PANTA「生DARAライブ」@下北沢「風知空知」後半、【第二部】です。
40分近いゆったり休憩の後、パンタが現れましたが、一生懸命、譜面を探している様子。
「やろうと思ったやつが見当たらないので・・・やるなってことかな・・笑・・・次の機会にやるってことで・・・・」
(⇒うーーーむ・・・・結局これは、本当は何を演ろうとしていたのでしょうか?全編終了した後に振り返っていろいろ想像してみるに、ひょっとして「スコア」だったのかなあ~??とか・・・。SKiの伊香保のツアーでのナイトライブでは披露されていた曲でしたから・・・。けど「落ち葉のささやき」だったのかもですねえ??・・・・それは、今となっては、もちろん謎のままですけど・・・しかし、「スコア」も聴きたかったんですけどね・・・まあ、、、だから、また、是非、こういうのやって欲しいです。でも、あれもこれも、欲を言い出すとキリがありませんが・・・)
そして、後半第二部も、まずはパンタひとりで、なんと、この曲でスタートでした。
12、人間もどき
お~~~。もう、やっぱり、これはカッコイイですね★オーディエンスも勿論ノリノリでした♪
そして、すぐに続けたのは
13、彼女は革命家
14、戦争しか知らない子供たち
「初期頭脳警察」のこの二曲を、今のパンタが、今の声で、自然体でじっくりと丁寧に聴かせてくださいました。個人的に初期頭脳警察に関しては、大勢のファンとは違って、ことさら特別に「特別な思い入れ」があるわけでもなくて、前から言っていますように、かなり冷めたファンである私でしたが、そうはいっても、やっぱり「このアーチスト」のファンでありますから・・・。それはもう、ものすごく楽しんで聴けました。パンタの作り出す、メロディが大好きで、ずっとここまで来ていますが、
そしてM14の「戦争しか知らない子供たち」なんかは、いわずとしれたジローズの「替え歌」ですけど、この曲もこの当時のフォークソング特有のメロディーといいましょうか・・。良い「曲」だなあ~なんて、改めて思って聴いていましたよ。あ、そうです、私は「フォークソング少女」(笑)だったクチでしたから。
こういう「フォークソング」を、頭脳警察に歌わせると、こんな歌詞になる!?っていう・・・(毒)
でも、なんというか、もともと、初期警察にしても、そのメロディーは、たとえば、当時の代表曲の「世界夫人」にしても「落ち葉のささやき」にしても、メロディーは「フォークソング」でした。・・・だからこそ、それが気に入って、私なんかは、ファンになったのでした。
そう、私なんかの場合は、ただ単純に、きっかけは、パンタの作り出す、その「フォーキーなメロディ」でした。
だからなのか、どうなのか・・・。
「戦争しか知らない子供たち」を、聴きながら、この「フォーク」のメロディを気持ちよさそうに、ギター一本で、ひとりで歌い上げるのを見ていて、聴いていて、実はなんだか、変に「感動」していました。こんなところで、こんなふうに「感動」するのは私くらいなものでしょう。きっと・・・。
・・・そんなふうに、いやーーーーほんと、いいなあ~~と、心の中でつぶやきながら、感動していたら、またまたまた・・・・
・・・・後方から、「イイねえ~~イイヨ~~♪。」
と、声が・・・・・・そう、またまた後ろで、カウンターに腰掛けて、オーディエンスと同化して、聴いていた、菊池琢己氏でありました。(^^) 盛り上がりました♪。⇒(琢己さんと言えば「♪。」です)^^
「タクミそろそろやろうよ。タクミと美香に出てきてもらう。・・・最初からふたりに任せようかと思ったんだけど・・」
「それ?これ行く?」(P)
「ソロいける?」(T)
「・・・わかんない・・・やってみようかな~~」(P)
「パンタのギターソロといったら、二曲しかない、コレ、と「夜霧」(⇒「夜と霧の中で」)の前半のソロ・・・。」(T) (場内爆笑)
「ああそうか・・・・コードわかってないけど・・・まあいいや・・・まかせたから」(P)
そんなやりとりの後に、パンタと菊池琢己と、ふたりで・・・・・・
15、夜明けはまだ
♪夜明けはまだ 俺は まっているのに
夜明けはまだ 雲が流れてるのに
蒼ざめた時間よ 俺を見てくれ
そして話しかけてくれよ
おまえだけだよ 俺を信じてくれるのは
夜明けはまだ 海は待っているのに
夜明けはまだ 俺が待っているのに
星に祈る少女よ 手を差し出して
