イスタンブールの全地の総主教(正教会)バルトロメオス一世は、ニュージーランドの事件を厳しく非難。キリスト教正教会の本部は今でもイスタンブール(コンスタンチノープル)にある。キリスト教徒はマイノリティだから、今回の事件は他人事ではな… twitter.com/i/web/status/1…
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月16日 - 02:22
ヨーロッパ諸国に関しては間違い。
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月16日 - 10:54
1.極右の移民排斥が明確になったのは90年代。特に東西ドイツ再統一後。
2.当時、極右はイスラムに関心がなかった。彼らが排斥したいのは「外人」
3.「反イスラム」の排斥は中道保守、リベラルから。「… twitter.com/i/web/status/1…
今回の事件を「白人至上主義者」「極右」の問題に矮小化しない方がいい。こういう凶行に及ぶときには、その背後に無数の同調者がいる。
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月16日 - 11:00
同調者は極右や白人至上主義とは全く限らない。オランダのようなリベラルの強い国が01年以降急速に反イスラムの排外主義に傾いたのは「極右」からは説明できない
ドイツの場合、極右や白人至上主義による人種・民族排斥は基本法の強い縛りがあって表に出なかった。
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月16日 - 11:04
01年以降、急速に強まったのは外国人排斥ではなく、「イスラム教徒は我々の民主主義や人権概念を共有しない」から出て行けというイスラム教徒… twitter.com/i/web/status/1…
フランスの場合、イスラム教徒への反感や排斥感情は「彼らがライシテを無視する、ライシテなくして自由も人権もない」という共和国の理念と原則に基づいているため、何もルペンが主張するまでもなかった。「理念を共有できないなら出て行け」という主張は、フランスではイデオロギー傾向を問わず普遍的
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月16日 - 11:08
英国だけは反イスラムが表に出にくいのは、あの国が理念にしても民族にしても統一されていないから。スコットランドやアイルランドを包摂してつくった「連合王国」に旧植民地から来た「従属民」を入れたらムスリムがいたというだけ。従って存在を否定するロジックがない。ただし人種主義は色濃く残る
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月16日 - 11:15
フランスがこうなるのはあの国の成り立ちとして当然というか、国を《国より先に人がある》《社会契約によって作られた法共有共同体》と定義づける限りにおいて、同じ法や人権概念を共有できない人たちは当然として法共有共同体には受け入れられない… twitter.com/i/web/status/1…
— ショーンKY (@kyslog) 2019年3月16日 - 11:14
いや、ヨーロッパ社会は、イスラム教徒が人権意識を共有しないと思い込んでいるという意味です。実際には、世俗的な西欧社会とは異なる文脈で人権意識は当然ありますし機能しています。少なくともセクハラや子どもの虐待は少ないと言えるでしょうね。 twitter.com/raishi8/status…
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月16日 - 11:23
民主主義にしてもそうで、欧米の側のダブルスタンダードは酷いものです。トルコの選挙でイスラム主義政党が勝った時「あー、これでEU加盟も終わりだな」と言ったのはヨーロッパのメディア。パレスチナのガザでハマスが選挙で勝ったら「テロ組織だから」援助を止めたのは米国とEU。
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月16日 - 11:27
エジプトでムバラク独裁を倒した後、初めて自由選挙やったらムスリム同胞団が勝利。これは大変だと軍がクーデタを起こして民主的に選ばれた政権を潰してテロ組織指定。エジプトは援助欲しさにアメリカに接近。
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月16日 - 11:33
結局イスラム圏の指導者自身が民主主義を潰すことで欧米の歓心を買ってきたということです
26日発売です。日本の外国人労働者受け入れは何がおかしいのか、移民大陸ヨーロッパの経験。全否定でも肯定でもなく。難民問題、移民問題、外国人労働者受け入れはどうつなかっているのか。グローバルな人の動きは止められない今、共生のために最… twitter.com/i/web/status/1…
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月16日 - 11:40
白人至上主義とイスラム教徒に対する憎悪は論理的には結びつかない。当たり前だが、白人のイスラム教徒ならいくらでもいる。
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月16日 - 15:31
イスラム嫌悪というのは、差別主義者ではないと自認する人びとから向けられるものの方が、よほど危険である。
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月16日 - 15:58
彼らはイスラムが女性の人権を認めない、民主主義を理解しない、と思い込んだら最後、徹底して嫌悪する。
(最初は啓蒙を試みたが、パラダイムが違う相手は啓蒙できない事にも気付かない)
あたりまえだが、イスラム教徒は人権を尊重するし、自由や民主主義を求める。
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月16日 - 23:09
ただし、自由について考えると分かりやすいが、西欧社会の自由が歴史的には「神から離れる事で個人が自由を得た」とするのに対し、ムスリムには「神と共にあるがゆえに神の示した規範の中で享受する自由」しかない。
パラダイムが異なっているというのはそういう意味。西欧的な自由をゴリ押ししてもムスリムには通じない。西欧は過去半世紀、移民の増加によって、それに苛立っている。最初は遅れた哀れな連中扱いしていたが、実は自分達の価値について来ないと気づいた今、イスラム嫌悪はかつてない高まりを見せている
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月16日 - 23:11
タラント容疑者が、殺害すべきリストにあげていたのは、ドイツのメルケル首相、トルコのエルドアン大統領、サディク・カーン、ロンドン市長。彼らは我々の敵と。中でもエルドアン大統領は最大のイスラム組織のリーダーであり、ヨーロッパをトルコ人に侵略させた張本人として最も長い文章で敵意を露わに
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月17日 - 00:14
APのこの記事は容疑者の東欧への旅行を詳細に伝えている。
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月17日 - 02:44
注目はセルビアとボスニアの関係。容疑者の自撮り動画に流れていた音楽がボスニア紛争時にセルビアを鼓舞するものだったとして、ボスニアで反発が広がっていると。ニュージーランドで起… twitter.com/i/web/status/1…
トルコのカルン大統領補佐官。
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月17日 - 02:53
シャルリーエブドのために行進した人達は、ニュージーランドで殺されたムスリムのためにも行進するのだろうか?
