NACHT MUSIK FOR

since2004~PANTA、頭脳警察をメインに音楽のこと。開設から来年2023年で19年目になります。

【JAPANES ROCK GUITARIST】菊池琢己~インタビュー★【DATA3】音楽活動

2008年04月07日 | 菊池琢己
★JAPANES ROCK GUITARIST 菊池琢己★ 
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独占《ジャパニーズ・ロック・ギタリスト》インタビュー 
         いよいよ最終章(クライマックス)です!!


最終章の第三弾は、【DATA3】音楽活動
(現在までの音楽活動、ギターについて考えていること、抱負などについて!!)
です。
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★さて、この【DATA3】音楽活動に入る前に、改めて「菊池琢己」の予備知識として、「来歴」をご紹介いたします。
但し、この情報は、あくまでkeitonが個人的に独自に調べ、知りえた範囲のものでございますので、完全な内容ではございません。サポートアーチストの参加作品の詳細等、抜けている情報部分も、まだまだ、たくさんあるかと思われますが、ご了承ください。(尚、これは、現在、私が管理人をしておりますmixi、「菊池琢己」コミュニティの内容にリンクしております)


【菊池琢己・来歴】
ギタリスト・プロデューサー&アレンジャー 
  多才なる音楽的才能とセンス、過去、多くのアーチストサポートキャリアの元、特に『PANTA』の音楽活動においては、彼の存在は、無くてはならない「女房役」であり、PANTAが全幅の信頼をよせる最高のパートナー!!
   PANTAソロの歴史的名盤「クリスタルナハト」から現在までにおいて、PANTAの音楽活動における、通称「ブレーキの効かない砲手Takumi」は、まさに「キーパーソン!!」 

 今年も、去年に続き、PANTAの音楽全キャリアを奇跡的な演奏で圧倒する、PANTAとのふたりのアコースティックユニット「響」の活動と共に、PANTA&TOSHIの頭脳警察のサポートバンド特型「陽炎」でも、それぞれにおいてキーパーソンとして、さらなる大活躍が期待されている!! 


【担当】Pr, Arr, G, 作曲,vo,b
【生年月日】'60年12月16日
【出身地】神奈川県横浜市
【血液型】A
【略歴】
・ロミオ(g)
・WELCOME→1980年~(g&リードボーカル) 
 82年セカンドアルバム時まで在籍

・Saybow&theR+X+S(g)
・WaltzForHeaven(b) 
【PANTAバンド】
・漣(さざなみ)(g&cho) 
→PANTA(アンプラグユニット)
・響(ひびき)(g&cho)
→PANTA&TAKUMI(アコースティックユニット)
・陽炎(かげろう)(g&cho)
→PANTA(パーマネントフルバンド)「砲手★Takumi」 

■参加代表作品及びレコーディング・ライブ参加アーチスト
★PANTA 
『クリスタルナハト』(
'86・Arr, 作曲, G,cho)
『P.I.S.S.』(
'89・Arr, 作曲, G,cho)
『NAKED 1993.2.25』(
'93.4・ G,cho,Mandolin)
『P.K.O LIVE IN JAPAN』(
'06.10・G,cho)
『CACA』(陽炎・G) ( '06.
12)
『オリーブの樹の下で』(響) (
07.8・G&Cho・ASSOCIATTE PRODUCED &Arr)
『MARCH 2005 ONE DOUBLE』(響)(
07.10・G&Cho・ASSOCIATTE PRODUCED &Arr)
『MARCH 2007 Live the 1st Cruisin'』(陽炎・G)(
07.12)
『2U olive tour Final』(響)(
08.3・G&Cho・ASSOCIATTE PRODUCED &Arr)

★いわぶちかつひこ『三球三振』(Album)
 ('98・Pr, Arr, Prg, 作曲, G, Per, Key, Rec Eng)
  シングルプロデュース「星になった忠犬六兵衛」
  「夏休み」「雨の日」「青春」
★松浦亜弥「ダイアリー(Single)」
  ('03・G)
★龍之介「1st(Album)」
  ('02・Pr, Arr, Prg, G)
★松村雄基
★MIE
★山田かまち
★Aja  『クスコー氏の宇宙船』('98Arr,G,Prg)
★KAZUHIRO
★織田裕ニ
★吉岡秀隆
★未来万紀
★サンディラム
★久川 綾
★小野リサ
★酒井ミキオ
★西脇唯
★大木彩乃
★KATSUMI
★hitomi 
★高橋良明
★松下里美
★都築恵理
  ・・・etc・・・・

【持っているギターの種類】
アコースティックギター、エレクトリックギター中心。
レキントギター、ピックギター、ドブロ、フレットレスギター 、エレクトリックシタール、エレクトリックベースなど。40本。 


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【DATA3】音楽活動


16.現在までの活動歴を、ご紹介ください!! 

