PANTA ACOUSTIC LIVE2012
曙橋Bar461 2012.5.12(SAT)
PANTA with 菊池琢己
行ってきました♪PANTAのライブ、私、なんだか随分久しぶりだなあ~と思って、振り返ってみたら、なんと前回の参加は、去年11月6日PANTA ソロデビュー35周年記念ライブ第二夜 初台ドアーズでしたので、ちょうどもう半年ぶりにPANTAに会うことが出来ました~!!
お懐かしや♪'
・・・・半年ぶりに見たPANTAは・・・・。うーむ。半年前も太っていましたが、・・・・・・その後ますますさらに「大きく」なられたようで(^^; はい。大きいな、という第一印象でした。
今回の会場は、キャパが30人!?と告知されておりまして、たったの「30?」っていったいどんな?と思っていましたが、「Bar」とありましたので、いつぞやの・・・静岡のスナックバロンでのライブみたいな感じなのかな?と、最初は想像していました。カウンターが長細くあって、奥深い店内で、座席とテーブルがあって?みたいな。
そしたら、今回、行ってみたら、そこはまったく想像していたのとは、違った感じでした。ええっ!?という「狭さ」でした。
椅子とテーブルではなくて、こじんまりした一角にひしめくようにコンパクトな椅子がぎっしり並べられていました。
私は、諸般の事情で、今回会場に到着したのは、開場してから30分後、18時半過ぎくらいでしたので、もう場内は観客がぎっしりと、その狭い空間にひしめいて着席していました。
もう、とても中まではいりきれない感じ・・・。入り口で待機していると、お店の方が、名前を尋ねてきて、私のために新たに出入り口付近に椅子を持ってきて、置いてくださいました。
なので、人が出入りするときには、立ち上がってどかなければならないような位置ではありましたが、むしろ遅れてはいったわりには、ライブを鑑賞する位置的にはPANTAも琢己も、ちゃんとしっかりよく見える位置で、距離としてはもう、この狭さですから、入り口付近の一番店内で「遠い」位置だとしても、通常のライブ会場においての最前列クオリティ?というか、どこにいても、もう十分に近すぎる距離でした。(ですから、むしろ、ここの最前列の椅子なんかだと、もう、あまりにも近すぎて、くらくらしちゃうんじゃないか?というか、身動きできず?演奏者のツバが普通にしてても飛んでしまうんじゃないか?みたいな、アーティストの毛穴、息遣いも手にとるように伺える?みたいな・・・それはもう「キケン?」な近さでありました。あんなに近いんじゃあ、もう、なんか落ち着いて聴いてられないんじゃないのかな?みたいな・・・ハタから見ていてハラハラするような・・・・。
私も、過去、幾度となく、「近く」でPANTAのライブは聴いてきましたが、こんなに「密集」した「近さ」ってなかったのではないかな・・・さすがに・・・と思いました。
それにしても、こないだの大阪のまるでどこにも宣伝されなかったSOMAというライブハウスでは、スタンディングキャパ300くらいあるような場所で、観客30人もいなかったそうですが、同じ30人でも、今回みたいな面積の空間で、30人がぎっしり「密着」して満杯になっていると、たかが30人ですが、されど30人で、スカスカ、ガラガラよりも、ずっとずっと、雰囲気はよかったです★
なかなか、面白い?というか、貴重な経験の出来たライブとなりました。30人が、スタンディングではないまでも、椅子に座りつつ、めいっぱい、くっついて密集していますと、もうそれだけで「熱気」で店内は、暖房でもはいっているのか?と思うくらいに暑かったです。昨日は、春にしては外の気温は寒くて、これは服装を誤ってしまったなーと思いつつ、やってきたのでしたが、寒がりの私でも店内はむしろ暑くなっていて、すぐ後ろの出入り口、開けてもらえたら、外の外気がはいりこんで、とても涼しくてありがたかったです。
でも、ほんと、何百人入るべき場所に30人とかだと、そうとう空気も雰囲気も「寒々」としてしまいますが、この30人で「超満員」のキャパシティでは、気温も暑くて、観客もなかなか「熱く」て、なかなかどうして、盛り上がっていて雰囲気がよくて、楽しかったです。
PANTAも元気そうで、楽しそうでした。・・・・思わず冒頭に書いてしまいましたが、半年前よりもさらに太って、大きくなっていたのには・・・ま、まあ、顔の大きさは、振り返る90年代後半から2000年代の始めあたりの頃もあんなでしたし・・・。人間歳をとってからあんまり痩せると、顔はしぼんでしわくちゃになってしまいますから、それを思えば、むしろ2000年代の顔がまんまるだった頃みたいになってて、それこそ10年くらい前の雰囲気のままで「若返った?」というか、若いままな雰囲気があって、しわくちゃにしぼんで貧相な痛々しい感じがするようなのよりも、今は私はこれでよいと思います(⇒ま、正直なところ、半分は言いきかせてますが・・・・爆)
