以前から興味があった、「文化のみち 二葉館」へ行ってみました
名古屋城から徳川園周辺にわたり、「文化のみち」と名付けられて整備されているこの地区の中にありまして、
なにやら大正ロマンな館が建った時には驚いたもんです。
近くに建っているので、いつでも行けると思い はや数年… やっとでございます
入館料200円 安かった
この館「旧川上貞奴邸」とも申します。 日本の女優第一号で、パリ万博でも踊った「川上貞奴」さんのことです
明治の時代「日本の電力王」と呼ばれた「福沢桃介」さんと一緒に住んでいた洋館です。(移築・復元したのです)
「電力王」というだけあって、電気の素晴らしさを伝えるために、ふんだんに電気の光を灯していたとか…
財界人や文化人のサロンになっていたとか… ゴージャス
中に入りますと…
大広間
螺旋階段を貞奴さんが降りてきそう…
日本製のステンドグラス
アーチ型の窓
館を建てる時、貞奴自身の意見も沢山取り入れられたそうです。
各部屋(展示室になってる和室)のランプシェードなんかも貞奴が選んだんでしょうかね 可愛いらしいです
これ、欲しい
これも、いいな~
1部屋だけ中国風の部屋がありました
これもステキ!
配電盤
貞奴さん このドアの前で写真を撮ったのかな
福沢は既婚者だったんで、貞奴さんとは 今の時代でいえば ふりん~ てことでしょうけど、当時としては
よくあることだったんでしょうね~ 奥様も少なからず受け入れていたとか…
ただ、この二人、若い頃に出会っており、 別々の道を歩くも、人生の最後のほうで一緒になれたということらしいです
お互いを想いながらも一緒になれなかった時間を取り戻すかのような、幸せな日々だったんでしょうかね
貞奴も、事業を推し進める桃介をよく支えて、恋人というだけではなく、ビジネスのパートナーとして、とても貢献したそうです
貞奴のお墓は、岐阜県各務原市にある貞奴自身が建てた「貞照寺」というお寺にあるそうです。
各務原市ですよ~~ 訪ねてみようと思います~
(終)
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