NACHT MUSIK FOR

since2004~PANTA、頭脳警察をメインに音楽のこと。開設から来年2023年で19年目になります。

「騒音警察」LIVE TOUR【関東編】 2013.6.21初台ドアーズ

2013年06月22日 | PANTA・頭脳警察【みーはーライブるぽ】

6月21日(金) 初台 DOORS
騒音警察
PANTA(G&V)
トシ(PERC.)
菊池琢己(G)
(from 騒音寺)
タム(G)
こーへー(B)
素之助(D) 

【セットリスト】
パンタ&トシ
1.残照
パンタ、トシ&琢己
2.落ち葉のささやき
3.お前と別れたい
騒音警察
4.腐った卵
5.Blood Blood Blood
6.煽動
7.嵐が待っている
8.People
9.R★E★D
10.七月のムスターファ
11.サラブレッド
12.あばよ東京
【EN-1】
13.銃をとれ!
14.ふざけるんじゃねえよ(with なべ)
15.悪たれ小僧 (同上)
16.歴史から飛びだせ (同上)
【EN-2】
17.さようなら世界夫人よ
****************

 PANTAのライブは、去年11月以来で、七ヶ月ぶり。頭脳警察となると約二年ぶりのライブ鑑賞です。
当日は、こともあろうに京王線の人身事故の遅延のために、90分電車がストップ。
せっかく久しぶりの初台ドアーズだというのに、会場にたどりつけるか不安でしたが、結果的には、ふたり頭脳警察の「残照」の真っ最中に会場入り。
あとで知り合いに訊いたらこれが頭脳警察の一曲めだったと知り、少しホッとしました。

今回の頭脳警察ライブは・・・・・。正直なところ、なんだか、ものすごく期待と不安と半々な気持ちで参加しにいっていたのですよ。
このライブブランクの間にはいろいろ思うこともあり、まあ、PANTAに限らず、ライブそのものに、昔ほど頻繁に行ける環境ではなくなっていたのでしたが。

PANTAに関しては、簡単に言えば、やっぱり新譜とか、新しい曲を聴きたいとか、ステージに立つ限りは、もう少し体型ひきしめ直して欲しいだとか・・・。
まあいちファンが、長年大好きなアーティストに求める、欲求、願望なんて、私に限らず、みんな多かれ少なかれ、そんなふうに、似たようなことは思い描いてはいるんだと思うんですけど・・・。
それをすぐ口に・・いや、文字に出してしまうのが、自分なだけで。

たまに、このブログの過去ログを振り返ると、長々と、いろいろ言いたい放題してきたものだなあと・・・。

でも、昨日は、初台にたどりつくまでに、電車が結局90分以上も止まってしまったので、もう会場に到着したら、大急ぎで飛び込みましたから、なんというかこう、気持ちの準備とか、久しぶりにPANTAのライブが始まるなあ~みたいな感慨に浸るまもなく、ドアーズのドアーをあけました(⇒何気にシャレですw)
そして聴こえてきたのが、まさに!!
トシさんと「ふたり頭脳警察」での「残照」ですよ。

♪さあ もう一度 乾杯 俺たちの人生に
夜明けは遠くに消え去って 遥かな友に今何を思う・・・・・・・

♪さあ もう一度 乾杯  俺たちの人生に~~~~

うっわーーーーーーーーと思いましたね・・・・
いろいろと、長年思い入れあるロックアーティストに対しては、勝手にいろんな思いや、理想を描いてきていて・・・。
この曲は、『俺たちに明日はない』というアルバムに収録されているのですが、リリース当初は、結構、この曲に対する評判は、賛否が飛び交っていましたね。
♪さあもう一度「乾杯」とか、俺たちの「人生」に・・・とかって、キーワードが、頭脳警察「らしく」ない?のでは?みたいな?
もともと「頭脳警察」パブリックイメージと闘ってきたバンドでしたから・・・。

だけど、今の今のPANTAとトシさんと、ふたり頭脳警察で、歌われるとき・・個人的には、ものすごい、これぞまさに自然体な気がしました。
急いで駆け下りるドアーズ会場内への地下階段、
だんだんと聴こえてくるかすかなメロディー・・・・・
そしてそのドアーをあけて耳に響いた、あの歌声
 