でも、顔は良いのですが、「体形的」には、メタボがすぎるという気はしました・・・・(特におなか)。
健康のためには、痩せすぎてもいけない・・・でも、あまり太りすぎても・・・。そのあたりは、コントロール難しいんでしょうけど。
・・・・でも、なによりも、元気そうでなによりでした。そこは、安心しましたし、嬉しかったです。
MCでは、全曲ライブ終了後に、無理がたたって患ってしまった肺の病気のことも、その正式な病名とともに、少しお話されていましたが、今も、定期的に検査されているようですが、経過は良好とのこと!!本当に良かったです。場内からも拍手が。
個人的に、私が、今の、ここ近年の・・・これまでのPANTAに対して感じること、思うことは、書き出せばもうたくさんありますけど・・・。もう、それをいちいち書くのはやめることにしました。
このブログは、もう、そんなにPANTAのファンの人たちも、見てはいないと思いますが、それでも、熱心なPANTAのファンの人たちは、めざとく読みにきてくれるやもしれません。
ここで、個人的な思いや、考えや、要求や欲求や・・・そういうことを書くことの意味が、今はもう、あまりないような気がしています。
私も、長年、このアーティストをおいかけ続けてきて、思い入れや、愛着はもちろん今も失せてはいない部分もあるにはあると思いますが、それまでみたいに、見ること、聴くこと、経験したこと、すべてが「全肯定」というか、良いことばっかりも書き続けていられなくなってしまいました。
もともと、書き出すと止まらなくて、嘘も書けない性格で。
だけど、こういう不特定多数が、閲覧できる場において、絶賛、賞賛、よかったことならば、いつだって大勢に広めたいと思えますが、そうじゃないことは。
批判というか、否定というか、そういう感想や思いを、自分の中で、「自分のためにだけ」書き残すこと自体は、問題ないにしても、それが、不特定多数、どんな人からも閲覧できてしまう場で?、ということについては。それはやっぱりやってはいけないことだろうと思いました。いくらそれが、愛情ありあまって・・・のことであろうと。
かといって、それまでも、批判的な感想や、ここはこう思ってしまった・・・みたいなことは、過去ログ記事にも、まったくないわけではありませんでしたが。
あくまで、自分の記録として書き残していきたいと思って書き続けていましたが、だんだんそれも厳しくなってしまったみたいです。
そもそも、私は、「評論家」でもなんでもないわけだし。ましてやPANTAの親戚でも友達でも、関係者でもありません。
なのに、一時期、まるで自分はいったい何者なんだ?どこの関係者なんだ?と自分でも思い、人からも思われた時期もありました。
でも、そうなってくると、公平に?冷静に、アーティストに接することは出来なくなってしまいます。・・・・なんか、そういう世界?というか、そういうのが、だんだんつらくなっていきました。かつて、憧れの、手の届かない、夢の人、誰よりも尊敬すべき、どんな世間の国民的ミリオンセラーな歌手やビッグネームの、誰もが名を知るテレビのスターたちよりも、自分にとっては、そんなことはどうでもよくて、さらにずっとずっと超越して、あこがれて、尊敬して、崇拝的な感覚でいたアーティスト・・・・・。
そんな人と、初めて握手してもらった・・・サインしてもらった・・・あの頃の、天にものぼる感動は今でも忘れられません。そう、それはずっと、いつまでも。
今でもふと、目をとじれば・・・・あの頃のままの、あの頃の感覚で舞い上がって震えながら口も聞けなかった自分が蘇ります。
私は、きっと、そういうロマンティストで、今もあり続けていたいのかもしれません・・・。だから・・・。
そして、それ以降に続く文章については、自粛します。
いつまでも、どこまでも、ずっとずっと、一生ついていこうと、ついていけると誓ったあの日・・・。いつまでも、自分もあの方も、変わるものかと、変わりはしないと思っていた日々。
だけど、昨日のライブは、とにかくPANTAの元気な姿と、笑顔が見れて、本当に良かったです。
声も、よく出ていました。これならまだまだ大丈夫。まだまだ、がんばって元気な姿と、すばらしい歌を、その声で聞かせ続けていて欲しいです。
2012.5.12 曙橋【セットリスト】
1.Tambourine(89年「P.I.S.S」より)
2.今はすべてを忘れて (85年「反逆の軌跡」より)
3.トリックスター (80年「1980X」より)
4.沈黙のなかで (「狂った一頁」2010.3.20ドアーズで披露された無声映画「狂った一頁」をテーマにした書下ろし曲から)
5.次の一頁 (同上、そのメインテーマソング?)
