NACHT MUSIK FOR

since2004~PANTA、頭脳警察をメインに音楽のこと。開設から来年2023年で19年目になります。

【ライブるぽ前編】2010.04.25 横浜7th Ave 頭脳警察  「暁のRock'n Roll Show~横浜七番街の決闘」

2010年04月28日 | PANTA・頭脳警察【みーはーライブるぽ】
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2010.04.25 頭脳警察みーはーライブるぽ【前編】です。
(上記photoは今回のライブとは関係ありません。)

「暁のRock'n Roll Show~横浜七番街の決闘」
2010年4月25日 横浜7th Avnue
頭 脳 警 察PANTA TOSHI  菊池琢己(g) 松本直樹(dr) JIGEN(b)

1.真夜中のマリア~転換の為のテーマ(インスト)

オープニングは、このインスト曲、「真夜中のマリア」でした。
この曲でライブスタートするカタチ、大好きです。すごくカッコイイ。
頭脳警察ライブ、こういう、このオープニングでの、ゾクゾク感ワクワク感があるからやっぱり、がんばって聴きに来れて良かった!!といつも思えているのでしょう

今回は、あえていつも(?)の「かぶりつき」を避けて、会場内中ほど中央付近にポジションしまてみましたが、やっぱり身長がないので、見るにはきつい・・・み、見えない・・・けど、なんとかボーカルPANTAの姿はキャッチ。とりあえず、ならば良いか・・・
音的には、真ん中中央にいても、特に場所によっての差は感じませんでした。
ホールとか、もう少し広い場所だとそういうポジションの差が、すごくあるのですが、ホールみたいなわけには行きませんね。
まあ、ここははっきり言って音響的にも、すごく音が良いとは言えない感じ・・・・まあ、この規模のライブハウスならば、どこもこんなものだったかもしれませんね。(ジライヤ目当てで来ていて頭脳警察初見の観客も多かったとは思いますが、私がジライヤを聴いていてそうだったように、初見で歌詞など聴き取るのには、かなり辛い音響だったですね・・・もっとも、ここに限らず、なかなか歌詞は生ライブではどこでも、完全聴き取りは辛いものですが)

2.指名手配された犯人は殺人許可証を持っていた

一応、ここで、この曲を2曲めとしてカウントしていますが、この「曲」は、1曲めの演奏の後半に、いつものように間髪いれずにPANTAが「頭脳警察(です)」と叫ぶかわりに、「指名手配された犯人は殺人許可証を持っていた」と叫んだような感じです。これを一曲としてカウントできるだなんて、ずるいです・・・なんちゃって(爆)

3.戦慄のプレリュード

そして、そのまま演奏止めず、すぐ続けざまに演奏されたのが、この曲。
いや、もう、ほんと、1曲め2曲め含めてこの展開は、むちゃくちゃカッコイイオープニングですよ!!!
このライブ、あいにく聴きにこれなかった人も、想像してみてください。しびれました!!
 さて今夜のベースは、桃梨のJIGENでしたが、私は、前の2001年再生頭脳警察の頃はあまりライブには足も運んでなくて、当時頭脳警察のメンバーとして参加していたJIGENのベースは、そんなにたくさん見てはいませんでした。
しかし、JIGENと言いますと、その2001年当時と、今では、外見、イメージががらっと変わってまして・・髪が長くてスーツ姿で。
もっとも頭脳警察FCの「ZNN」会報やDVDなどで見てはいましたので、いまさら驚きはしませんでしたが。
私は今回の再々再頭脳警察のベースで、JIGENを生で見るのは、この日がはじめてでした。
2001年のイメージと外見が違っていたこともあり、私としては、とても彼の姿とプレイを見聞きすることに興味津々でした。

三度目の再生頭脳警察のベース(とドラムも・・・)は、頻繁に、その都度その都度で変わっています。

 当初は、支援特型陽炎の、頭脳警察ということで、PANTAの2006年よりスタートした「陽炎」のメンバーを「支援」としてひきつれての頭脳警察でしたが、その後ほどなくして諸般の事情あってか

(・・・これが、どういう諸般の事情かはわかりません・・・ファン側からは、ここは、いまだにまったくの謎です・・・できれば少しでも公に説明がほしかった・・・と、今でもすごく私は思っています・・・なにしろ、それまでPANTAは、あれほど「支援」の陽炎のメンバーにこだわる発言をしていたのですから・・それはドキュメンタリー映画の中においても伺えていたことでしたし・・・)

その、陽炎のベースは、PANTA&HAL時代からの熱き信望あるベーシスト、
中谷宏道氏。
その彼に代わり(結局のところ中谷氏は、頭脳警察新譜のレコーディングからも降りて、頭脳警察からは完全撤退したのでしょうか?・・・寂しい)私も参加した去年8月21日の「ZNN発足記念パーティ」で、新譜曲など数曲を披露したときの最初のベースが、
満園庄太郎
そして、その後の頭脳警察「関東地区サタデーナイトツアー」では、
JIGEN、満園庄太郎、FUKUSHINと、その都度入れ替わりでライブが行われています。

