私が実践している、言葉とイメージを使って気持ちをコントロールする方法のひとつを紹介します。
今回は特に「怒り😠 」に効果的かなと思います。
誰かに対して怒りを覚えたり、自分ばかりが損をしているような気持ちになったり、そんなときに真っ先に頭に浮かんでくるのは 誰でもネガティブな言葉になりますよね。
「頭にくるー!」とか、「もうあんな奴なんか、大嫌いだー!」とか、「なんで私ばっかりー!」とか。
でも、荒ぶる感情に任せた言葉を思い浮かべてしまうと、気持ちは一向に鎮まらなくないですか?
そこであえて、「ありがとう」という言葉を思い浮かべてみるのです。
なにに対してありがとうなの!? なんてことは、考える必要はありません。
「ありがとう」という言葉を思い浮かべてみるだけでも、心の中に渦巻いていた怒りの感情や、心を乱すネガティブな思考は、さーっとキレイに洗い流されていくような感覚になります。
言葉の力だけではなかなか気持ちが変わらない人は、イメージ力も使ってみて下さい。
例えば、怒りに燃えた自分の心に、聖水のシャワーをかけるようなイメージであるとか。
イライラして混乱した感情や思考のガラクタを、大きな掃除機が一気に吸い上げきれいにしてくれるイメージとか。
そんなイメージと共に「ありがとう」と唱える(思い浮かべる)と、さらに効果はあると思いますよ。
怒りの感情を持つことは、人として自然のことだし、それを無理に抑え込む必要はないと思うのですが、その怒りの感情にいつまでも振り回され支配されないための手段として、言葉とイメージの力を借りて鎮めることは有効なのではないかな、と私は考えています。
ありがとう、という言葉は、怒りを静めるだけではなく、オールマイティーな言葉ですよね。私も意識して使うようにしています。
でも、自分がお客や患者の立場で「ありがとうございます」と丁寧に言葉にしている人は、意外と少ないように見受けられます。
公の場で誰に対しても「ありがとう」「ありがとうございます」と、自然に言える人を見ると、そんな人はやっぱり、オーラが輝いているような気がするんですよね~。
(・・・って、私にはオーラは見えませんけどね(^_^;))