6.来歴 (2007年「オリーブの樹の下で」より)
7.ライラのバラード (同上)
【休憩】
8.死んだら殺すぞ (2009年「俺たちに明日はない」より)
9.俺たちに明日はない(アウトテイク)(同上)
10.時代はサーカスの象にのって(2008年シングルリリース)
11.五月雨にスラー (85年「反逆の軌跡」より)
12.三文役者 (76年「PANTAX'S WORLD」より)
13.フロイトは大嫌い~イフゲニア(84年「16人格」より)
14.マーラーズパーラー (76年「PANTAX'S WORLD」より)
【アンコール】(キャパの関係で、退席、インターバルなしのまま)
15.Yes or No (85年「反逆の軌跡」より)
16.Audi80 (80年「1980X」より)
17.7月のムスターファ (2007年「オリーブの樹の下で」より)
冒頭、一曲めは、私がPANTAを知って、初めてファンになったリアルタイムなアルバム、「PISS」からいきなり始まりました。
その後に続いた、私の大好きな「反逆の軌跡」から、「今はすべてを忘れて」・・・・・・。今はすべてを忘れて・・・・・そう。すべてを忘れるんですね・・・・。
そして、HALの名曲、「トリックスター」と続いた流れは、良い選曲だなあ♪と嬉しくてノリノリでした。
さらに嬉しかったのは、もう、ずっと、待望、個人的には念願だったあの、狂った一頁から、二曲が聴けたことです。これは嬉しかった。これが聴けただけでも、来た甲斐があったと思えました。
この「狂った一頁」の楽曲は、2010.3.20初台ドアーズで開催されたライブでのみ、初披露されました。
そのときの様子⇒http://blog.goo.ne.jp/pantax29/e/1897a66f455646ef3213de5731c282f9
上記の過去ログ記事にも書きましたが、私はこのときの演奏が、ものすごく気に入って、感動しました。こんなすばらしい作品、早くカタチに、商品化してリリースされることを、願っていました。なのに、その後時は流れてもうそれからあっと言う間に2年以上すぎてしまいました。しかし、まさか2年経って、忘れた頃に、しかもこんなアコースティックなカタチで、聞けるとは!!!!!
でも、やっぱり、良い曲です。出来れば、あのときのように頭脳警察のフルバンドメンバーで、そして他の曲も聴いてみたかったです。
まあ、バンドのライブではないので、それはもともと無理ですが。
欲を言えば、あと「戒め」という曲も聴きたかったかなあ。
でも、「次の一頁」が思いがけず聴けたのは本当に嬉しくて。私はこの手の曲、好みなんですよねえ。
当時購入したリーフレットに記載されていた、この曲の歌詞だけでも、ここでご紹介してみたくなりました!!
