NACHT MUSIK FOR

since2004~PANTA、頭脳警察をメインに音楽のこと。開設から来年2023年で19年目になります。

「泉谷しげる展覧会60X60」Zeep東京2008.10.4~5オールナイトライブ

2008年10月06日 | 泉谷しげる
このところ継続中のカテゴリー「今日は別に変わらない」という、「ひとりごと」シリーズです。
(追記)
このたび、カテゴリーを「泉谷しげる」と変更しました。(2010.3.12)

今回は、カテゴリー「泉谷しげる」としても良かったのですが、現在の私は、泉谷ファンには違いないのですが、かといって、現在はそんなに詳しいわけでもありません。
よく考えたら、たぶんカテゴリーにとりいれるほど、今後も、泉谷のことをブログに書いていくということはないでしょう・・・(爆)あくまで、PANTAバカ、PANTAミーハーは、継続中ということで、このブログ、やはりメインは、こちらで続けたいとは思っております。
さて、どうでも良い前置きは、このくらいにしまして・・・

953890422_19.jpg

そんなわけで、このたびは、「泉谷しげるのワンマンオールナイトライブ」に参加してまいりました。
その報告というか、感想を・・・少し簡単に・・・

なにしろ、オールナイトライブ60曲ですから(実際はトータル62曲披露されました)本当に、すごいライブを体験してしまいました。

20年ほど前(LOSERになってから)は、私もまだ、PANTAも知らなくて、中島みゆき!!と共に、泉谷しげるライブを、ほぼ「おっかけ状態」?というくらいに関東限定ながら、あちこち通いづめていました。

なにしろ、その泉谷しげるwith LOSERは、すばらしいバンドでした。今現在でも、日本の最強ロックバンドであった、と唱える人は、多いようです。

LOSERが終わってから、同時というわけではありませんが、私はその泉谷ライブで、PANTAを知り、頭脳警察を、知り・・・・その後の第一次再結成頭脳警察にハマり・・・いまから思えば、見事に入れ替わるように、泉谷ファンから、みーはーPANTAオタクファン(笑)に転身していたわけですが・・・。
また泉谷自身、その後、しばらく「音楽活動」が停止していました。

だけど、還暦の今年は、見事な音楽活動の復活でした。ほんと、すごい!!そして嬉しかったですね。

結局、「ミュージシャン・音楽アーチスト」「泉谷しげる」への興味は、ほぼ、その約20年前LOSERにはじまり、LOSERが終わった時点で、私自身は、停止していましたから。

今回の、60曲、オールナイトライブに参加できたことは、いろんな感慨が蘇ってきて、なんとも感動的でした。
PANTAの場合も、音楽活動にブランクを作った時期(90年代半ば以降あたり)もありましたが、それでも、私個人的には、89年以降、今に至るまで、ずっと、一応はリアルタイムに、追い続けてきたわけです。
対する泉谷しげるの場合は、LOSER以降、プッツリ、キッパリ途絶えておりましたから・・・・

しかし、その20年の歳月が、このとき、見事に呼び戻されたような・・・
私自身も20年前にタイムスリップというか、20年、若返った?ような・・・(笑)
そんな不思議な体験でした。

それは、当時(1988年?)「泉谷しげるの一週間」という、新宿の、今はなき「日清パワーステーション」というところで、この当時は「パワステオープン2周年記念?」とか、そんな感じだったと記憶しています。(記憶の中だけで未確認ですが・・)

このとき、泉谷は、日替わりメニュー企画で、一週間の大イベントを行いました。
それらのメニューは、「泉谷しげる登場」という初期のフォークのシリーズとか、昭和初期のフォークのシリーズとか、「トルバドールライブ再現」と称して、泉谷がギター一本で、単身、海外ロスのライブハウスに殴りこみをかけた日の再現のごとく、ギター一本で、ロックしまくって、ギターの弦切りまくっていたりした日や、「ダイナマイポップスショウ」とか言って、ヘルメットにサングラスのコスチュームで、やっていた頃を再現したり・・・それで、実はこのとき、この日のライブにゲストで、来ていたひとりが、私が生まれてはじめてみた「PANTA」と言う人でした。
この頃のパワステ一週間のイベントは、私の中では、ものすごく大切な、泉谷しげる、最高★と思えた記憶でした。

