夢というのは、無意識の領域に深く入り込んでみているものだと思えるので、夢と無意識との関係については、私の中では年々、とても関心が強くなってきています。
以前、ダウンタウンの松本さんがMCをやっている「人志松本の酒のツマミになる話」というトーク番組で、明晰夢についての話題が出たことがあります。
明晰夢というのは、夢の中で「これは夢だ」と自覚しながらみることのできる夢のことなのですが、松本人志さんも見られるといってましたし、そこに出演していた新庄剛志さん、千鳥の大悟さん、EXILE SHOKICHIさんも、みることができると言ってたのにはビックリ!
さらに驚いたことには、新庄さんとSHOKICHIさんは、明晰夢をみている途中に目覚めてトイレなどに行ってきたとしても、また続きの夢をみることができ、思い通りに夢を操作することができると言っていたのです。
私も今まで数回は明晰夢をみたことはありますが、そのほとんどがその状況に慌ててしまい、思い通りに夢を動かすなんて試みはできませんでした。
夢を自由自在にコントロールできるって、どんな感じなんだろう。
自分の思い描いた世界が実現出来たり、会いたい人と会えたりできるとしたら、最高だな~とは思うけれど、毎晩それだと疲れそうかな。。(^^;)
うん。やっぱり普段見る夢は自分の無意識にお任せしちゃって、「なんか、夢みたような気もするけど、覚えてないなあ~」なんて感じのモヤモヤしたゆるいトーンで目覚めた方が、休息感は得られた気がするかも。
でも、たまには明晰夢の中で亡くなった両親と会ってみたい。
今まで、完全な明晰夢ではないけれど、半分覚醒したような意識の中で両親と会った夢なら最近よくみます。
「これは夢だから目覚めたらきっと両親は消えてしまう」ということを夢の中でわかってはいるのです。
「だから消えないうちに、たくさん触れておこう」と思って、触れた感触もしっかり得られるのです。
でも、消えないようにコントロールすることはできないし、私自身の意識も、完全に覚醒した状態とは違うのです。
最近こういった、中途半端に覚醒しているような半明晰夢とでもいえるような夢はよくみるようになってきました。
夢の世界を探求する気持ちが強くなっているので、無意識の領域にも、ちょっとずつ深く入り込めるようになってきたのかな。
無意識の領域には、自覚できない自己の潜在的な力も宿ると言われているし、そこに通じるパイプを太くしていきたい気持ちは高まっています。
そしてそこには、霊界を知ることのできる道もあると私は信じているのです。
芸能人やスポーツ選手など、有名になれる人の多くは、この無意識の領域とのつながりがとても深いので、明晰夢を見る人は多いのかもしれない、と今回は改めて思いました。