「ホンくんチズくんー九」
本のホンくんと地図のチズくんは、とある図書館に住んでいた。ホンくんはたまに借りられて、出かけてしまう。チズくんは、話し相手の中の一人がいなくてチョット寂しかったりする。そこにホンくんがもどってきた。
ホンくん「ただいま、チズくん。」
チズくん「おかえり、ホンくん。今回はどんなところだった?」
ホンくん「音楽好きの人のところだったよ。」
チズくん「へえ、どんなタイプの音楽だった?」
ホンくん「テレビやラジオで普通に流れているもので、カラオケにもいっているみたいだったよ。」
チズくん「ふうん。最近の歌は歌詞が長いから大変だよね。」
ホンくん「昔はもっと短かったから覚えやすかったよね。」
チズくん「テンポもゆっくりしていたから、歌いやすかったかもしれないね。」
ホンくん「それに幅広い世代に歌われていたよね。」
チズくん「みんなが知ってるって感じだったよね。」
ホンくん「今は若い人とシニア世代では好みがかなり違っているかもしれないね。」
チズくん「昔は、みんなでテレビを一緒にみることが多かったら、共通してたけれども、今は、バラバラなことが多いし、ユーチューブや他のメディアもあるから、興味が一致しずらくなっているよね。」
ホンくん「音楽を聞くにも、昔はレコードやシーディーだったけれども、今は、ダウンロードすることになってきているから、だんだん物としては残らなくなってきているよね。」
チズくん「今はパソコンでもシーディー読み取り機がついていなくて、直接ダウンロードすることになってきているから、データ通信量が多くなっているよね。」
ホンくん「昔は、レコードやシーディーが何枚売れたとかいってたけれども、今は配信量がどれだけだというのが基準になっているよね。」
チズくん「昔はレコード会社がしていたことを、今は、個人でもできるようになってきているから、自由度は増しているよね。」
ホンくん「突然知らない間にヒットしてたってこともありそうだね。」
チズくん「昔は、テレビ番組やシーエムで流れていてっていうことが多かったから、何となくどこかでは聞いていたっていうことが多かったよね。」
ホンくん「だから、昔の曲をカバーして流れていたりすると、懐かしく感じるよね。」
チズくん「他の人に提供した曲を、自分でカバーしているというのもチョット趣が違っていいよね。」
ホンくん「作詞作曲のときにペンネームを使っている人の場合は、チョット難しいよね。」
チズくん「歌を作るとき、歌詞が先の場合はわかりやすいけれど、曲が先の場合は、言葉を当てはめていくのは難しそうだね。」
ホンくん「外国の曲をカバーする場合は日本語を当てはめるときに同じことが起こるよね。」
チズくん「たまにクラッシックの曲を今風にアレンジして、歌っている場合があるよね。」
ホンくん「よく知っている原曲だと親しみがわくよね。」
チズくん「昔、合唱をやっていたことがあって、その時は歓喜の歌を大人数で交響楽団と一緒に演じたことがあったけれども、その音量たるや大変なもので、歌っている自分自身の体がスピーカーのように響きわたっている感じがしたよ。」
ホンくん「その気持ちのよさが、カラオケが流行っている理由だよね。」
チズくん「夢中になると、次に自分が歌う曲を決めてて、他の人の歌を聞いていないってことにもなるよね。」
ホンくん「申し訳程度に、タンバリンやマラカスを鳴らしているってところだね。」
チズくん「画面のビデオを見てるってこともあるよね。」
ホンくん「カラオケもエイトトラックからレーザーディスク、そして通信へと変化してきているよね。」
チズくん「個人での楽しみ方も人の歌を聞くだけでなく、自分で作って配信するというところまで変化してきているから、ヒットの仕方も多様化して、ある特定の人だけが知っているってこともこれからはあるかもしれないね。」
ホンくん「ターゲットがかなり絞られたものとなった曲が増えてくるかもしれないね。」
チズくん「おっと、そろそろ閉館時間が近づいてきたから、この話はこの辺にして、また、次の機会にすることにしよう。それじゃ、おやすみなさい。」
ホンくん「そうだね。おやすみなさい。」
おしまい