そんな一週間のそれぞれの日の記憶が・・・・
今回、オールナイトライブの「60×60泉谷展覧会」にて、一夜の中の、場面場面で、全て蘇りました。
ここで、ようやく、セットリストの紹介です。

泉谷展覧会60X60」2008.10.4~5 Zeep TOKYO

【メンバー】
藤沼伸一(G)
人時(from黒夢)(B)
大島治彦(Ds)
中西康晴(Key)
小林香織(S,Fl)

【ゲスト】

仲井戸麗市(G)

下山淳(G)

★セットリスト★
【第一部】
1. 業火
2.すべて時代のせいにして
3.黒い箱男
4.やさしさの素描
5. ナンバー2
6.逃亡者
7.地球がとっても青いから
8.ヒマ人クラブ
9.無限大食
10.おー脳
11.巨人はゆりかごで眠る
12.野良犬
13.街角
14.里帰り
15.行きずりのブルース
16.少年A
17.春のからっ風
18.流血のならわし
19.春夏秋冬
20.終わりをつげる

 第一部は、いきなり、最初から、ニューアルバム「すべて時代のせいにして」から楽曲のオンパレードで、ニューアレンジの「春夏秋冬」を含めて10曲収録の新譜の曲のうち、この第一部を終えたところで、すでに、7曲が披露されました。「業火」とアルバムタイトル曲、これが、なにしろ、イイですね★
結局、その後に、残りの3曲を、それぞれ、「良い見せ場」に位置させており、今回の新譜の各曲の存在感と、クオリティの高さが、存分に発揮されていたと思います。

会場で当日に、この新譜を買わず、すでに発売日早々に手にいれてしまった私は、おかげで、その後におこなわれた臨時サイン会&握手会には参加できず、涙をのんだわけでしたが(苦笑)
このライブに参加する前に、ニューアルバムは、じっくり聞いて「予習」しておきたかったのです。(サイン会参加の為だけに、もう一度同じものを、二枚は決して買わない!!という・・・・すごいな~、私!!なんか、まるで「ミーハー」じゃないみたいでしょ??爆笑)まあ、お金がないだけと言うオチもつきますけど・・(爆)

だけど、ほんと、発売日に即、入手して、たくさん聞いて、ライブにのぞめて、本望でした。
サインもらえなくても(笑)別に悔いはないです。いえ、ほんと!!^^

だって、泉谷のサインは、その20年前に、いろいろと・・・・ひとつのみならず、あれこれと、いただいてましたから。いいんです(笑)・・・・・・・・・・・・・・・・・・と言うことにしときます。はい(^^ゞ

そして、次以降に続いたのが、かなり古めの、懐かしのナンバーでした。

本人は、こんな曲は、もう、ここくらいでしかやれない・・・?みたいに、いかにもめずらしい曲をやるみたいに?言ってましたが、私にとっては、今日の前が、20年前にさかのぼってしまう感じなわけで、個人的には、このへんの選曲は、振り返りますと、意外と、いつもの「定番」っぽい気はしましたけど。実は・・・。

こんなマニアックなことを、言う人も、少ないんでしょうし、まあ、なんだか(特に泉谷本人とかに?・笑)嫌がられそうですが・・・???
私は、せっかくだから・・・60曲も聴けるのならば、もっともっと、いろんな、別なのを、聴きたかったんですけどね(笑)
すごく、意外なやつを・・・・というか、はたからは意外かもしれませんが、私自身、とっても大好きなのを・・・

たとえば・・・今、それでは、ここで、ちょっと私の好きな、これが聴きたかったんだけど・・というのを、ざっと思い浮かべてみます・・

「夜のかげろう」とか
「乱・乱・乱」
「暗黒街丑松通」
「街からはなれられない」
「超人」
「愛夢」・・・

「旅立て女房もいいな(笑)とか・・
そして最高な名曲「波止場たちへ」
「風もないのに」
・・
本当に、これらは、そのパワステの一週間のときに、最高で、個人的にも最高に好きだった曲です。
「裸の街」もなかったんですね・・・・。でも、これは、こないだの還暦バースデイライブでも、35周年35曲フルライブでも、披露はされていましたからね。
あと、そうそう、わりと泉谷の中で、世間的にも本人的にも(かな?)「不評の時代」?のポリドールレコード時代の三枚・・・そのうち、私は、なぜか『エレベータ』というアルバムは、不思議と妙に好きでした。