ほんとうに、こんな良い曲が、大勢の耳に届けられていないのは勿体ないと。
せめて、歌詞だけでも・・・・。
『次の一頁』 作詞 PANTA
雨だれに身を隠す 青い鳥を見つめ
旅の支度をしている もう帰れないだろう
またいつの日か 会えるだろう
次の頁めくれば
その時まで その時まで
いまは さようなら
昔話の中に 閉じ込められるより
新しい一頁 白紙に殴り書き
またいつの日か 会えるだろう
次の頁めくれば
その時まで その時まで
いまは さようなら
想い出を詰め込んで 物語は終わる
夢幻のように過ぎ去り 楽しんでくれたかい
またいつの日か 会えるだろう
次の頁めくれば
その時まで その時まで
いまは さようなら
大好きなアルバム「反逆の軌跡」から4曲も選曲されていたし、中でも、嬉しかったのは、すごい久しぶりに聞けた「YES OR NO」で。これ、パンタ自身もとても嬉しそうに歌って笑顔を見せていたのが、とても印象的でした。
次に続いた「アウディ」もよかったです。
やっぱり、HALとか、ソロアルバム楽曲とか、最近聴けていなかったのが聴けるととても嬉しいですね。
もう、あっと言う間の、二時間弱でした。
7時過ぎにスタートして、間に休憩を挟んで、終了は9時ですから、正味演奏は一時間半くらいだったかも・・・・。
正直、ちょっと、物足りない気もしましたが・・・。
もう、あんまり無理ばかり要求は出来ないかなあって、思っていたりします。
それよりも、健康で、元気で、各地で、良い歌を、まだまだ長くたくさん、歌い続けていて欲しいです。
このパンタのアコースティックライブツアーは、この日は初日で、以降、関東近郊を、これから来週、さ来週とか、続きますが、私は、来週は、泉谷しげるの「全曲制覇ライブ」にかけつけます!!
頭脳警察の「全曲ライブ」もありましたが、言い出したのは泉谷が先でした(笑)まさか、あのPANTAが、泉谷よりも、早くそれを行動に移して、実現させようとは・・・・とか、当時は思ったりしたものです。
泉谷しげるは、毎月一回づつのペースで、先月からその、自らの全キャリア300曲の「全曲制覇」にとうとう挑戦をスタートさせました。
先月も私は参加しましたが、泉谷の場合は、正統派で初期アルバム順で、曲目も収録順に忠実に次々演奏していきます。
ただ、泉谷は、それだけでは終わりません。それに加えて、ほやほやの新譜曲も披露し、ライブ定番のスタンダード楽曲で最後は暴れまくります。
そんな内容なので、四月のスタートライブは、4時間半の長丁場でした(^^;
ああ、これは決して、昨日のPANTAの2時間弱ライブに対して嫌味を書くつもりではないのですが。
泉谷はですね・・・・正直いって、サービスよすぎです。昨日のPANTAの正味一時間半は物足りないと思いましたが、逆に、「4時間半」は、長すぎです(爆)
でも、ちゃんと、全曲制覇にあわせて、ニューアルバムもリリースして、きちんと、ま新しい新曲をファーストアルバム楽曲たちと対極に、披露してバッチリ過去楽曲を振り返るだけではないという「今現在」を激しくアピールするあたりは、すばらしいと思いました。
もちろん他のアーティストと比較するのは、筋違いではあるのかもしれませんが、出来ることならば、PANTAも、やっぱり新譜、新曲が聴きたいです。(「次の一頁」みたいなのを改めて聴いてしまうと、ますます、新曲への期待は、高まってしまいます。PANTAの楽曲創作力は、けっしてまだまだ枯れてはいないと思っていますから!!だから・・・・)
それと、これは頭脳警察全曲ライブで、身体を壊されて、もうまっぴら?と思われているかもしれませんが・・・・・・。
PANTAにも、いつか・・・・その「全曲制覇」のライブをやってくれる日を、どうしても夢に描いてしまっている自分が、ずっとどこかに潜んでいます。
PANTAの全キャリア楽曲の全曲制覇ライブ・・・・・夢みたいな企画です。
もし、それが実行される日が訪れたならば・・・・
それは、頭脳警察のときみたいな、もう、あんな強行スケジュールではなくて。
やっぱり、泉谷みたいに、最低月一回づつとか・・・。
もっとインターバルあけてでも??
なんて、ファンは、都合のよいように、いろいろ想像だけはしますが。
ただ、今年は、全曲制覇、その泉谷の方に極力つきあっていきますので、PANTAはそれ以降にしてください(笑)
PANTA、泉谷よりも二歳も若いのだし♪(^^)(笑)
なんだか、また止まらなくなりましたが、このへんで終わります。