新たな場所へ・・・ 2019年04月08日 | 日記 街路地を覆い隠すように咲き誇っていた満開の桜も 少しづつ散り始めました。 今年は天候に恵まれ例年よりも長く桜が楽しめそうです。 **************************** 【3月27日に撮影した画像です】 この時は、蕾も多く8分咲ぐらいでした。 真正面から観た桜の様子です。 その斜め前方、7~8メートル先に見えるのがカラスの巣です。 大きくトリミングをしています。 昨年と同じ巣を再利用する為、 細い枝を一本づつ運んでる様子を何度か見かけました。 昨年取り付けたピンクの洗濯ばさみは取れずに残ってますね。 *********************** 【4月2日の画像です】早朝7時に撮影しました。 ほぼ満開の状態です。 巣の周りも桜に覆われ目立たなくなってきました。 これなら人に見つからず済みます。 昨年はオナガとの縄張り争いも有り その後の繁殖がどうなったか知る由もないですが 今年は何とか頑張って繁殖に成功してほしいと願っておりました。 この時までは・・・ まさか、同じ日にこの様な結果になってるとは 予想もしておりませんでした。 *********************** 午後になり、カラスの甲高い鳴き声が気になり 外を確認した所、既にカラスの巣は無くなっていました。 どうやら撤去されてしまったようです。 10メートル以上の高さにある巣を撤去するのには ゴンドラのような機材を使用したのでしょう。 それにしてもこんなにきれいに撤去できるのでしょうか。 スッキリ見えるのは巣を撤去したばかりではなく、 作業する際、邪魔な枝は少し切り落としたのかも知れませんね。 ********************* ブト君。元気にしてますか? きみの心の中は悔しい気持ちでいっぱいでしょう。 母ちゃんも同じ気持ちです。 今回は運悪く、満開の桜を見上げていた人達とばったり目が合ってしまったのよね。 その時、上に巣がある事に気付かれてしまったのでしょう。 分かってますよ。きみが威嚇をしたり、攻撃する気が無くても 上から見下ろすように睨まれたら(あッ、失礼!!) 見られたら、ひょっとして攻撃されるのではと思ってしまいます。 実際に、他の仲間ではそのような前例が有りますからね。 自分は威嚇も攻撃も、何もしていないのに、何故・・・と、 さぞかし理不尽に思っているでしょう。 でも、どんなに理不尽に思っていても、人間の社会では 人間の判断が優先されてしまいます。 どの生き物たちも人間の前では皆、無力なのですから・・・ これからは人目のない安全な場所に巣を作りなさいね。 自分の子孫を残すためには用心は欠かせません。 今回の事できみは多くの事を学習したでしょう。 もし、自分の子孫を持つ事が出来たのなら、 自分の辛い経験を活かし、その子には賢く生きる術を教える事です。 今回、撤去された巣の中に卵が無かったと信じたい気持ちです。