「エレベータ」からは、「FACES」をやってくれたのですが・・・・・出来れば、もっと聴きたかったです。
で、私、特に好きなのは「1900'S」・・・あっ!!あと、「SEDAI」もですよ!!!うーん。ほんと聴きたかったですね~。

それから大好きなLOSERのアルバム「吠えるバラッド」からも、もっとたくさん聴きたい曲はありましたし、「ハレルヤ」とか「新世紀」「ムノウ」とか・・・あっ、でも、ほんと、まあ、言い出したら、あれこれきりがないのですが・・・。

ただ、個人的には、そのLOSER以降に、ぼちぼち出されていたアルバムは、一応、聴くには聴いていたのですが、正直、あまり、これというインパクトのある好きな曲は、なかったですね・・。

と、まあ、いかんせん、ひねくれている?というわけではありませんが、どうも嗜好がマニアックなのでありまして・・・。
だけど、今振り返りますと、そもそも(Pのつくあの方?もそうなのですが・・って・・あ、ここでは、極力P氏はおいといて)(苦笑)
泉谷しげるも、どこの時代、どれをとっても、名作、名曲、多すぎますね!!!
(ただLOSER以降のアルバムは、個人的にあまり興味なくなってしまってまして、そもそもたいして聞き込んでもなかったかもですが・・・)

だから、60曲も!!!と思っていても、まだまだ、あれも、これも・・・全然、足りないわけですよ。
困ったものです・・・というか、いえいえ、ものすごいことです。
泉谷しげる、恐るべし、偉大なり!!と改めて感じます。

ああ、セットリストが、中断してしまいました。


この合間の35分の休憩時間の間にはステージ中央に、泉谷新曲PVとロードオブライブ予告編の映像が流れ続けます。

これがまた、気が利いてまして!!!とても嬉しくて、しばしは、席を立つのも忘れて、スクリーンに見入って、私は、ひとりで、ノリノリに(笑)
ここで流れたドキュメント映画「ロードオブライブ」予告編がはじまって流れてくる音が・・・・

ドラムの音が・・・・なんか、何度も、ひそかに・・・頭脳警察の「悪たれ小僧」を歌い出してしまいそうになってました(爆)(^^ゞはははははのは。

gnj0810060505012-p4.jpg
【第二部】
21.紅の翼(12弦ギター使用で単独ひきがたり)
22.砂時計
23.告白のブルース
24.帰り道
25.街はぱれえど
26.白雪姫の毒リンゴ
27.ねどこのせれなあで
28.ひとりあるき
29.哀願情歌
30.寒い国から来た手紙
31.鏡の前のつぶやき
32.陽が沈むころに
33.流れゆく君へ
34.海をにぎりしめる少年
35.レイコ
36.FACES
37.あいまいな夜
38.クレイジーラブ
39.生と死の間に
40.回想


(この第二部より、ステージ上に、過去のステージフォトや、アルバムジャケットなどが、次々映し出されました)

一部の休憩の合間に、しばし、ステージ上のスクリーンを堪能した後、ホールのドアの外に展開されている、「展示物」を、もう一度、しっかり拝んでこようと、席をたって、あちこち、見入ってました。
最初は、写真撮影は、場内のどこも禁止なのかとか思っていたのでしたが、演奏ホールの中、以外は、撮影は可能だったらしくて。
 あ~なんだ・・・そんなことならば、デジカメ持ってくるんだった・・と。
仕方ないので、ケータイカメラで、あちこち撮影してみましたが、どうも私のケータイのカメラは、いまいちの性能で・・・。あまりうまく撮れませんでした。残念。

 泉谷しげる、60年を振り返る、貴重な展示物の数々、いろいろと楽しめました。

未発表や、ボツとなってしまった、手書きの歌詞とか、その歌詞の第一稿、第二稿とならべられていたり。
すごい!!こういうのは、なにしろ、マニア心をくすぐりました!!

