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【その1】泉谷しげる「全曲制覇ライブvol.8」 2013.6.29 ニッポン放送イマジンスタジオ

2013年07月04日 | 泉谷しげる


泉谷しげる全曲制覇LIVEvol.8
2013.06.29 ニッポン放送 イマジンスタジオ

IZ BAND:

泉谷しげる(VO・G)
藤沼伸一(G)
渡邉裕美(B)
板谷達也(Dr)

【SET LIST】
第一部
 1.全曲制覇のテーマ
1994.5.21リリースアルバム「メッセージソングス」より
2.激しい季節
3.存在する愛のもくろみ
4.トーキング・ブルー
5.教祖がころんだ!!
6.手のひらの風景
7.愛しの臨死体験
8.黒い波
9.落葉樹
10.2001's
11.東京の翼

12.なぜ、こんな時代に
13.春夏秋冬

第二部
1993.1.21リリース・アルバム「WILD BLOOD」より
14.責任者を探せ
15.クレイジーラブ
16.夜と昼の顔
17.陽のあたる場所
18.月のない夜
19.他人に厳しく自分に甘く
20.楽園の人々
21.WILD BLOOD
22.クラスブルジョア
23.HAT

24.サスライ
25.無限大食
26.メディア
27.流血のならわし
28.俺の女
29.都市の夕映え
30.波止場たちへ
31.時よ止まれ 君は美しい
32.野性のバラッド
(セットリスト、mickさんよりいただきました。ありがとうございました)
***************
今回の泉谷しげる「全曲制覇」vol.8は、LOSER以後の1993、1994年にリリースされた二枚でした。
正直言いますと、私はLOSER結成の88年から火がついたファンでしたが、LOSERが終了したこの時期のアルバムは、当時リアルタイムで購入して聴いたはずなのに、それまでに比べたら、かなり印象の薄い存在のアルバムになってしまっていました。

なぜなんだろう?と自分を振り返りましたが、よくよく考えたら、1993年といえば、そうなんです。ちょうど今年二十歳になる長男が生まれていました。
初めての出産と育児に追われていた時期に、リリースされた二枚でした。

だから、購入はしていたものの、そんなに繰りかえしは聴ける時間がないままになってしまっていたようです。そうだったんだなーと、気づいて自分で納得しちゃいました(^^)

そして、このたびの全曲制覇で、この二枚が歌われるとあって、あわてて持っているはずのCDを取り出して聴きましたよ。

すると、すると・・・・・なんと、それぞれのアルバムに、名曲がいっぱいだったのです。

驚愕!!!

ええ?この時期のこの二枚って、こ、こんなに良いアルバムだったのか?と・・・(^^;

俄然、今回の全曲制覇が、ものすごく楽しみになっていました。

事実上は、過去の楽曲を振り返るライブではありますが、自分のように、ほとんど聴きこまないで通り過ぎてしまったようなアルバムが演奏されるような日は、ある意味、ニューアルバムリリース記念ライブみたいなものですから♪(笑)

しかも、それが贅沢に二枚分も!!ですよ★

でも、わりと、普通、新譜のリリース記念ライブであっても、その新譜からライブで必ずしも全曲が演奏されるわけではない場合も他のアーティストライブでは多いことです。

でも、この泉谷、全曲制覇は、名のとおり、必ず、アルバム曲、全部が歌われます!!
聴けます!!
「予習」?が無駄になることはないのです(笑)

素晴らしい!!

今のIZバンドは、ものすごくカッコイイロックバンドです。

この全曲制覇では、IZバンドなりの、楽曲としてアレンジされて「今の音」として演奏されます。

場所は、ニッポン放送イマジンスタジオ。
放送局のスタジオですから、音響はバッチリ、キャパシティは椅子をならべて150程度。

聴き手にとっては、絶好の、素晴らしい贅沢な環境です。
これが、ほぼ毎月一度行われて、今回で8回めです・・・・・・

去年からスタートしたこの「全曲制覇」なんでも、年内で終了だとか言うウワサが・・・・??

えーーーーー!!!

そうなの?
寂しいなあ・・・
終わって欲しくないなあ・・・。(涙・涙)

***********

まともなライブれぽになっていませんが・・・・(^^;

このライブ、本人の意向で、撮影はフリー。
なので、たくさん動画と写真を撮ることが出来ます。
至福のライブ、生で聴けただけでも、最高なのに、その後の余韻を、画像・映像で、再びじっくりと振り返り、聴き味わえるのです。

こんな申し分ない贅沢さわまりないライブが、毎月のように・・・・。

去年は、一度だけ「欠席」してしまいましたが、毎月、当たり前のように、足を運び続けているこのライブでしたが・・・。
終わりが近づいてきて、ふと、いままでや、今回のvol.8を振り返ると、なんて贅沢で幸せな!!と改めてかみしめて感じるわけです。

こんなライブのこんな企画、こんな環境・・・他のアーティストには絶対真似できないものです。

泉谷しげるのファンでいて、幸せ感じます。最高です。


さて、そんなライブの、あたまから一曲一曲振り返っていると、止まらなくなり、終わらなくなりそうなので、今回はちょっと考えて、手法を変えました(^^)


時代はすっかり「SNS」の時代。

私もいまでは、昔ほどマメにブログを更新できなくなってしまった代わりに、今ではフェイスブックを、わりとマメにちょこちょこスマホから更新することが多くなりました。

なので、そのフェイスブックでの投稿を、撮った動画とともに順番に紹介していきたいと思います。


2.激しい季節 
泉谷しげる全曲制覇vol.8 2013-06-29 
 

 

オープニングの「全曲制覇のテーマ」に続いたアルバムの中からスタートした曲は「激しい季節」
初期の「全曲制覇」ライブでは、アルバム収録の曲順にもこだわりを持ち、忠実にアルバム収録順どおりにライブでも演奏されていましたが、途中から方向転換されて、ライブの進行しやすさを優先するようになりました。これは正解でしょうね。この「激しい季節」もアルバムでは「手のひらの風景」に続く二曲めに入っていますが、まさにライブのスタートをキメるにふさわしいカッコイイ曲だと思います。
★奇才★泉谷しげるらしい、力強いメッセージがそこにあります!!

♪激しくお前は今を気づく
それまで何をしてきたのかを
自分に打ちのめされたその時
... お前だけの為の風が吹く

もっと強くもっと激しく 今を超える世界をつくりなおせ

季節が自分の中で 愛や夢や希望のためでなく
季節が生命の中で その力をみせつけている・・・・・・・・・

*************
1993年7月の北海道奥尻郡奥尻、南西沖地震、
このとき泉谷はたったひとりで、路上での募金活動「お前ら!募金しろ!」をスタートさせた。
自ら「売名行為」「一日一偽善」などとうそぶきながら・・。過激なる救済活動。
ひとりフォークゲリラライブ。

そんな活動を経て1994年5月リリースされたのが「メッセージソングス」である。
このアルバムに収録された曲たちの、持つ、メッセージ
それは、暖かくも力強い


(「その2」へつづくーーーー)


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