以前 心にとまった言葉のひとつに 次のようなものがありました。
そのとき手近にあるものを 追いかけ 見つけ、すごいと思って好きになり、素直に反応していく。
あとから振り返って、つまらないものに見えても、そんなことはどうでもよろしい。
これはアメリカの作家 レイ.ブラッドベリさんの言葉らしいです。
その瞬間、強く惹かれる想いというのは、後々の自分の人生にとって とても意味のあるものだということが、年齢を重ねるごとに実感できます。
私の場合たとえば、若い時期に夢中になったアイドル関連のものとか コレクションしたものとか、けっこう捨てずにまだ残っています。
今見ると、あの頃と同じときめきはもう感じません。
「あの頃は、こんなことにけっこう無駄なお金使ってたな~」と、
半分呆れるような気持ちになることも あるにはあるのですが。
でも、不思議なもので その頃夢中になった自分の気持ちの高まりは、心の記憶にきちんと刻まれているようで、思い出すと元気になれるのです。
あの頃 夢中になれたものがたくさんあったからこそ、なにかに挑戦する勇気はもらえたのだろうし、それが生きる力にもなり、今の自分がある気がします。
ここ数年は介護で疲れ、なにかに夢中になれる心のゆとりはありませんでした。
でも ここにきてようやく、夢中になれるものが次々見つかり、混乱しています(笑)