 あと、昔の小学校時代のアルバムや、文集まで展示されてました「泉谷茂」の文字を探しました。写真は、どれが泉谷か、さすがにわかりませんでした(笑)しるしでもつけてくださいよ。

 漫画家をめざしていた頃の、鉄人やアトムを表紙に書いた大学ノート!!これも、私には魅力の一品!!すごい!!すごい。当時の、貸本とか、古い漫画とか・・・・

泉谷の絵画作品も、あれこれ展示され、泉谷のデッサンが加えられて「オブジェ」と化したギターも、3本か4本くらい飾られてました。
953895348_86.jpg
 マニアとしましては、これらが「撮影可」ならば、ほんと、ちゃんとしたカメラで、あれこれ収めて帰りたい気分でした。それでも、ケータイのカメラで、結構撮りました。うつりはやっぱりよくありませんでしたが。
そんなこんなしながら、展示物に夢中になりつつ、ではトイレに行って、戻ろうかと思ったら・・・・

あれ~~~、やばい・・・・トイレの中で、なんと、なんと、私の大好きな!!

「紅の翼」が聞こえてきてしまったではありませんか~~。
--------------------------------
そういえば、なぜか、他の人のブログとかセットリストの情報で、この部分、第二部のアタマが「戦争小唄」とかなっているのを、みかけますが??ぜーんぜん、まったく、違う曲ですけどね???
これは、いったい、どこでどう間違えれば、この名曲「紅の翼」が、あの「戦争小唄」になるのか??と、不思議だったのでしたが・・・
ひょっとすると、ひょっとして、あれですね。
本当は、当初この位置に「予定」されていた曲が「戦争小唄」だったりしていたのかもしれませんね・・・
それで、プレス向け?か何かで、実際の演奏曲目と違ったまま、セットリストとして出回ったのかな?と。

また、ちらっとひきあいに出しますが(苦笑)PANTA FCに掲載される、ライブセットリストの、間違った内容掲載と、同じパターンでしょうか。
あれも、きっと・・・たぶん、予定セットリストの関係者用の用紙があるのですが、そこの書いてある「予定曲目」をそのままFC会報に掲載されてしまうという・・・
でも、往々にして、実際のライブでは、あくまで「予定は未定」ですから、予定していた曲じゃない曲が演奏されたり、予定された曲は、実際には演奏されなかったりします・・・・(特にPは、後者の・・・ようなことが多い・・苦笑)
まあ、そんな「裏ネタ」?みたいな話は、あまりこんなところに書いてしまうと・・・(汗)あれかもしれませんが。
・・・・ということで、またまた「余談」でありました(爆)
話を戻しまして・・・・
------------------------------------------
953895348_234.jpg

うわあ~、タイヘンタイヘン・・・第二部の曲がもうはじまっている~う~
と言う感じで、展示物にあれこれ夢中になりすぎて、第二部スタートに思い切り「遅刻」しました。

あわてて、トイレを出て、照明がおちて、第二部の演奏をまさにしているさ中に、邪魔にならないように、頭を下げてうずくまりながら、なんとか指定席の三列目中央に帰還(^_^;)あ~、前から三列めのわかりやすい位置でよかった・・・・
思わぬ遅刻で残念でしたが、でも、「紅の翼」後半だけでも、聴くことだけは、少しは聴けて、まだ、良かったです。
でないと、貴重な、泉谷の弾く16弦(オベイション?かな?よくしりません)を、見ないでしまうところでした(汗)

その後に続いたのは、それこそ、大昔の、デビューして間もない頃の、モノクロの本人の貴重な写真、あれこれが、ステージのバックに映し出され、その写真の当時の解説などを交えながら、その頃の初期フォーク泉谷シリーズが単独弾き語りで、しばらく続きました。

うーーーん。いいですね~セットリスト25~28あたりなんか、感激でした。
「白雪姫の毒リンゴ」これは、泉谷の作った曲ではないですが、好きですね~!!うれしかったですね。

今回の、オールナイト60曲ですが。
個人的には、その間、ずーーっと、途中で、眠くなったり、ダレたり、飽きたり、くたびれたりすることもなく、夢中でした。
これが、オールナイトの「イベント」で、途中、いろんな人が、出るとか言うのではない、夜通し、ずーーっと、泉谷しげる、「フルワンマン」の醍醐味と言えましょう!!

