日本キリスト教団 尾鷲教会ブログ

三重県尾鷲市にある、キリスト教会です。
ホーリネスの群れに属しています。
昭和21年1月26日に復興されました。

幸せなら手をたたこう♪

2013年10月17日 | 行事

秋晴れの朝、四日市まで、三重地区婦人部修養会に参加しました。

講師の先生は、木村利人先生(りひと、とお読みするそうです。独語では、「光」)

早稲田大学の名誉教授で、日本基督教団霊南坂教会会員。

日本生命倫理学会会長、etc. たくさんの肩書の中で、目に留まったのは、「幸せなら手をたたこう」の作詩者!!

先生は、御年79歳、学生時代に作詞されたそうです。フィリピンで学生ボランティアされてた時、子供たちが手をたたきながら歌っていたメロディに、

詩篇47篇1節「すべての国々の民よ。手をたたけ。喜びの声をあげて神に叫べ」

から、閃かれたそうです。オリンピックにも用いられたこの歌は、坂本九さんにも歌われ、世界的に広まっていきました。

後日談として、リビングバイブルが出た際、エペソ5章8節の「光の子らしく歩みなさい」が、「態度で示しなさい」という訳になるのをみて、

「後半の歌詞も、聖書的になってしまった」と笑いながら、紹介されました。

 

尾鷲教会からの修養会出席者のコメントを紹介します。

「木村利人先生と日野原先生の対談の本を婦人会で回し読みをします。」

「若々しくお話しされ、インフォームドコンセントの必要性など、大変よくわかりました。」

「科学の利用については秘密裏に実行されるではなく、民意の了解を得てからにしてほしいと実感した。」

「特にABCなどの化学兵器、ヒトゲノムなどが、人類の祝福のために用いられるのでなく、ジェノサイドにつかわれないように、見張らなくてはならない。」

「インフォームドコンセントについては 自分の命をしっかりと守るためにも、患者側が、より積極的に真実を聞く必要があると思った。」

「医者中心の医療から、患者中心の医療へ、変わらねばならない、という武見元医師会長の意識の変化が印象に残った。

 しかし、人は、究極、自己中心、という落ちが、くすっと笑えた」

日本は、ホスピスの理念もそうだが、インフォームドコンセントは、ようやく浸透し始めたばかりかな、と感じました。」