ちなみに、キーボード
中山努も、加わるときと加わっていないときがあります。(今回の7th Aveは、参加なし) あと、ドラムも、陽炎のチェリーの代打(?)で、最近は松本直樹の起用が多いようです。

そんな感じで、バンドメンバー、演奏形態(3人・5人・6人)も、その都度変動する、40周年及び還暦「頭脳警察」ですが、私自身では、ようやく、この日の横浜でやっと、このいろんなタイプの変動メンバーで、まだ実際に見れていなかった最後のひとり、JIGENの演奏が聴ける機会となれました。

 あまりこの日は、自分のポジションとしてはステージ全体への視界はよくなかったのですが、それでも、後半のジライヤよりは、前方に人が密集するというほどに多くはなくて、初めて目にする、そのJIGENさんのプレイ姿は、なんとか、ちらほらと見ることは出来ました。

軒並みベーシストというと、イメージとしては寡黙で、渋くて、あまり動き回ったりするような派手なイメージは私の中ではないのでしたが、JIGENのベースは、音がカッコイイのも勿論ですが、演奏姿には動きがあり、躍動感溢れている「吠えるベース」で、それが、見ていて気持ちが良くて楽しいというか、すごくカッコよかったです。(あ、余談ですが、吠えるベースといえば、ジライヤも。ジライヤのベース彼もすごかったですね~吠えまくってましたね・・・ただ、ジライヤのときは、よく見えなかったのが残念です)

それにこの日のライブで、JIGNは、頻繁にボーカルのPANTAと背中合わせになってプレイしている場面が何度かあって、それもとてもカッコよかったです★

・・・・あれ、一応曲順に進行して、書き綴っていますが、なんだ、ま、まだ3曲めですね(爆)(^^ゞ

次に行きます・・・・はい。すみません。


4.ハイエナ
 
1~3まで、間髪いれずでたて続けに演奏され、演奏もそのまま鳴り止まぬままに、PANTAが、元気にMC。
その内容はだいたいこんな感じ。

「今日はいい天気になったね!! 今日は、ジライヤのラストライブということで。盛り上がりたい。菊も5月はサンハウスで復活するそうです!! 今日は最後まで楽しんでいこう!!!!!!!」

PANTAのこのときの、話し方は元気というか、実にハイテンションで、PANTAは、話す声は、歌声よりもいつも低めなイメージが私にはありましたが、このときのスタートの声は、普段より高音で、本人たちも、この日をとても楽しみにしていたふうな、ジライヤの菊さんらと一緒にやれることが、とても嬉しそうな感じがしていて、良かったです。

特に「菊も5月にサンハウスで復活」を告げたときの、言い方が、声が、妙に盛り上がっていて良かった。PANTA自身も、このサンハウス復活は、いちリスナーとしても単純に嬉しかったのかもしれない・・・・・なんて、勝手に想像したりして、私は、そっとほくそ笑む・・・・。

また、この日のこの、「ハイエナ」という曲。
この曲は、再々再結成頭脳警察で、初披露曲だと思います。ここにきて、レアな選曲です。

こういう、ワンマンでない、ツーマンライブの場で、しかもメインはジライヤの方で、いわばビジターライブながら、オープニングで勢いをつけた後、さりげなく、こんな曲で来るとは!!!

やられたなーーーーというか、いいぞいいぞ★と、ますます興奮度アップで、盛り上がりました。

とかく、対バンで、限られた時間での演奏は、単純に考えても、観客の半分かそれ以上は、自分たち目当てに聴きにきた客では無い訳で、そうなると、どうしても特に頭脳警察だと、定番といえる曲は、たくさんありますし、手法としては、そういう代表曲、定番曲にセットリストが偏り勝ちになっても仕方ないところでしたが。

しかし、この日のセットリストは、ひとくせもふたくせもある内容でした!!(いわば、玄人好み?というか、マニアックというか・・・イコールそれは私好み(笑))
でしたので、それが、私には、すごく嬉しかった。

代表曲、定番曲どころか、なにしろ、再生新生還暦頭脳警察にして、この日が初披露という曲だったのですからね、この「ハイエナ」は。

いや~これが聴けただけでも、迷ったけど、無理して来て良かったと!!早々に感じることがおかげさまで出来ました。やっぱり今年のPANTAは期待して正解だと、やっぱりやってくれたと、思えました。

繰り返し書きますが、あのしょっぱなから発せられたPANTAのMCの、壊れ方?というか、はじけた発声からして、これは、気持ちがはいっているぞ!!と思えたこの日でした。

5.People

玄人好み(?)のセットリストは、これからがますます本領発揮でありました。
この後に、このPeopleですよ!!もう、素晴らしいです。あの「戦慄のプレリュード」「ハイエナ」に続いた後で、この曲で来るとは。
いや、なにしろ私は、この手の曲に弱いですから・・・。
もちろん感動。