途中、知らないアーチストや、知ってても、興味のない人が入り込んでいたら、そのとたん・・・、私は、もともと、すぐ眠くなる性質ですし、普段から体力にも、まったく自信もないものですから、「撃沈★」というか、中だるみして、うとうとしたり、あるいは、睡魔に襲われて、体調悪くしていたかもしれません。

ここで、また、ちょっと、いきなりPANTAをひきあいに出してしまうのですが・・(すみません・すみません・・)
PANTAは、結構、イベントの出演が多くて、そうなりますと、PANTA以外は、今の音楽シーン?というか、たいてい、私の興味のない人や知らない人と、対バンや、一緒に出ることが多いです・・・・

以前の某イベントライブもそうでしたが・・・不思議と、この場合は、身体は正直といいますか??
はっきりしちゃってて、興味ないバンドやアーチストが、演奏、歌っていても、たいてい、睡魔に襲われます・・・あのときは、どうしようもなく、非常にどうにもこうにも辛かったなあ・・ということもありました。

そもそも、体調が悪かったのかもしれないのですが・・・それでも、お目当ての、アーチスト(PANTA)が出てくると、とたんに、睡魔もふっとび、目も見開き(笑)まさに、死にかけていたような状態の魚が・・・「水を得て」蘇るような感じです。

これが、本当に、いつも、つくづく人間というものは、体力がないとか言うけど・・・要は、「気力」「気分」で左右される生き物なんだな・・と、(まあ、人間というよりは、一番、自分に)思っています。
そんな経験を、イベント出演の多いPANTAのファンをやっていると、何度も経験してます(笑)

今回の泉谷、オールナイトライブが魅力的だったのは、泉谷だけが、フルに60曲を歌う!!と言うコンセプトです。

もっとも、あとから、仲井戸麗市のゲスト参加が報じられましたが、これに関しては、もう、大喜びで!!!!!!
なにしろ、私は、その仲井戸チャボもまた、「大ファン」でしたから。

こういう場合は、願ったりかなったりというもので。
チャボがゲストならば、「ゲスト」として、チャボが単独で出てきて、歌ってもらっても、チャボならば、非常にうれしいな、と・・・・むしろ、ほんと、チャボの演奏や持ち歌も、少しは聴けるのかしら??とかまで、ちょっと期待してしまったくらいです。

もっとも、正解は、実際のところは、しっかり泉谷バンドのサポート「ギタリスト」としてだけの参加に徹して、そのプレイで、存在とかっこよさを、充分にアピールしてもらえたのでしたが・・・・。
モチロン、もう私は、大満足でした!!
チャボが出てくるまで、実は「まだかまだか」とは思っていましたけど。


(休憩時間に、ステージ上で、泉谷が、新譜購入者に、サイン&握手会)

これは、どうやら、「予定」されていたことではなくて、泉谷が、いきなり言い出したみたいで、当然、こんな休憩時間だけで、この人数へのサインは、終わるはずもなく・・・タイムオーバー、
しかし、泉谷は、こんなふうに言いました・・・(言葉は正確に覚えてませんが、趣旨はこう)

「みんな、朝まで残れるか~?すぐに帰らなきゃいけない人は、今、ここで優先させてやってくれ。残った人も、全員必ず、終わってから、サインします」

うっひゃーーー。そもそも、オールナイトライブの大事な合間の休憩時間を「どうせヒマだから」とか言っちゃって、ひとりひとりにサインをするなどと、急に言い出した挙句、おわりきらなくても、オールナイトを全て終えた、その後に、さらに、しっかりサインをするという・・・

や、や、休まなくていいの???

