GooBlog編_おはら野のブログ

_この世は猫のみる夢_

2,018.3.5HUFFPOSTMeToo受け、女性の裸が描かれた油絵を一時撤去。イギリスの美術館に批判が殺到「検閲だ」⑴

2018年03月05日 | おはら野の日記(ブログ版)since:2018-02-23

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス1849~1917年没。「ヒュラスとニンフたち」は1896年


YAHOO!に配信された2018年2月4日 19:28の記事https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180204-00010010-huffpost-int
全文引用
女性の姿をした妖精の裸が描かれた油絵「ヒュラスとニンフたち」について、所蔵するイギリスのマンチェスター市立美術館が一時、展示を取りやめて撤去した。

セクハラや性的虐待に対して声を上げる世界的な運動「MeToo」を受け、「議論を促す」ことが目的だったと美術館側は釈明したが、ソーシャルメディアでは「検閲だ」などの批判が続出した。

「ヒュラスとニンフたち」は1896年、ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスがギリシャ神話をモチーフに制作。美貌の少年ヒュラスが泉に水をくみに行った際、そこに住む妖精ニンフたちが彼の美しさに魅了され、底に引き込んだという物語を描いた。

作品では、ニンフたちは女性に似た姿で描かれており、上半身は裸で胸が露出している。マンチェスター市立美術館の所蔵品の中でも人気のある一つだ。

この絵画が展示スペースから撤去されたのは1月26日だった。

美術館側は、作品がかけてあった壁に次のようなメッセージを書いた紙を掲示して撤去の意図を説明。その上で来館者に対し、付箋に意見を書いて貼ってもらうよう呼びかけた。

《マンチェスターの公共の収蔵品において、私たちが作品をどう解釈し、どう展示するかについて意見を交わしたい。21世紀という文脈の中で、私たちは収蔵品について何を語ることができるでしょうか。

以下に私たちがこれまで議論してきたいくつかの考えを示します。これについてあなたはどう思いますか。

・この美術館は女性の体を「飾り付けられた受動的な形態」か、あるいは「妖艶な女性」として提示している。(イギリス芸術の全盛期だった)ビクトリア時代の幻想を乗り越えよう!

・この美術館はすべての人々に影響をおよぼすジェンダーや人種、セクシャリティー、階級といった問題が蔓延する世界に存在する。より現代に適した方法を考えた場合、作品は何を示すべきなのか。

・そのような作品とその特徴が提示しうる他の物語とは何なのか。この美術館で探求できるほかのテーマとして興味深いものは何か》

また、美術館はメッセージの末尾で、撤去は作品制作の一環であることも明示した。

《ギャラリーのメンバーが2018年1月26日夜に撤去しました。ギャラリーとその関係者が関わっています。撤去についてはビデオ撮影され、2018年3月23日から9月2日に予定されている(現代美術家の)ソニア・ボイスさんの展覧会で披露します》

それでもTwitterなどでは「作品に対する検閲だ」「行き過ぎた政治的正義(ポリティカルコレクトネス)」などと美術館を批判する意見が飛び交った。

現代美術の学芸員、クレア・ガナウェイさんはイギリス紙ガーディアンの取材に対し、「特定の芸術作品が存在することを否定することではありません」と検閲の意図を否定。あくまで議論を促すことが狙いだと答えた。

一方で、ガナウェイさんは、今回の試みがアメリカのハリウッドから世界に広まっているMeToo運動に触発されたことを明かした。

その上で、「ヒュラスとニンフたち」を含めたいくつかの所蔵品について「女性を受け身の美しい対象物とか、妖艶な存在としてしか描写しておらず、とても時代遅れ」とBBCの取材に回答。展示のあり方をめぐっても、セクハラなどの問題を考慮する必要性を示唆した。

作品は撤去から1週間後の2月3日、元に戻されたが、来館者が貼り付けた付箋には、「フェミニズムよ、めちゃくちゃになれ!フェミニストなんて恥ずかしい!」などの批判的な意見が書かれていた。

美術館は公式サイトでも意見を募集し、公開しているが、ここでも賛否が割れ、激しい議論が続いている。

関根和弘

引用終わり


そしてこちらが、HUPOSTの記事 更新 2018年02月05日 12時41分 JST(同じ朝日の記者関根和弘)
   →http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/04/take-down-hylas-and-the-nymphs_a_23352289/
全文引用
女性の姿をした妖精の裸が描かれた油絵「ヒュラスとニンフたち」について、所蔵するイギリスのマンチェスター市立美術館が一時、展示を取りやめて撤去した。