[シャルリーエブド襲撃事件(2015年1月)の後、世界の指導者が集まって行進したことを指して] twitter.com/ikalin1/status…
世界の国家秩序が崩れてくるにつれて、差別に対して鈍感になるスピードが速くなっているようだ
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月17日 - 03:39
「有色人種は劣っている」→人種差別
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月17日 - 10:59
「日本人は劣っている」→民族差別
「イスラム教徒は劣っている」→差別と認識されない※
※問題はここ。民族であれ宗教であれ一つの集団を十把一絡げに「劣ってる」と言うのは明白なヘイトスピーチであり… twitter.com/i/web/status/1…
宗教について差別することをなぜ差別と認識できないのか?
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月17日 - 11:05
✳︎宗教は選べる
✳︎宗教なんて捨てられる
✳︎だって、信者はあんな事件を起こすじゃないか
イスラムの場合、これらの言説が重なり合って、嫌悪以外の選択肢がほぼないのが西欧社会の現実
この問題への学問的アプローチについて言えば、ヨーロッパ諸学はおよそ役立たずだった。
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月17日 - 11:16
この問題に対する宗教者の「宗教間対話」アプローチも、およそ役立たずであった。
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月17日 - 11:20
イスラム教徒がテロを起こすと「イスラムという宗教が暴力を肯定するからだ!」と大騒ぎする。
— masanorinaito (@masanorinaito) 2019年3月17日 - 12:36
今回のテロの後には「白人至上主義」とか「極右」とか、欧米諸国の白人キリスト教徒の皆さんにとって「突飛で異常な」思想の持ち主の犯行にしたいという明確な意思を感じる
外国人労働者・移民・難民ってだれのこと? /内藤 正典/集英社2019.3.26刊行
— 龍 隆たつ たかし-おはら野国 (@owarano1951) 2019年3月17日 - 15:42
amazon.co.jp/dp/4087816729/… @amazonJPより
考えちう】
— 龍 隆たつ たかし-おはら野国 (@owarano1951) 2019年3月17日 - 15:55
スマホに映るように生卵。その先、拡散してバズることには気はいってるようだが。引き起こしたそのあとに気が言ってるのだろうか。報道や拡散がきっかけを作っても、バズれば良いってもんじゃないだろに。
"カリフ制の本質を大まかに言うと、法の支配、正確に言うと自然法の支配です。" from "イスラーム 生と死と聖戦 (集英社新書)" pic.twitter.com/KQ4Mn4peMJ
— 小林優太 (@a_y_kobayashi) 2019年3月17日 - 14:38
法治主義とは国家が定めた法令 、つまり法律と行政命令に則って統治を行うことで 、国家が定める法律を至上のものとする発想に立っていますが 、法の支配はそれとはまったく逆で 、自然法の下に国家を置く 、という思想です 。──中田考『生と死と聖戦』
— 小林優太 (@a_y_kobayashi) 2019年3月17日 - 14:40
自然法が国家の法を超えることになります 。だから自然法に反するような国家法はすべて否定する 。西欧で言うところの自然法がイスラ ーム法と言われるものにいちばん近い 。ですから 、ほぼイコ ールで自然法の支配がカリフ制だというふうに言えます 。──中田考『生と死と聖戦』
— 小林優太 (@a_y_kobayashi) 2019年3月17日 - 14:43
西欧の政治学は人間の支配ということでしかものを考えていない 。デモクラシ ーにしてもアリストクラシ ーにしても全部そうなっています 。(略)君主制 ・独裁制は一人による支配 、貴族制 ・寡頭制は少人数による支配 、民主制 ・衆愚制は多数による支配です 。──中田考『生と死と聖戦』
— 小林優太 (@a_y_kobayashi) 2019年3月17日 - 14:53