そのサービス精神と、パワーは、20年前となんら変わらずに健在だと思いました・・・還暦の人とは思えません・・・・すごいですよね~


gnj0810060505012-p6.jpg

【第三部】
41.黄昏のオレンジロード
42.火曜の朝、君とツイスト
43.決定!ホンキー・ふりかけ・トンク
44.テスト・ドライバー
45.電光石火に銀の靴
46.黒いカバン(+黒いカバンPART2)
(ここまでは、「コスプレ」衣装でダイナマイトポップス・コスチュームで、泉谷もバンドメンバーも登場・・・)
ダイナマイトポップス・・・・ブルースハープセノオとか、島村英二、そうドラムのシマちゃんとか・・・思い出します。そう、あの日のパワステの一週間のときのこの、「ダイナマイトポップスショー」の日が・・・・今の私の「運命」?(大げさ?)を決めた、ゲストのPANTAを見た日でしたので。(この話、つくづく私はしつこく繰り返して書きますね・笑)
47.Dのロック
(ここからストロボ照明着替え・・・・うむむむ。こ、これはなんとも目に悪いですよ~、できれば、やめてほしかったです・・・個人的には・苦笑)
48.翼なき野郎ども【⇒そして、そして、ようやく、ここで!!ここから待望の仲井戸チャボ麗市登場でした】 49.デトロイト・ポーカー
50.揺らぐ街
51.俺の女
52.責任者を探せ
53.FRONT
54.褐色のセールスマン
55.火の鳥
56.眠れない夜
57.国旗はためく下に
58.旅から帰る男たち
59.長い友との始まりに
60.土曜の夜君と帰る

【アンコール】
61.時よ止まれ、君は美しい
62.野性のバラッド
【下山淳登場!!!チャボも再び登場】
(会場外、入り口前にて、新譜購入者サイン会のつづき)⇒そして、夜はあけて外は明るくなっていました・・・・

-----------------------------------------

「翼なき野郎ども」から加わりました、待望のスペシャルゲストのチャボ!!!
いや~~感激でした。私は、チャボも大ファンですが、彼のライブも、もう、しばらく何年も行けないでいます。

一番、ライブに行ってたのは、この泉谷のLOSERからチャボが抜けて、今の藤沼さんにバトンタッチし、リリースされたチャボのセカンドアルバムの「絵」。また、このアルバムが、非常に私は気に入ってしまいまして。ですから、そのときのツアーは、かなり関東のあちこちに行きました。

それ以降は、仲井戸麗市バンドになったツアーとか、麗蘭の結成ほやほやのファーストツアー、初日を、私の地元新潟に帰省の際に、見たりしていました。

仲井戸チャボさんは、やっぱり、変わらずに、すごく、カッコ良かった~。
この人も、ほんと、歳をとりません・・・ほんと、久しぶりに「肉眼」で、そのお姿が見れて、とにかく感激★でした。

あのLOSERで、向かって右に下山、左に仲井戸で位置した、「ツインリード」の最強ギター!!!!あの頃の光景が、蘇ってきました。

ただ、やっぱり、演奏楽曲も、そのLOSERで当時やっていた楽曲も、いろいろやったのでしたが、音的には、藤沼さんのギターに、加わったカタチでしたから、あのLOSER時代の音の再現とまでは行かずでしたが。

特に、「長い友とのはじまりに」・・・・この曲は、下山と仲井戸での演奏を・・・・できればもう一度、生で目の前で聞いてみたかったですね・・・

でも、随所に、チャボの音がきけて、非常にうれしかったです。

「翼なき野郎ども」のリフとか・・・その他の曲でも、かなり大活躍で、チャボは目だっていて、かっこよくて、満足でした。
藤沼さんは、「スペシャルゲスト」を気をづかって?というか、チャボの演奏を、目立たせてくれるための、ギターに徹して演奏してくださっていたような????
もっとも、私は、あんまり演奏について詳しくはありませんので、うまく表現は出来ないのですが・・・なんだか、そんな気もしました。

それで、そのLOSERの下山淳といえば、みーはーな私は、入場の際に、実は、関係者入り口の関係者が入場の際に記名する「芳名帳」がありましたので、なにげに、ちらりとのぞいて見ていたのです(笑)

・・・・いえ、ひょっとしてPANTAがきてないかなあ~~って感じで(ああ、みーはー・爆)

当然?(笑)PANTAの名前は、そんなに都合よくみつけられはしませんでしたが(爆)
なんと、なんと、代わりに??というか・・・・

そこで、「下山淳」との記名を見つけてしまったのでした。

おーーーー、下山さん、来ているんだ~!!!