セクハラや性的虐待に対して声を上げる世界的な運動「MeToo」を受け、「議論を促す」ことが目的だったと美術館側は釈明したが、ソーシャルメディアでは「検閲だ」などの批判が続出した。

「ヒュラスとニンフたち」は1896年、ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスがギリシャ神話をモチーフに制作。美貌の少年ヒュラスが泉に水をくみに行った際、そこに住む妖精ニンフたちが彼の美しさに魅了され、底に引き込んだという物語を描いた。

作品では、ニンフたちは女性に似た姿で描かれており、上半身は裸で胸が露出している。マンチェスター市立美術館の所蔵品の中でも人気のある一つだ。

この絵画が展示スペースから撤去されたのは1月26日だった。


美術館側は、作品がかけてあった壁に次のようなメッセージを書いた紙を掲示して撤去の意図を説明。その上で来館者に対し、付箋に意見を書いて貼ってもらうよう呼びかけた。

マンチェスターの公共の収蔵品において、私たちが作品をどう解釈し、どう展示するかについて意見を交わしたい。21世紀という文脈の中で、私たちは収蔵品について何を語ることができるでしょうか。

以下に私たちがこれまで議論してきたいくつかの考えを示します。これについてあなたはどう思いますか。

・この美術館は女性の体を「飾り付けられた受動的な形態」か、あるいは「妖艶な女性」として提示している。(イギリス芸術の全盛期だった)ビクトリア時代の幻想を乗り越えよう!

・この美術館はすべての人々に影響をおよぼすジェンダーや人種、セクシャリティー、階級といった問題が蔓延する世界に存在する。より現代に適した方法を考えた場合、作品は何を示すべきなのか。

・そのような作品とその特徴が提示しうる他の物語とは何なのか。この美術館で探求できるほかのテーマとして興味深いものは何か。



また、美術館はメッセージの末尾で、撤去は作品制作の一環であることも明示した。

ギャラリーのメンバーが2018年1月26日夜に撤去しました。ギャラリーとその関係者が関わっています。撤去についてはビデオ撮影され、2018年3月23日から9月2日に予定されている(現代美術家の)ソニア・ボイスさんの展覧会で披露します。


それでもTwitterなどでは「作品に対する検閲だ」「行き過ぎた政治的正義(ポリティカルコレクトネス)」などと美術館を批判する意見が飛び交った。


現代美術の学芸員、クレア・ガナウェイさんはイギリス紙ガーディアンの取材に対し、「特定の芸術作品が存在することを否定することではありません」と検閲の意図を否定。あくまで議論を促すことが狙いだと答えた。

一方で、ガナウェイさんは、今回の試みがアメリカのハリウッドから世界に広まっているMeToo運動に触発されたことを明かした。

その上で、「ヒュラスとニンフたち」を含めたいくつかの所蔵品について「女性を受け身の美しい対象物とか、妖艶な存在としてしか描写しておらず、とても時代遅れ」とBBCの取材に回答。展示のあり方をめぐっても、セクハラなどの問題を考慮する必要性を示唆した。

作品は撤去から1週間後の2月3日、元に戻されたが、来館者が貼り付けた付箋には、「フェミニズムよ、めちゃくちゃになれ!フェミニストなんて恥ずかしい!」などの批判的な意見が書かれていた。

美術館は公式サイトでも意見を募集し、公開しているが、ここでも賛否が割れ、激しい議論が続いている。

引用終わり

翌日に、更新記事を載せたにしろ、、私が読んだ記事はYAHOO!にに転載された記事で、、いつものように原本を読んでおこうとしたら、、違うのである。一つの記事が、二つになって出回るのは、、このようにSNSに転載されて、スマホ(モバイル)で読みやすく段組されている、、でも元記事と違うってことを、誰が疑う。

この人-丹治吉順 a.k.a. 朝P朝日新聞記者-も朝日新聞の人。YAHOO!に転載された記事をベースにツイートしてる。
見当違いの、指導者然とした態度と考えを述べている。フェミニズムがそのような”上から目線”にNO!を突き付けていること、あなたのような指導者面した意見が間違っているって指摘してるんだよ!





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