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2018.7.20【telling,|ミレニアル女子へサイバラの喝!「くねくねしてんじゃねーよ!」01/文:telling,編集部 写真:坂脇卓也 2018/06/11|西原理恵子

2018年07月20日 | おはら野の日記(ブログ版)since:2018-02-23
 幼児期の体験のまま、ここまできたんだろうね。文芸や、美術、演劇、演芸など才能タレント文化がそのまま世の中で通用した時代の最後の人なんだろう。そこで行われること、出来事は常識を逸脱しても芸のうちだという時代が終わったんだよ。別の言い方したら、そんな常識は常識で無くなっただよ。ほら、呆れかえって見られてるじゃない。

 ブログの中へ、枠を作って、背景色や、上下左右の余白(の幅)を作って文章を飾るって技を見つけた。こんなことでもしていなくちゃ、やってられなかった。
by龍隆 2018.7.20




2018.7.20
telling,|ミレニアル女子へサイバラの喝!「くねくねしてんじゃねーよ!」01/文:telling,編集部 写真:坂脇卓也 2018/06/11|西原理恵子

14:54 - 2018年7月19日
ミレニアル女子へサイバラの喝!
https://telling.asahi.com/article/11596048 …
「私は男選びで3回以上、外してるから。スカウターが壊れていると自覚しています。よく、クソみたいな男と付き合う友だちっているでしょ? でも、言っても聞かないよね。」

大丈夫、高須とラブラブアピールのアンタも立派なクソだから。



以下転載
貧困や暴力の中にいた幼少期や、マンガ家になるまでの経験、アルコール依存症だった亡き夫との生活などの体験談を交え、これから社会にでる女性にメッセージを送ったベストセラー『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』(KADOKAWA)。著書の西原理恵子さんに結婚、離婚、男女の理想の関係を聞いてきた……いえ、ぶった斬られて参りました。


●ミレニアル女子へ、サイバラの喝!

離婚、結婚、そして男を見る目編


――今日はまず、いきなりですが離婚について聞かせてください。最近、離婚の二文字が頭にちらつくという既婚の友人が多いんです。どこまで我慢したら、離婚ってしてもいいんですか。

西原さん(以下、西原) そのために、「暴力の定義」を知っておいてください。暴力を受けたら、離婚をしましょう。我慢しなくていいんですよ。

――確かに、ご著書でも夫婦間の暴力について書かれていました。「え、これも暴力なの?」というものも含まれていました。
でも、今、あなたが本当はつらいんだったら、たとえ殴られていなくたって、それは暴力です。たとえば、交友関係や仕事のことを中傷されたり、あなたの人格を否定されたり、両親をバカにされたり、携帯を見られたり、物を隠されたり、自分が理不尽な仕打ちを受けていると思ったら、それは、すべて暴力なんです。(『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』より引用)

「別れられない」と我慢し続けている人は、一生別れられない

西原 それでも「でも、別れられないのぉ」と言っている人は、一生別れられないですよ。別れると決めたら、資格をとる、実家に頼る、シェルターに逃げる……やることは山ほどあるんです。

 いつまでも踏ん切りをつけずに子どもの前で「パパ死んじゃえばいいのに」なんて言っていると、子どもも学校で「死んじゃえばいいのに」って言っちゃう子になりますよ。それじゃ子どもは被害者です。

――あの、そこまで重たいのじゃなくて。なんとなく価値観が合わないな、一緒にいたくないな、というレベルの……。

西原 重たい軽いって、別にバツイチは悪いことじゃないよ。でもまあ、一気に踏み切れないのなら、少し別居して一人で考えてみるってどうですか?

世間は、言うほどあなたを見ていない

――それも世間体が気になって、我慢しようという人もいると思うんですが。

西原 それはただの言い訳。世間は、言うほどあなたを見てない。あなたは女優じゃない、ただのおばさん。世間が私をどう思ってるかしら、なんて思えることがかなり痛い。

―― ……(絶句)。

西原 自分の歳を考えて。20歳なら誰かが助けてくれるかもしれないけど、40過ぎて「私は悪くないの」って言ってごらん。「ババア、何やってるんだ」って顔につば吐かれるよ。

 あなた方は、あと数年で「ババア」って言われる歳なんです。「どうしよ、どうしよ」って言っていいのは、きれいなおっぱいとウエストの若い子だけ。

――おっぱいとウエストがないババアは「どうしよう」禁止……。

西原 だから、働きなさいって言ってるの。20歳から40歳までってね、20年あるんですよ。小中高よりずっと長いの。小中高、何もしなかったらバカになるでしょ? それと一緒で、人生の学校で何もしてこなかった人が「どうしようちゃん」になるんです。

 わかったら、とっとと顔をあらって出直してください。ここまで言っても無理なら、40、50になってもそういう人でいてください。

結婚制度はそもそも必要? 西原理恵子はこう考える

――ううぅ。そもそも、結婚制度って必要だと思いますか。

西原 あまりいいことじゃないよね。相手の家とか、墓とかが出てくるから。でも、離婚する時には子どものために相手の給料を差し押さえたり、自分だけがローンや借金を負わないように守ってくれる面はある。契約違反の時のために、結婚しといた方がいいけど、借金の問題と子どもがいないなら、結婚はしなくていいと思う。

 特に再婚同士で子連れだったりすると、籍を入れるのも面倒くさくなる。年頃の娘からしたら、知らないおじさんが突然家にいるのも怖いじゃん。そうまでして一緒にいるメリットは、大人にはないと思いますよ。お互い稼いでいて、たまにデートするくらいが一番気持ちいいんじゃない? (恋人の)高須(克弥)先生とは、そんな感じで週に1回程度会っています。