本のホンくんと地図のチズくんは、とある図書館に住んでいた。ホンくんはたまに借りられて、出かけてしまう。チズくんは、話し相手の中の一人がいなくてチョット寂しかったりする。そこにホンくんがもどってきた。
ホンくん「ただいま、チズくん。」
チズくん「おかえり、ホンくん。今回はどんなところだった?」
ホンくん「音楽好きの人のところだったよ。」
チズくん「へえ、どんなタイプの音楽だった?」
ホンくん「テレビやラジオで普通に流れているもので、カラオケにもいっているみたいだったよ。」
チズくん「ふうん。最近の歌は歌詞が長いから大変だよね。」
ホンくん「昔はもっと短かったから覚えやすかったよね。」
チズくん「テンポもゆっくりしていたから、歌いやすかったかもしれないね。」
ホンくん「それに幅広い世代に歌われていたよね。」
チズくん「みんなが知ってるって感じだったよね。」
ホンくん「今は若い人とシニア世代では好みがかなり違っているかもしれないね。」
チズくん「昔は、みんなでテレビを一緒にみることが多かったら、共通してたけれども、今は、バラバラなことが多いし、ユーチューブや他のメディアもあるから、興味が一致しずらくなっているよね。」
ホンくん「音楽を聞くにも、昔はレコードやシーディーだったけれども、今は、ダウンロードすることになってきているから、だんだん物としては残らなくなってきているよね。」
チズくん「今はパソコンでもシーディー読み取り機がついていなくて、直接ダウンロードすることになってきているから、データ通信量が多くなっているよね。」
ホンくん「昔は、レコードやシーディーが何枚売れたとかいってたけれども、今は配信量がどれだけだというのが基準になっているよね。」
チズくん「昔はレコード会社がしていたことを、今は、個人でもできるようになってきているから、自由度は増しているよね。」
ホンくん「突然知らない間にヒットしてたってこともありそうだね。」
チズくん「昔は、テレビ番組やシーエムで流れていてっていうことが多かったから、何となくどこかでは聞いていたっていうことが多かったよね。」
ホンくん「だから、昔の曲をカバーして流れていたりすると、懐かしく感じるよね。」
チズくん「他の人に提供した曲を、自分でカバーしているというのもチョット趣が違っていいよね。」
ホンくん「作詞作曲のときにペンネームを使っている人の場合は、チョット難しいよね。」
チズくん「歌を作るとき、歌詞が先の場合はわかりやすいけれど、曲が先の場合は、言葉を当てはめていくのは難しそうだね。」
ホンくん「外国の曲をカバーする場合は日本語を当てはめるときに同じことが起こるよね。」
チズくん「たまにクラッシックの曲を今風にアレンジして、歌っている場合があるよね。」
ホンくん「よく知っている原曲だと親しみがわくよね。」
チズくん「昔、合唱をやっていたことがあって、その時は歓喜の歌を大人数で交響楽団と一緒に演じたことがあったけれども、その音量たるや大変なもので、歌っている自分自身の体がスピーカーのように響きわたっている感じがしたよ。」
ホンくん「その気持ちのよさが、カラオケが流行っている理由だよね。」
チズくん「夢中になると、次に自分が歌う曲を決めてて、他の人の歌を聞いていないってことにもなるよね。」
ホンくん「申し訳程度に、タンバリンやマラカスを鳴らしているってところだね。」
チズくん「画面のビデオを見てるってこともあるよね。」
ホンくん「カラオケもエイトトラックからレーザーディスク、そして通信へと変化してきているよね。」
チズくん「個人での楽しみ方も人の歌を聞くだけでなく、自分で作って配信するというところまで変化してきているから、ヒットの仕方も多様化して、ある特定の人だけが知っているってこともこれからはあるかもしれないね。」
ホンくん「ターゲットがかなり絞られたものとなった曲が増えてくるかもしれないね。」
チズくん「おっと、そろそろ閉館時間が近づいてきたから、この話はこの辺にして、また、次の機会にすることにしよう。それじゃ、おやすみなさい。」
ホンくん「そうだね。おやすみなさい。」
おしまい
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