いろんな人がいる。
富士山で事故・遭難多発 世界遺産登録後、初の3連休 静岡
7月17日(水)7時55分配信
世界文化遺産登録後初めての3連休となった富士山では、13~15日にかけて多くの登山客が訪れ、けが人や体調不良を訴える登山客が相次いだ。今年から山頂付近に駐留している県警山岳遭難救助隊は「電話が鳴りっぱなしだった」と、対応に追われた。
連休初日の13日の午前4時40分ごろ、山頂で米国のテレビ局員の女性(29)が体調不良を訴え救助隊員が出動、5合目まで同行下山した。
また富士宮口では14日、埼玉県の女性(29)が足をひねって歩けなくなり隊員が救助。須走口でも同日、「6合目付近に熱中症で動けない人がいる」と、山小屋から臨時警備派出所に通報があり、東京から来た女性(22)を駆けつけた隊員が背負って下山した。
県警地域課によると、3連休中の富士山での事故・遭難件数は19件19人で、昨年同期比の1件1人から大幅に増加。救助された19人のうち13人が高山病で、足首を骨折した人も2人いた。同課では「無理な計画での登山は控えて、体調が優れないときは勇気をもって下山してほしい」と話していた。