さっそく、隣の席の、知り合いに、そのことを話して、「ステージにも飛び入りして、チャボと演奏してくれないかなあ~」などと、話していたのでした。

すると、なんと、アンコールの最後の最後に!!!!
サプライズゲストとして、まさかと思っていましたが、本当に、下山淳が、登場してしまったではありませんか★

いや~~いや~~もう、興奮しました。
チャボは、あらかじめ、出ると知ってましたからね、心構えもありましたし、そりゃ、でてきてくれたときには、待ちわびてまして、とてもうれしかったのですが・・・・
この下山の姿がステージ上で!!!!
これは、チャボの登場以上に、さらに感激でした。
うわーーーーーー。「下山~~」と、思わず、つい、声援を・・・・・

まさに、LOSER以来、20年ぶりくらいで、生でお姿拝見です。
ギターをかきならしてくれたときには、鳥肌ものでした。

なんだよお~~だったら、チャボと、「長い友との・・・・」きかせてほしかったな(笑)とか・・・なんとか(^^ゞ
まあ、ミーハーですから、勝手なことを、言うわけですが・・・

さすがに、今回は、急遽の「飛び入り」というか、「サプライズゲスト出演」でしたので、下山本来のギタープレイの音は聴けずではありましたが、もう、あたしゃ、この下山と仲井戸と、泉谷が、三人並んでいる姿が見れただけで、とにかく大感激でした。うれしかったですね~ほんとにもう★

いや~~あとですね。
このときの、下山さん、終始ニコニコ顔の笑顔で、チャボと一緒に楽しそうで。
弾きながら、耳打ちしてはなしかけあったりなんかする姿もありで・・・・

下山さんのこんなに楽しそうな笑顔って、今回、初めて見たような気がします。
LOSERの頃は、ポーカーフェイスで、寡黙にクールに、スーパーギタープレイをキメていた、印象でした。

gnj0810060505012-p11.jpg

-------------------------------------
私は、実は、その大昔のフォークの頃・・・・1975年
吉田拓郎は、好きでしたが、フォーライフの四人の中で、実は、何をかくそう、当初は、泉谷しげるだけが、嫌いでした・・・・(笑)
でも、そのときに出された「家族」という泉谷のニューアルバムが・・・・・
なんだか、ものすごく印象深いアルバムで・・・
すごく、不思議に魅力的に感じられました。
けれど、まだその後も、ファンというほどにはなれずに、ひたすら、吉田拓郎とかぐや姫ファン、そののちに中島みゆきファンを続けるのでしたが、泉谷が「LOSER」ではじめたときに、その音で、すっかりいつしか、私は、ジャパニーズロックにめざめてしまったようで。

それから、当時、泉谷の過去のアルバムが、一斉にCD化されて、リリースされました。
当時のキャッチは、「イズミヤは、はじめからイズミヤしてた」・・・・・みたいな感じだったと思います(確認してません・記憶で書いてます)
その再販シリーズを、まとめて購入して以来、どっぷりとイズミヤのディープなファンの道へ・・・・。

LOSERのあの音がなかったら・・・
そのLOSERのライブが、たまたま、当時、勤務していた会社の、すぐ近くの御茶ノ水の明大記念館で行われていなかったら・・・
ひょっとしたら、私は、泉谷しげるは、まだ、嫌いなまままだったかも・・・・・
果ては、PANTAの存在自体も、知らないままだったかも・・・・

きっかけなんて、わからないものです(笑)


なんだか、話が、あちこち、とっ散らかってしまってます。


60曲以上も演られますと・・・
その曲、その曲で、ほんとうは、あれこれ、思いを語りはじめたら、キリがないくらいなのですが。

第二部の最後の新譜からの「回想」には、ぐっと胸がしめつけられましたし。

この曲は、新譜を手にして初めて聞いたときに、なんだか不覚にも、うるうるっ・・と涙してしまっていました・・・
そんな曲でしたから・・・
それが、もう、こうして生でライブで・・しかも、第二部の終わりの場面で聴けるだなんてね・・・・・・・・・・・・