♪さあ もう一度 乾杯 俺たちの人生に
 
まだ夢をみてる奴 諦めたやつ
みな一から始まり
みな一で終わる・・・・
 
PANTAの声はのびやかに、ドアーズの会場内に心地良く響き渡っていて・・・・
その演奏と歌声を聴いたら、わーーーーーっ、ってドキドキしていました。
 
そんな演奏が終わるやいなや「菊池琢己!!」とコールされて
即座に、続いたのが、私の大大大大好きな・・・この曲だけはですね・・・何百回聴いても、飽きないんですよ・・・・すごい好きなんです。もう昔から・・・

「落ち葉のささやき」です。

そんなのが、久しぶりのライブハウスの生演奏の音響で。
パンタも、今日は素晴らしく声が出ていて!!!!!
もうほんとに鳥肌立ちましたね・・・・
なんだかもう、いきなり胸いっぱいになってて、涙出そうになりました

・・・・・・・うーん

やっぱり、離れようもないものがあるなあ・・・・・・・って。

なんだか、そのときに改めて自分で自分を知る?みたいな・・・・。


後からかけつけたので、入ってすぐは後ろの方まで人がいっぱいで、後ろで立って聴いてる人が多かったので、ああ、これはもう仕方ないずっとスタンディングだなーと思いきや、よくよくもっと前方にいってみると、意外とすいてる空間があって、椅子席もちょうどあいてる席があったので、演奏の合間に着席することも出来たし、適度に極端に近すぎない距離で、じっくり聴けて不幸中の幸い?というか、終わってみれば、結果的には良かったと思えています!!

だって、どうしても、あらかじめ早い整理番号で入場しちゃうと、根がミーハーなので、ついつい、「かぶりつき」に突進しにいってしまいがちなのですが。
距離は貼付の写真のような視界で、多少は前の人の頭で遮られてはいたものの、うまい具合に、それぞれのメンバーの姿も見えなくもない程度の視界だったし、「騒音警察」としてバンド全体がしっかり見渡せて、とても楽しめました。

それで、演奏曲について、いろいろ書いていくと、また止まらなくなるのですが。

 
「落ち葉のささやき」につづいた「お前と別れたい」も、久々聴けて、ああ、やっぱり演奏、カッコイイなーと思いましたし。

そして、騒音寺を呼び込んで「騒音警察」として

M4.腐った卵 ~5.Blood Blood Blood 6.煽動
と続きました。

初期「再生頭脳警察」として90年リリースの『頭脳警察7』よりアタマからそのままの曲順だったので、なんだかそのあたりも妙に懐かしい気がして、わーーーーって言うか、ドキドキしました。

私は、89年からPANTAを知って、リアルタイムに聴きだした口なので、私にとってのリアルタイム頭脳警察というか、思い入れ深いのはこの頃の頭脳警察でしたので。


自分にとって、今回のセットリストの中で、一番の圧巻はM12.「あばよ東京」でした。
いやーーー、本当に息もつまるような演奏、歌唱
震えました

最後の最後で「世界夫人」
この曲も、自分にとっては、「落ち葉のささやき」同様に、聴くと、いろんな感慨が浮かんでは消える曲ですね・・・・
感激でした★
久しぶりのPANTA、頭脳警察・・・・いや、騒音警察、すっかりやられてしまいました。
うーーーん。行けて良かった~~

やっぱり、長生きしてくれて、病気しないで、いつまでも歌い続けてくれること・・・・
これなんですね。

パンタさん、琢己さん、素晴らしいひとときを、ありがとうございました。



やっぱりLIVE!
一期一会
瞬間が全てなのだ・・・・・・と思いました。

頭脳警察、ほぼ二年ぶり、パンタライブでも七ヶ月ぶりでした。
このくらいインターバルあると、なんだかものすごく、ライブもありがたみが感じられて、良い感じでしたよ。

この関東シリーズは、引き続き、翌日・翌々日とありますが、昨日みたいなの聴いてしまいますと、また、あちこちおっかけしたい衝動にもかられてきますが・・・
もうなかなかそうも行きません。
まあ、でも、今の自分にはそのくらいの方が良いのかもしれません・・・。

でも、もちろん、また、行ける機会があったら、絶対に行きます!!

だから、パンタさんも琢己さんも、トシさんもまだまだずっと元気でいて欲しいです。



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