そして俺を抱いてくれよ
さみしすぎるよ 俺が考えていることは・・・・・・・・
間奏・・・・・パンタのリードギター♪
キターーーーーッ!!すてきぃ~~(*^-^*)
蒼ざめた時間よ 俺を見てくれ
そして 話しかけてくれよ
おまえだけだよ 俺を信じてくれるのは
夜明けはまだ 俺は待っているのに
夜明けはまだ 俺は待っているのに
・・・ど~して、ここを忘れるか?・・・・そんなもんだよ人生は・・・二度とやり直しがきかない・・・・
(などと、演奏終えた後に、独り言のように、ぶつぶつと・・・でも、そういうのも、イイのだ♪⇒もはや、こういう曲を歌われた日には、もう、なんでもなんでも、すばらしい~~というモード全開であります。あ~生きていて良かった♪生きていて良かった♪・・・・・拍手・拍手~~わーいわーい)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
で、実は、この長い休憩の間に、トイレに行ったり、周囲の人と、呑みながら食べながら、パンタの話をしたりしていたんですけど、その後、ちょっと時間をもてあましたので、何気なく、ケータイから、ツイッターをチラ見に行ってみたらですね・・・・・
な、なんと私のアカウントタイムラインに、私とも恐れ多くも相互フォロワーにしていただいてます橋本美香さんの、今まさに三分前くらい?という、つぶやきを発見してしまったのです♪それを見て、思わず「ニヤリ」・・・・
だって、それもそのはず、そのツイートは・・・
酔ってしまった(=´∀`)人(´∀`=)
と言うものだったのでした(^^)ワーーーイ♪
橋本美香さんと、ツイッターと言えば、知る人ぞ知る?というか・・・夏に発した彼女のツイートが、思いがけない、事件?というか、いろんな波紋を呼んだり、攻撃もされてしまったりしたわけでしたが・・・。それで、パンタからも、「売名の橋本美香」(笑)だとか、冗談で毒づかれちゃってたりしてましたが。
でも、ツイッターも、インターネットも、言われているように「諸刃の剣」でありまして、あんな事件もありましたが、そんなことにもめげずに、以後も、美香さんは、どんどん積極的にツイッターを活用、意見や情報発信を続けていらっしゃいます。それフォローしている私自身も、そんなツイートを見て、いろんな情報を得られたことは、もちろん、今まで知らなかった、美香さんの人柄や、性格というか、考え方を知ることが出来ました。そして、よくわかったことは、橋本美香さんと言う人物は、実に芯の通った、真面目でしっかりした、ステキな方だと言うことでした。
・・・・にしても、この「酔ってしまった」ツイートには、笑ってしまいましたが・・・(^^)
で、この後に、その、「酔ってしまった」橋本美香さんの登場♪♪ 拍手~~~。
ステージにポジションして、ギター抱えて、いきなり発せられた美香さんのMCは、こんな感じでした。
「・・・・あの・・・・・お酒を飲んだんですよ・・・・(´∀`=)・・・どうやったらダラダラ出来るかと思ってお酒飲んだんですけど・・・まずいですね・・・?」
俺も強制的に薦められたけど、クルマだから、と断ったんです・・・と言うパンタからは、性格的には、豹変するタイプですか?とか(嬉しそうに?!)尋ねられて
「・・・・かなり楽しくなっちゃうんですけどね♪ ふふふ」
・・・・と、「ナイトライブ」らしくなってきたね♪と、喜ぶパンタ、そして勿論、もちろん喜ぶ観客(笑)
とろーんとした美香さんの、なんとも艶っぽい表情、ほろ酔い加減の実に良さげな雰囲気での登場で、ますます盛り上がる店内♪
「・・・・お酒、あまり強くないんで練習したいんですよ」(M)
「あんまり酔って歌ったことがないので・・・」(M)
・・・・・・・すると、なんとパンタ、思わず、ステージから立ち上がり「他の用事があるから」???とかなんとかって、行ってしまいましたw (場内爆笑)
「どこ行くんですか~~」(M)
いやー、しかし、なんでしょう。さすがというか??
もう、ココは、こうなったら、ほろ酔い橋本美香さんの貴重なる、滅多に見られない、「ワンマンオンステージ」??でしょうと??⇒たぶん、パンタのそういう機転?のきいた、退席だったのでしょうか???(^^;
16、沈丁花の歌
そして歌われた、美香さんのソロ曲。傍らのスーパーギタリスト菊池琢己のギターが美しいイントロを奏でて・・・・!!!!!
