こういう不思議な話を耳にしたことはないですか?
霊能力のある人が、夜中に寝ている最中に、現実に存在する場所などに自分の霊体だけ飛ばして、様子を見てくる、といったような。
以前、オーラの泉という番組で、江原啓之さんが、ある回にゲストに呼ばれていた森公美子さんとは仲が良かったらしく、収録前日の夜に、森さんの家に霊体を飛ばしてちょっと様子を見に行ったというお話をされていました。
森公美子さんもかなり霊能力を持っている方で、江原さんの霊体が様子を見に来たことは気づき、「江原さんでしょ?」と、その霊体に向かって声をかけたと言っていました。
このての話は、霊能力のある人にとっては当たり前のことのようで、霊体を飛ばし見てきたときに部屋にあったものなど、その住人しか知り得ないようなことまで、まるで実際に見てきたように語ることもあります。
ってことは、幽体離脱って本当にできるの!?
ま。私は概ね信じている人ですが、一方では、それって金縛りのときに起こる睡眠麻痺、入眠時幻覚とは違うのかな? という疑問も生じます。
それは私も何度か体験しているのでわかるのですが、身体はまだ眠っているのに、脳だけ覚醒してしまい、妙にリアルな夢のような映像が見えてしまう現象です。
いろいろ調べてみてわかったことは、その状態で意識して何かをイメージしてみると、そのイメージしたものが かなり鮮明に目の前に広がるらしいのです。
たとえば海とかイメージすると、目の前には海が、特定の自分物をイメージしてみると、その人物がかなりリアルに見えることもあるらしいのです。
今度この現象が起こったら、なにかイメージしてみたり、少し動き回って冒険してみようかなという思いもあるものの、万が一、戻ってこられなくなったらどうしよう、という不安の方が大きいので、今の私には無理かもしれないな(^_^;)
幽体離脱して他の場所に飛べた、と言っている人の中には、この脳内だけで処理されている映像を見ているケースもあるのかもしれないなぁとは思います。
でも、記憶やイメージだけでは説明のつかない、実際にあるものやその瞬間にそこに居合わせない限り知り得ない情報を得られていたとしたら、それはやっぱり幽体離脱してきたんだろーな、と信じてしまいます。
突き詰めて考えていくと、いつも自分が見ている夢も、すべてが脳内だけで完結されているものとは限らないんじゃないか、と。。そんな風に思える気持ちが強くなってきています。