ああ、第一部の最後の「終わりをつげる」も感激でしたし。
あと、そう「流血のならわし」ですね!!!これは、イイ!!
なにしろ、私はLOSER世代ですから・・・

そして第三部のラストに、「土曜の夜君と帰る」・・・あのイントロ・・・出だしの演奏で、やったあ~★と、鳥肌ものでした。
この曲は、泉谷の野音で、聴けたときに、ものすごく感動しました。
あの野外の星空の下で・・・・とても気持ちよかったんです・
あのときは、すでにチャボが抜けた後の藤沼さん参加のLOSERでしたかね?
そう、セルビデオでリリースされていたライブです。
今のダンナと私と、一緒に並んで聞いている姿が、そのビデオには写されてます(笑)
はい。若かったですよ。今よりは、そこそこに(^^ゞまだ、結婚前です。
そんなこんな、曲によって、いろんな状況や、想い出が、思い出されます。

この曲の後、バンザイ!!をみんなで出来たのは、まさに、「やらされている」のではなくて、心より、泉谷も、聞いてるみんなも、よくがんばったなあ~という思いの、「ばんざい」でした。気持ちよかったです。

ほんと、私も、ここで、全て終了でも、大満足でしたけどね。感動しましたし。
なのに、この後に、さらに二曲・・・・しかも、オーラスに下山の登場とは!!!!
もう、ほんと、最初から最後まで、めいっぱいに、楽しめたライブでした。

やっぱり、泉谷偉大です。
彼もまた、偉大なるメロディメーカーであり、ロッカーです。

またしても、まとまりもなく、思いつくままに、長々と書いてまいりましたが、ここは、なにしろ、基本はPANTAのみーはーブログなんですよ(笑)

ですから、最後には、やっぱり、こんなふうに、書いて終わりにしてしまいます。
いろいろと、泉谷に関しては、まだまだ、書きたいこと、書き忘れたこと、泉谷語録とかも、面白いのがたくさんあるのですが・・・・
泉谷に関しては、あちこち、もう、いろんな方が、ネット上、ブログなどで、このオールナイトライブの感想をアップしてくれています。
泉谷がこう言ったとか、演奏がどうだったとか、コスチュームはどんな感じだったとか・・・それらは、他に書いている人たち(と写真)にお任せ!!^^

そう、最後には・・・
だから、PANTA、楽曲数もキャリアも、泉谷に負けていません。
そして当然、その楽曲すべての・・・ひとつひとつの「クォリティ」も!!
どこをとっても、最高にすばらしい楽曲たち!!

だから、PANTAも、どんどん、いろんな曲をライブで聴かせてほしいです。
泉谷みたいに、一夜で、60曲をまとめて聞かせて・・・とまでは、無理は申しません。
無理なことは、わかっています(笑)

だけど、日にちを分けてでも、日替わりライブで、たとえば、「三日で歴史をみせてやる!」だとか。
それが無理なら、いっそ、マンスリーでもいいです。
たくさんの楽曲を、いろいろ聞かせてくれるライブを切望します。

仮に、聞かせてもらえるのならば、きっと、たぶん、一日中でも、それこそ、60といわず、70、80、100曲でも、私ならば、その集中力は、途絶えずに、ずっと、楽しんできいていられる???・・・・・・・かもしれない(笑)

そして、それは・・・・・それは

あなたでなければ、あなたの曲で、あなたが、歌わなければダメなんです!!!


そういえば、泉谷しげるは、オールナイトで、62曲歌い続けたけれど、最後まで、その声は、出まくっていて、後半になったからといって、嗄れることもなくて、実に絶好調の状態で最後まで歌いきれておりました。それも、ものすごいことだと思いました。
(比較するのも何ですが・・・若かりし頃のつま恋の拓郎なんか、後半の歌声は、もうガラガラでした・・・)

ダイエットであるとか、体調管理など・・・・影では、この日の為に、地道に見えない努力をされて、挑んだのでしょう・・・・きっと。
泉谷、すごい、ほんと偉い!!!


(おしまい)






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。