この曲、ここで初めて聴いたのでしたが。やーーー。良かったですよ~~。とても。最高です★
前のセットリスト速報の投稿記事でも書きましたが、こういうのは、もともと私は好きなタイプの曲でしたし。美香さんのボーカルと、琢己さんのギターも~う、ほんとに最高でした。
私としましては、すっかりお気に入りの曲です。また、聴いてみたいものです♪・
・・しかし、これは誰の作詞・作曲なのでしょうか?ネットで少し検索してみたのですが、わかりませんでしたので現在も不明です。なんでも、この曲収録のアルバム(『グレイトフル・デッドを聴きながら』)は、美香さんご自身で作られたという曲が6曲、パンタも4曲を作曲で提供しているとのこと・・・とにかくとても良い曲でした。
「生ダラ ライブっぽくなりましたかねえ?(^^)」
「それでは、アルバムのタイトル曲を聴いてください♪」
上記のステキなジャケット画像のアルバムが、今年の3月にリリースされた、橋本美香の2NDソロアルバム『グレイトフル・デッドを聴きながら』で、次の曲は、引き続き、美香&琢己で、美香さんのソロ曲、このアルバムのタイトル曲でした。
17、グレイトフル・デッドを聴きながら
ノリの良い明るいカントリーっぽい曲調の、これも良い感じの曲でした。琢己さんのコーラスも美しくて、間奏のギターソロも、とてもステキでした。
美香さんのソロ曲、いままでこんなにしっかり聴いたことはなかったのですが、私はどの曲も好印象でしたね。声も綺麗で歌唱力もあり、(それになにより、この日の、パンタ、タクミとのトークのからみ具合い、後半からの、ほろ酔い加減での登場といい・・・)この日のライブの思わぬ収穫?!?といいましょうか・・・・。この楽しい雰囲気、パンタの機嫌の良さ(?)好コンディションぶり(?)は、全て美香さんの存在あってのものだったと思えましたし♪
この曲を歌い終えたら、美香さんの席にグラスが運び込まれました。
「あれっ!!!・・・・・私の??・・・・」
(場内、大拍手~~~~やいのやいの♪)
「まずいですぅ~って・・・・私かなり今の状態でもなんか・・・・・(^^; 」
18、Deportees
パンタも加わって、この曲。
この曲がまた、良かったんです。この曲は、タイトルだけは、よく目にしていました。今までにも、よくパンタとの共演で歌われていた曲でしたが、私はこの日初めて聴くことが出来ました。
それで、いまさらですが、この曲のことを、調べてみました。今までは、私自身は一度も聴く機会にも恵まれず、タイトルだけなんとなく聞きなれた?見慣れてましたが、そのまま無知でしたけど、この日の演奏が、なんとも良くて・・・。
そしたら、ウディ・ガスリーの「Deportees」という曲のカバーであることを知りました。
「Deportees」・・・別名「追放者」。
パンタとのサビのデュエットは、ものすごくカッコイイ。そしてキレイ。
しかし、「ワンナイトラヴァー」といい、美香さんとパンタのデュエットは、物凄く良いです。驚きでした。・・・・それにしても、今まで私は無知でした。私自身は初めて聴けたわけでしたが、思えば、もう、すでに、それこそ何度もパンタは美香さんともSKiがらみのいろんなイベントの中で、共演されていたのですよね・・・。
私は、盲目的な頭でっかちファンなので(苦笑)パンタのライブも、昔から基本「ワンマン」しか興味ない、みたいなところがあって・・・。だから、この日聴けた、パンタwith橋本美香、というか、デュエットは、なんだか目から鱗状態みたいな、そんなものがありました。
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「遊びに来てくれた、友達紹介します!!伊藤正美!!」
「まさみさーーん」
19、海と林檎
謡像(うたかた)の伊藤正美さんが、登場で、「名曲中の名曲!!」(⇒パンタ曰く)のこの曲を、パンタ・美香さんふたりの歌唱。
この曲もきれいな曲で、美香さんとパンタの良い雰囲気のデュエットで。正美さんの生ギターの音も、独自の味わいがあって。良かったです。私は、この曲は、以前聴いたことはありましたけど・・・・あれももう、5年か6年前くらいでしょうか?パンタと伊藤正美さんとふたりでの演奏を・・・。そのとき以来で、聴けました。
「お水をもらってもいいですか・・・・(´∀`=)」(M)
20、MI DA RA
再び琢己さんが戻ってきて・・・。
今度はどんな曲が?と思っていたら、おーーー、この曲で・・・・。
