写真①Tシャツ
写真②ケネディ暗殺現場(道路3車線の真ん中にX印)
写真①のTシャツは米国テキサス州のダラスで販売されているものです。これを見てケネディ大統領を思い浮かべた人はどのくらいいるでしょうか。
1963年11月22日、米国第35代大統領ジョン・F・ケネディがダラスで暗殺されました。暗殺現場近くにあるケネディ博物館は写真②の左側のビルの中にあり、事件の時の記事や写真、映像、その後の調査過程や結果などが展示されています。この事件については60年経った今でも多くの疑問が残っています。犯人が本当に誰なのか、単独犯か複数犯なのか、どのような動機で犯行に及んだのか等々、皆が納得する解明はされていません。博物館の目の前にあるパレードが行われた道路上には、今でも大統領が打たれたその場所にX印がペイントされ続けています(写真②参照)。
ケネディは米国で2番目に若く43歳で大統領に就任しました。(参考:最も若かったのはセオドア・ルーズベルトで42歳です。)Tシャツのデザインは、彼の就任演説の有名な一説です。「あなたが国にできることを問うのではなく、あなたが国のために何ができるかを問うことだ。」
翻って、今、日本は国や政府に給付金や援助策を求めすぎているように思う。コロナ禍もあって仕方なかった状況だったにせよ、改めて企業も人々も自立することが必要だと思う。そして、自分たちの行動・活動の判断基準をコスパやタイパに求めるのではなく、社会や家族や周りの人々にどれだけ役に立つのか、貢献できるかを価値評価の基準としてもらいたいと思う。年寄りの愚痴かもしれませんが、2023年2月にケネディ博物館を訪問して改めて感じました。以上
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