男を見る目がない人は、「正しいスカウター」を持っている友人を頼りなさい

――男を見る目について、何かアドバイスはありますか。

西原 そこはね、私は男選びで3回以上、外してるから。スカウターが壊れていると自覚しています。よく、クソみたいな男と付き合う友だちっているでしょ? でも、言っても聞かないよね。だから友だちとしては、船が港を出たら待つことしかできない。で、戻ってきたらいつも「あんな男だと思わなかった!」って言う子を、「いや、そういう男だったよ」って女ともだち全員でつっこむんですけどね。

 とはいえ、そのくらいじゃないとなかなか着床もしないからね。のぼせて、わけがわからなくなってる時は避妊もしないから。

 そんなこんなもあるから、人生、面白い方に転がるんじゃないかな。面白いから止めないけど、男選びを2回以上失敗した人は自分を信用しないで。友だちにステキな夫婦がいたら、「私に合いそうな人はいませんか?」って紹介してもらっては。正しいスカウターを持っている人を頼りにすることです。

続きはこちら《ミレニアル女子へサイバラの喝。「くねくねしてんじゃねーよ!」02/2018/06/13

結婚・出産のライフイベントを迎えるミレニアル女子は、属性も様々。久しぶりに会った友人同士で、共通の話題を見つけられずに悩んでいる人も多いのでは……。え、私だけ? そんな悩みを『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』(KADOKAWA)の著者、西原理恵子さんにぶつけると、またもやぶった斬られました。


●ミレニアル女子へ、サイバラの喝!

属性がバラつくお年頃の、女ともだちとの付き合い方編


――この年になると、独身・既婚・ママ・バリキャリ……とまわりの女子たちの属性もバラバラで、雑談に困るんです。何げなく言ったひと言が、知らない間に相手の地雷を踏んでいたりしないかな、何を話すのが正解かなって。

西原さん(以下、西原) あのねえ、あの子に何か悪いこと言っちゃったかしらって? 15歳から何も変わってないんですか。それで怒るような相手なら、もう会わなきゃいいじゃん。

そういうことを言うイタい子って、ずっと変わらないんだよね。主婦になってもバリキャリになっても、イタい。「私が、私が」ってね。相手に悪かったかもなんて言って、実は自分のことしか頭にない。

――悪く思われたくないんですよね。要はみんな「いい子」であろうとして苦しくなっている気がします。

西原 そんなにいい子ちゃんになりたい? そんなんで結婚したら、実家の親の面倒は見られなくても、義父のおむつを替えなきゃいけなくなりますよ。ひきこもりにうんこを投げられる生活。それでよければいいよ、あなたの人生なんで。

くねくねしてんじゃねーよ。

 今はもう、私たちの親の世代は「自分が散々苦労したから、あんたはそんな思いしなくていいよ。嫁におむつを替えられるなんて冗談じゃない」って言うでしょう? 天敵の姑(しゅうとめ)でさえね。自分のことは自分でやりますっていう時代になったのに、人によく思われたいって人目を気にしてるヒマがあったら、資格のひとつも取れや。
 まったく、くねくねしてんじゃねーよ。

――くねくね……。西原さんは、まわりの目が気になる時はなかったんですか。

西原 私は高校を退学になった時に、まわりもナニもなくなりました。父親が自殺して、だらだら生きるお金はない。お母さんが父親に殴られるのも見ていたから、ここにいたら自分も夫に殴られて、子どもを殴る母親になってしまう、地元の高知を出て、大好きな絵で生きていきたいって思ったの。

人の目を気にしないで、個人主義で行け

 20、30代になってもまわりの目を気にしてるなんて、小中学生の時に、好きでもない友だちと一緒にお弁当を食べて、親友づらされて、悩みを聞かなきゃいけない、あのウザさから変わってないよね。そんな友だちは、あなたを助けてくれないよ。本当に困った時に助けてくれる人ってめったにいないんだよ。だから自分の時間を大切にしないと。

 いい加減、個人主義で行こうよ。幸せになるために、己の幼さは便所に流してください。

誰かのせいに、何かのせいにしていないか?

――うーん。でも……

西原 でも、はナシ! このままだと、腐れババアになりますよ。その初期症状は、「誰かのせい、何かのせいにしている」。将来のための貯金は? 離婚することになったら? 考えることはたくさんあるでしょう。

 もし、男がこんな話をしていたらどう思う? 友だちとつまんない話をして、アイツを怒らせたかもしれない、属性の違う人とうまく話せない……って、どれだけダメか、わかりますよね。

――西原さんの友人はどういう人で、どんな話をするんですか。

 そもそも、大人になると友だちってそんなにいらないから。(小説家の岩井)志麻子ちゃんと、(編集者の中瀬)ゆかりちゃんくらいかな。会うと、収穫期のち●ぽの話をしているよ。

――た、確かに、ち●ぽの話なら属性関係ない、のか……? 勉強になります。

自分の時間をつくろう、そこには素晴らしい友だちが待っている

西原 私は水商売のバイトをしていたので、人の悪口を言う人をたくさん相手してきました。まったく悪くないお店の女の子に罵声を浴びせるような人もいた。でも、これは高い時給をもらっているから聞いていられるの。タダで人をつかまえて、タダで愚痴や文句を言うのは、ものすごくずうずうしい人だよ。そんな雑談に付き合う時間があったら、ヨガに行くなり、ジョギングするなり、自分の時間をつくっていきましょうよ。そっちには素晴らしい友だちが待っていますよ。

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと/西原理恵子/角川2017.6  山東/長浜・浅井・びわ・高月/滋賀ほか 159.6
分類は人生訓、女性ときた。




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