いやーー。これは聴きたかった曲でしたので、感激でした。これは好きなんですよ。
響のライブで初披露されて聴きましたが、まだアルバム未収録曲の、いわば響の「新曲」です。でも、私、これを聴いたのは、その当時の響で、その後頭脳警察での活動がずっとでしたので、もうやはり三年ぶり?くらいとかになるのかもしれません・・・。
個人的には、パンタのこういうソロの「新曲」も、相変わらず、すごく良かったので・・・。こういうのを、もっとたくさん聴いてみたいと願っていたのです。それはあのまま陽炎でも良かったのでしたが、響で、こんな感じで、新曲をたくさん作ってくれて、そういう響のアコースティックな感じの新譜もいいのではないかと・・・。まあ、もちろん、「頭脳警察」のような派手さはないのでしょうけれど・・・。個人的には、あのまま、こっちに行って欲しかったという思いはありましたね・・・・(まさか頭脳警察がココまで続くとは・・・なんて言ったらまた、大顰蹙でしょうけど・・・爆・・・警察が良くないという訳ではないのです・・・・でも、警察がここまでずっとというのは・・・期間限定、ゲリラ的な感じが、警察だったのではないか?というか、その方が?みたいな・・・。ああ、すみません)
しかし、ほんとうに、こんな「新曲」が書けるのです・・・・やっぱり「天才」です。
早く、大勢が、パンタを愛する全国の大勢が・・・・この曲をしっかりと耳に出来る日がくればいいのに・・・・そんな願いを込めて、ずっと居ます・・・
勿体無いですよ!!ほんとに ほんとに・・・・
コエモ トケル マヨナカ ノ ホトリ
ユメジャナイネ キミノ クチビル
イツニモマシテ ハグラカシテ
タマラナク ミ ダ ラ ナ ヨル ダカラ・・・
カラム オモイ ウズカセル ヨウニ
モドレナイネ・・・ モドルキ モナイ
トオクデ アイガ サワイデイルヨ
カオリタツ ミ ダ ラ ナ ヨル ダカラ・・・
ウゴカナイデ・・・ デモ トマラナイデ
キミノ ムチュウニ カナワナイカラ・・・・
スギル ケシキヲ ヤブリステテ
タマラナク ミダラナ ヨルダカラ・・・・
イツニモマシテ ハグラカシテ
コワイホド ミ ダ ラ ナ ヨル ダカラ・・・
【追記】・・・その後、この名曲★「MI DA RA」がライブで初披露されたのって、実際は果たして何時だったのだろう?と、気になって仕方なかったので、自分のこのブログで確認してみました。ありました。三年ぶり?くらいと思ってましたが、二年前でした。
2009年8月8日、新宿ネイキッドロフトのライブでした。これが「響」のワンマンライブ、しばしの見納め最終ライブだったのでした。
http://blog.goo.ne.jp/pantax29/e/27382d6f7b97ef9eb4285225a58554a6
このときに、初披露の「新曲」として、「MI DA RA」、そして、もう一曲「マインマイン」も披露されていました。今、振り返りますと、この当面最後の「響」のワンマンライブ、充実でしたね。リクエスト大会で・・・。私の大好きな、、、アレもやってくれて・・・。
この二曲に加えて「岩の上にも」・・・と三曲の未発表のままの新曲・・・。
この三曲を加えて、他に七曲くらいの新曲加えて・・・・そういうパンタの、もしくは響の・・新譜リリースが待ち遠しいのです。
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当初、これを【後編】として、前にもやったことがあるのですが(笑)さらにその続きを、【アンコール編】にしようかと・・・思っていたのでしたが、それもちょっとダメでした。
結局のところ、【中編その2】とかにしてしまいました(爆)
なんか、ややこしくて申し訳ありません・・・・。
ということで、一万文字超えてしまいましたので、この続きは、【後編】?に続きます。
【後編】、残りのセットリストは・・・・
21、For a Life (PANTA・琢己・美香)
22、マーラーズパーラー2(PANTA&琢己)
23、戦争は知らない (美香・PANTA・琢己)
24、うたかたの夢 (美香・PANTA・琢己)
25、Stand by me (PANTA・TAKUMI・美香)
【アンコール】
26、メンフィス ブルース アゲイン (vo.美香)
27、マラッカ (PANTA・TAKUMI・美香)
28、心のフリーウェイ (vo.美香)
です(^^)