↑写真①:アルジャジーラの画面。ロンドンをはじめ世界中で起こっている反戦デモをレポート。
海外旅行の途中でブログを書くことはありませんが、今回は初めてです。というのもアテネとナイロビのホテルで、2023年10月7日以来現在進行中のイスラエルの件を、複数の国際ニュースチャンネル(英語放送)を見比べて感じたので記録しておこうと思います。
Israel-Gaza War (BBC)
Israel-Hamas War (CNN, France 24)
Israel at War (Fox News)
Israel-Hamas Conflict (NHK, CGTN)
Genocide in Gaza, War on Gaza (Aljazeera)
それぞれの局は経営母体に違いがありますし中立公正とは言え、その“スタンス”に差異があり、実際の報道内容にも反映されていると感じさせます。例えば、上記は画面の見出しですが、欧米メディアが「War・戦争」に対して、NHKと中国国営のCGTNは「Conflict・紛争」・・・等々です。中東やユダヤとの関与の度合いが大きく影響しているのだろうと察します。
日本のマスコミ報道は中立公正で客観的であることが徹底され、度を過ぎた過激な映像や発言を避けて世界の動向を知ることができます。しかしながら、今回、特にカタール政府等が支援しアラブ系とはいえ独立性があるとされる「アルジャジーラ」をリアルタイムで視聴して、本当に起こっている悲惨な現実を見せつけられました。正義がどちらにあるかは問題ではなく、現場からの取材映像と自社リポーターや当事者による事実を伝える言葉が視聴者に伝わるのです(写真①②参照)。
日本で、マスコミの国際ニュースを見るだけで世界の実態を十分に知ることができているのだろうか?グローバルな時代がますます進展していく中で、量的にも質的にも、国際報道の改善の必要を改めて感じました。
↑写真②:ユニセフ職員がガザの病院で生まれ続ける赤ちゃんと母親への助けを訴えています。
以上
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