いくら病気発症が原因で不可避だからって、加害者には変わりなく。
加害者に同情するような論調はやめてほしい。
被害者が浮かばれない。
本当に不可避だったのだろうか?
生活習慣が乱れていたとかはないの?
健康診断は受けていたのだろうか?
車を運転する条件に最低年一回の健康診断を設けるべき。
超高齢社会なのに、政府はこれを機に対応すべき。
いま流行りの自動ブレーキがあれば防げたのだろうか?
なら、自動ブレーキも必須装備にしたらいいのにと思う。
<大阪・車暴走>運転男性死因は大動脈解離「事故直前発症」
毎日新聞 2月26日(金)18時43分配信
大阪・梅田の繁華街で乗用車が暴走し、通行人ら11人が死傷した事故で、大阪府警は26日、車を運転していたビル管理会社経営、大橋篤さん(51)=死亡=の遺体を司法解剖した結果、死因は大動脈解離による出血で心臓の機能が急激に低下した心タンポナーデだったと発表した。事故直前に発症したとみられ、大橋さんは意識を失った状態で交差点や歩道に突っ込んだ可能性があるという。
【事故現場を写真で】大破した乗用車に毛布を掛けられた負傷者も
府警交通捜査課などによると、大橋さんは25日昼ごろ、車で奈良から大阪へ阪神高速などを使って移動した。車は事故直前、歩車分離式のスクランブル交差点の西約80メートルの路肩に、ハザードランプをつけたまま約70秒間停車。急発進した後は歩道に向かい、縁石やガードレールにぶつかりながら真っすぐ加速していたとされる。
府警は停車中に体調が急変して意識を失い、弾みで体重がアクセルにかかった疑いがあるとみている。
司法解剖で、大橋さんは事故直前に大動脈解離を発症し、搬送先の病院で、心タンポナーデにより約3時間後に死亡したとみられる。事故当時の生存が確認されたことから、府警は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで捜査する方針。
一方、府警は26日、亡くなった通行人の男性は職業不詳の園尾(そのお)幸治さん(65)=大阪府寝屋川市萱島信和町=と確認したと発表。頭を強く打ったとみられる。園尾さんを含む10人の通行人が事故に巻き込まれ、大阪府高槻市の女性(28)は今も意識不明の重体。20~70代の男女8人が重軽傷を負った。【千脇康平】
【ことば】大動脈解離
外膜、中膜、内膜の3層構造になった大動脈の内膜が裂け、中膜の中に血液が入り込み、大動脈の壁を縦方向に引き裂いていく病気。発症時に、胸や背中に激しい痛みを伴い、意識が無くなることもある。有名人では、落語家の笑福亭笑瓶さんが昨年12月に急性大動脈解離を発症し、救急搬送された。今回の事故では大動脈解離で漏れ出した血液が心臓を包む膜にたまり心臓を圧迫し、心臓が十分に拡張できない心タンポナーデを引き起こしたと見られている
昼休みの繁華街、車暴走なぜ… 大阪・梅田の11人死傷
朝日新聞デジタル 2月26日(金)0時3分配信
買い物客や昼休み中の人たちで混み合う繁華街が騒然とした。大阪・キタで25日、歩行者らが車に次々とはねられた事故。運転手を含む2人が死亡し、1人が意識不明、8人が重軽傷を負う惨事となった。運転手に何が起きたのか、車はなぜ暴走したのか。
【動画】歩道に乗用車が突っ込み歩行者をはねた大阪・梅田の現場
事故が起きる数分前の午後0時半ごろ。20代の男性会社員は、ハザードランプをつけたまま路肩に止まっている黒いトヨタ・プリウスに気づいた。
場所はJR大阪駅に近い家電量販店「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」の北側の計6車線道路。西向きの2車線は大型商業施設の「グランフロント大阪」へ、東向きの4車線は阪急梅田駅へ延びている。プリウスは東向き4車線の最も左側の車線にいた。
梅田・車暴走事故 「世話好き」「以前は高校教員」…乗用車運転して死亡した大橋さん
産経新聞 2月25日(木)22時44分配信
乗用車を運転し死亡した大橋篤さんは、奈良県内でビル管理会社を経営。以前は高校の教員で人望もあったという。生前を知る人々は、「なぜこんな事故に…」と絶句した。
近所の住人らによると、大橋さんは数年前まで奈良市内の県立高校で教員として勤務。退職して親族関係のビル管理会社で代表取締役を務めていたが、その後も教え子らが自宅に遊びに来るなどしていたという。 知人女性(47)は「世話好きで人のことをいつも考えていた。事故を起こして亡くなったなんて信じられない」と涙声で話した。25日朝も大橋さんと会ったが、「これから講演会に行ってくる」と元気そうに話していたという。
別の知人男性(51)も「息子さんのスポーツの試合の応援に行くなど子煩悩な人だった。持病などはまったく聞いていない。こんなことになるなんて」と驚いた様子だった。
大阪・梅田、乗用車が歩道に突っ込む 2人死亡1人重体
2016年2月25日16時30分
25日午後0時35分ごろ、大阪市北区芝田1丁目の国道176号交差点付近で歩道に乗用車が突っ込み、複数の歩行者がけがをしている、と通行人の男性から110番通報があった。大阪府警や大阪市消防局によると、男女11人が負傷し、うち男女3人が心肺停止の状態で病院に運ばれた。3人のうちの歩行者の男性と、車を運転していた50代くらいの男性が死亡した。残る1人は歩行者の若い女性という。
- 「人が左右に飛んだ」繁華街騒然
曽根崎署によると、車は西から東に交差点に入って来て歩道に乗り上げて次々に歩行者をはねた後、大阪新阪急ホテル前の花壇に突っ込んで止まった。車には男性が1人で乗っていたという。署はけがをした人の身元や事故原因を調べている。
複数の目撃者によると、車は速度を緩めず、歩道に乗り上げたという。現場はホテルや商業施設が立ち並ぶJR大阪駅近くの都心部。