6.落ち葉のささやき

そして、続いてさらに、この「落ち葉のささやき」ときましたよ。
もう素晴らしいの、ひとことに尽きます★

大好きな曲です。もう、この曲について語るとき、このブログの過去に何度も何度も書いてます。同じことを書いてます。何度聴いても素晴らしい。飽きません。大好きです。

今回の、このバンドアレンジがまた感激でした。

後半以降のテンポアップするあの展開が、響で、アコースティックで何度も聴いていた頃から、大好きで。それが、今回は、このバンド形態で聴けて。
トシのコンガの全開ぶりがすごくイイし、もちろんJIGEN、NAOKIのリズム隊もはじけていて、気持ちいい、この曲でのギターの秀逸さ美しさは、いまさらいわずもがなの、スーパーギタリスト、菊池琢己である。
そして、コーラスも、トシさんの声がよく聞こえてきて良かった気がしました。聴き所満載の名曲。
もちろん、PANTAの愛しいアコギの音と、そして、中盤のあの台詞。この台詞に関しましては、PANTAの冒頭のハイテンショントーンがここでもそのまま反映されていたかのような、「高音」トーンな感じでした。
ただ、個人的には、響で聴いてきた台詞の雰囲気の方が私は好きでしたが・・・何がどう違うというのは、うまく言い表せないですが。
それでも、とにかく、良かった。聴けて嬉しかった大好きな名曲「落ち葉のささやき」。

そういえば、この代表的なる名曲が、こないだの、あの32曲の還暦ライブでは聴けなかったのでした。
だからかしらないけど、なんだか、久しぶりのような気もして、いたく感激した次第です。
ありがとう~~。(やっぱりPANTAは、頭脳警察は、それだけ捨て曲がないというか、すべてが名曲だらけ、ということなのですよね)


7.光輝く少女よ

「今日はだいぶ、おしとやかな頭脳警察でやってますね・・・・・続けてまた青の時代の歌を聴いてください。」

とPANTAのMC。
自ら、「おしとやかな頭脳警察」とか言っちゃってました・・。

私は、(これももう何度も繰り返し書いていますが)そういう頭脳警察の一面があったからこそ、ファンでいれた。
だから、すごく感激で★

しかし、よもや、冒頭の段階で、そして「プレリュード」と「ハイエナ」までの展開で、ビジター的ツーマンライブということで、この流れの後には、「ふざけるんじゃねえよ」とか「悪たれ小僧」とか「銃を取れ」とか「コミック雑誌」とか「歴史から飛び出せ」とか・・・・・そういうので畳み掛けてくるのかと思いきや。
あ。ちなみに、私、個人的には、そういう展開はまったく求めてはいませんが、それでも、ジライヤ聴きに来ているファンへのアピールならば、そういう展開も当然かな?とか。

私は、そういういわば頭脳警察の代表曲は、もちろん嫌いとまでは言いませんが、きっと、あんまり普通の「頭脳警察」ファンの人ほどには、思いいれとか、これらが歌われなければ頭脳警察じゃない、みたいな思いというのは、まったくない異端で天邪鬼な人間でして。

だから、このPANTA本人、自ら曰くの「おしとやか」頭脳警察の展開に、心の中では、大拍手★大拍手★
しかも、さらに続けて、この「光輝く少女よ」まで聴かせてもらえてしまってはもう・・・・・・・・

あ~~良かった・・・・・
このライブに無理してでも、参加できて・・・(苦笑)

正直言って、対バンライブだし、一時間。パブリックイメージに満ちた定番、代表曲だけで終えたならば、もしくは、新譜曲だけをずらっと並べられただけだったとしたら・・・・ひよっとしてそういうことならば、やっぱり、ワンマンじゃないと、ダメだな・・・・って、天邪鬼が、異端にさらに拍車をかけて、勝手に悟りきってしまっていたのかもしれない・・・です

しかし、どうだ?
この日のこのセットリストときたら・・・・。
「青の時代」万歳だ。
うーーん。やられちゃいました。

私は、「おしとやか」で「暗い」そんな頭脳警察こそが、大好きだったのだ。昔から。

ただ・・・・・・そうは言っても・・・・

いや、だけど、やっぱり、冒頭の3曲の流れと、レア曲、「ハイエナ」は、圧巻。
ただ、やっぱり、なんだかんだ言いつつ、いつだって、ライブで聴いてしまったら、結局どれも、素晴らしい!!になってしまうのです・・・・

それは、やっぱり、PANTA天才なのだ。

頭脳警察というバンドが、偉大なのだ。


しかし、「光輝く少女」は、いつ聴いても・・・・・胸がドキドキします・・・・・
菊池琢己のコーラスと、あのギターの音がまた良いんだ・・・


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さて、ここまででとりあえず、【前編】終了といたします。
当初は、ワンマンライブではありませんし、一回の投稿で簡単に「みーはーライブるぽ」投稿完了させたかったのでしたが・・・・
やっぱり、ダメでした。やっぱり今回も、書き出すと止まりません(爆)
続きは、なるべく近いうちに完成させたいと思います。
とりあえず
タイムアウト

次回【後編】につづく。

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