った。幸いに雨は本栖湖手前であがり、風はそのだいぶ前に止んでいて、前方の山の稜線に青空が見えた。
第2エイドで豚汁をもらう手はかじかみ、顔面も感覚がない。ここでリタイアする人達が結構いたはず。
給食は、第1はおにぎり、第2にはおにぎりと豚汁。コーヒーやココアも飲めたと思う。
【第4エイドまで】
冷え切った身体に第2エイドの熱い豚汁とおにぎりは力をくれる。
本栖湖を出る頃には雨は完全にあがり、第3エイドまでの途中からは日が差し出した。さっきまでの雨は山の上では雪だったようで富士は樹林帯までが白くなっている。
第3エイドに着いても幸いに身体に痛みはない。
昨年はフルーツポンチだった記憶があるが今年は切ったオレンジがタッパに盛られていた。
先行者は何人かと問うと30人くらいと言う。ウェーブスタートで先行した200人はどこへ消えたんだろう? そんなに沢山抜いた覚えはない。まさか休憩所のファミマで避難してたんだろうか? 昨年はここでライトを出したけれど今年はまだ明るい。
また昨年は第4エイド迄の途中で看護師さんに出会ったのだけれど、周りに女性はいない。
第4エイドの給食はカレーうどん。昨年のカレーライスは美味かったのに残念(うどんが不味いという意味じゃない)。
【第6エイドまで】
風さえ無ければ気温0度でも耐えれるのに、風が出ると凍えるし、気温が更に下がる朝までが不安になり脚が出なくなった。コンビニで軍手とカイロを買って両脇と背中に貼ってなんとか耐えれそう。また、朝までに更に高度を下げるので気温はこれ以上下がらないことを期待して。
第5エイドの給食はお汁こ。
第5エイドまでに防寒用にカッパを探して4、5箇所のコンビニに寄ったので3、40分をロスしたけれど、籠坂峠を越えて第6エイドまでは、ノンストップで歩いた。去年は看護師さんと何回も休憩したことを思うと雲泥の差。係の女性達が、あと100人分だよ みたいな会話をしている。
第6エイドの給食は豚汁?野菜スープ? 忘れた(>_<)
【第7エイドまで】
眠くて寒くて、ふらふらしながら歩く。
ついに耐えられなくなりコンビニでポンチョのカッパを買った。風を通さない分暖かい。何人かに抜かれて、関門がある第7エイドのファミマにはまだ暗い内に到着。
ここではコーヒーだけ飲んで次を目指した。
係の男性が言うには、ここを8時までに通過すれば、ゴールは17時を過ぎても良いという? ホント?
残り、37km。
【第8エイドまで】
休憩所のファミマへの開けた道路を歩いているうちに明るくなり、荒々しいデコボコの富士山がくっきりと見えた。やはり海側から見る富士山がいい。
ファミマでコーヒーとサンドイッチを補給。
十里木までの上りやここまでの道路はまだ朝早いせいか交通量が少ない。十里木までの上りもノンストップで歩け、脚はまだ大丈夫。十里木まで上りきると、まだ7時前なのにサファリへ入る車で大渋滞。
去年、看護師さんとはここで別れた。でも今回は確実にゴールできそう。
第8エイドの給食は豚汁。去年はおにぎりがあったけど今年はない。この時点で95人がリタイアしたらしい。
あと、21km。
第9エイド、ゴール
ゴールまではひたすらの下り。
第9エイドまではほぼ歩道がない路肩を下る。とばす車が多いので少し危険。
第9エイドのお姉さん曰く、37名が通過し100名以上がリタイアして残り70名程が今も歩いているという。計算が合わないのは最初から棄権した人達が数十人いるってこと? この中からもリタイアが出れば、過去2大会含めてリタイア数を更新しそう。
給食はオレンジ。
あと10km、休憩はそこそこに出発。
お姉さんの「行ってらしゃい」はチカラになる。
先にフィニッシュした新宅さんがゴールで待っててくれるという。
市街に下る途中で二人を抜きゴール。
関係者がゴール付近に沢山いるのかと思ったら2名だけだった。他のエイドやリタイアした参加者の迎えで忙しいんだろうか。でも私にはこの方がいい。
新宅さんは缶ビールを用意して待ってくれていた。
なんてうれしい(涙)
125kmを完歩したあとのビールは美味い🍺😋
半分以上がリタイアする中、風雨をチャチな折り畳み傘で凌ぎ、体感氷点下をカイロで耐えたなかのゴール。
これは誇れると思う。
また、平成最後に完歩できて良かった(^o^)
スタッフの皆さんもありがとう!
お疲れ。