おうえんの森スタッフブログ

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徳島旅行:阿波踊りと鳴門の渦潮と大塚国際美術館

2023年09月13日 | 旅行

①鳴門の宿夕食

 思い出話になりますが、2022年3月に徳島県を2泊3日で旅行しました。
 徳島と言えば、阿波踊りと鳴門の渦潮が最も有名でしょうか。加えて2018年(平成30年)末のNHK紅白歌合戦で初出場の米津玄師さんの中継場所(写真⑨)となった大塚国際美術館を訪問しました。

 阿波踊りは例年8月開催の夏祭りですが、JR徳島駅徒歩10分にある「阿波おどり会館」では年間を通じて、阿波踊りの歴史や文化を学べます。館内の小ホールでは、実際に踊り手たちの実演(写真②)を2拍子の笛や三味線等の演奏者のお囃子とともに鑑賞でき、大人から子供まで初心者でも踊りに参加できる体験プログラムも楽しいです。会館ビルは会館入場料とセット料金で利用できる眉山ロープウェイ山麓駅にもなっています。眉山(びざん・標高290m)山頂の公園を往復して、四国で松山市・高松市・高知市に次ぐ4番目の人口約24万8千人の徳島市とその周辺を一望できます(写真③)。8月本番以外に徳島を訪問しても、阿波踊りをささやかながらそれなりに楽しめます。

②阿波踊り実演

③徳島市を一望

 鳴門の渦潮は、徳島市と淡路島の間の鳴門海峡で、特に満潮や干潮時に太平洋と瀬戸内海の潮の流れが激しくぶつかり合うことで形成されます。筆者は、渦潮を1998年(平成10年)に開通した本四架橋の一つ自動車専用道路の大鳴門橋(写真④)の橋げたに作られている450mの遊歩道(写真⑤)を歩いて渡り、約45m下の海面にできた渦潮(写真⑥)をしばらく見入りました。他には、鳴門公園内にある展望室の陸地からと、観潮船に乗って渦潮に近づき船上から間近に見ることができます。渦潮に関わる周辺は美しい自然景観に恵まれ、観光・宿泊施設も充実していて温泉や美味しい海産物(写真①)などが楽しめます。駐車場も整備されており、マイカーやレンタカー等で観光されるのをおススメします。

④大鳴門橋

⑤大鳴門橋遊歩道

⑥眼下に見る渦潮と観潮船

 「大塚国際美術館」は、大塚製薬グループが創業75周年事業として1998年(平成10年)に開館した、鳴門公園内にある陶板複製画を中心としたユニークな、ワンダフルな美術館です。とにかく、学校の教科書に出てくる世界的に著名な画家の名作や世界有数の美術館が所蔵する古代から現代までの多彩なジャンルの作品約1,000点が、“高品質の原寸大の陶板複製品”として展示されています(写真⑦⑧⑨)。鑑賞ルートは約4キロと表示されていますが、美術館内でゆうに半日を過ごす予定が無難です。ある意味複製品はフェイクと言えばフェイクですが、約2,000年以上にわたってそのままの色と形で残る“高品質の原寸大の陶板複製品”の技術力・美術力は凄すぎて見る人を圧倒します。関西の主な新幹線駅や徳島空港等からの高速バスやJR徳島や鳴門駅からの路線バスやタクシー、レンタカーが利用できます。正直、地方創生の意義を理解しつつも、もしこの美術館が東京や大阪等の大都市の近郊にあったら国内・海外からの来訪者が凄い人数になるのではと思ってしまいます。

⑦陶板複製品1

⑧陶板複製品2

⑨陶板複製品3

 最後に補足ですが、鳴門市には、四国にある空海(弘法大師)ゆかりの88か所の仏教寺院を巡礼するお遍路さんの出発点である、四国八十八箇所霊場の第1番札所の「霊山寺」(写真⑩)があります。四国4県を歩いて一周する距離は千キロ以上になるとか、最近はバス等による簡易な巡礼ツアーもあるのに等と思いつつ、筆者は第1番札所だけ訪れてきました。

⑩霊山寺

以上


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