「ウェルカム」でプロデビュー。(※81年)
MCのことでマネージャーとケンカして2年で脱退(笑)。 

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■このあと「ロックな菊池琢己」「職人菊池琢己」の2つの道が始まります。

まずは
ロック 菊池琢己
 その頃、TENSAWのボーカルSaybowと知り合いデモテープを作り始める。
原田ジュン(カルメンマキ&5X)、藤井マット(チャクラ)、春山信吾(白井貴子&クレージーボーイズ)というメンバーで大阪バナナホールでライブ。 

 その時借りたPANTAの楽器車を運転してきた石井氏と知り合う。
「PANTAのバンドのギタリストが辞めるからやらない?」と誘われ、いきなり「クリスタルナハト」(※87年発売)のレコーディングスタジオでPANTAと初めて逢う。
それ以来PANTAとはずっとやってきました。
 

1.終宴 The End   2.ダーダーヤーヤー ДД-JaJa
3.BLOCK25-Auschwitz  4.ナハトムジーク Nacht Musik
 5.プラハからの手紙 Ein Brief Von Plag(Original Version)
 6.聖樹 Gernikako Arbola  7.メールドグラス Mer De Glace
 8.4759   9.夜と霧の中で Bel Nacht Und Nebel
10.オリオン頌歌 第2章 Orion







Saybowとは2004年に決裂するまで。
いろいろ問題があったんで仕方がない...まぁ長くやってるといろいろあります。
 でも最近お互い落ち着いてきて「またやろうか」みたいな感じにはなりつつありますが(笑)。


職人 菊池琢己
 ウェルカムを辞めて本屋でバイトをしてる時にプレーヤー誌で「坂上忍のバックバンド募集」の記事を見て応募。
 理由は妹が坂上忍のファンだったから...(笑)。
 面接に行ったらもうメンバーは決まっていたんだけど、面接したディレクターがウエルカムを知っていて「是非何か一緒にやりたい」と言って紹介してくれたのが元ピンクレディのMIEのバックバンド
 ディナーショーから地方の民音のコンサートまで...良い経験になりました。
その後MIEが主題歌を歌っていたドラマに主演していた松村雄基が同じレーベルから歌手デビューすることになり、いきなり作曲とアレンジを任せられる。
 アレンジやレコーディングのノウハウはこの時期に養われましたね。
それまでバンド以外プロのレコーディングなんてしたことなかったですから(笑)。
毎日が実験の連続で...。
 その後、Saybowの最初のLiveで知り合った春山信吾(白井貴子&クレージーボーイズ)から誘われて高橋良明、松下里美のバックバンド。
 そして春山くんの紹介でハーフトーンという事務所に入ってからはプロデュース、アレンジ、レコーディングからCXの「ミュージックフェア」の専属バンド「H.T.M.S」まで幅広くたくさんの仕事をしてきました。


17.印象深かったライブ、レコーディングについて、お話ください!!

 ライブはやはりPANTAの雨の野音(※89.5.7)でしょうか...。
あばよ東京」の最後のソロで弾きながら上を見たら、雨粒が落ちて来るのがまるで映画のようにゆっくり見えたのを覚えています。
すごくきれいだった。
「ガーッ」ってソロ弾いてるのに、もう一人冷静な自分が落ちてくる雨粒見てる...。
不思議な感覚でした。

レコーディングで印象深かったのはPANTAとやった「山田かまち」のレコーディング。(※94.4.21発売)
 アルバムの半分をアレンジしたんだけど、もう次から次へとアレンジのアイデアが出てくるし、レコーディングしてても選ぶのに困るくらい良いプレイが出てくる。
 「山田かまち」が降りて来てたのかな...(笑)。

27008724_65.jpg1.夢を壊すような事が多すぎる  2.10分でこの問題を
3.愛する者はくじけない    ★4.歩いてゆかなくちゃ
5.岡さんというひとがいて    6.虹
7.もっと涙の感動が・・・    ★8.真実をくれ
★9.嵐の日々          10.黒い魔術師
★11.負け            ★12.ある日
★★13.ロックをこの体の中に 

【★マークの曲の、Gと編曲、菊池琢己、★★マークは作曲も菊池琢己】 
SOUND PRODUCER  PANTA
VOCAL  金子和宏
1994  KING RECORD



18.では、ご自身で、一番気に入っているプレイは!?

 1987年の11月8日にやったAvacoスタジオでのPANTAのライブ。
 この時期の僕は絶好調で、文句ない最高のプレイが記録出来ました。
 普通、何年かして聞き返すとそれほどでもなくなるんだけど、
  この演奏は今聴いても素晴らしい!
バンドもすごく固まってきていて、もう怖いもんない感じ(笑)。
 ビデオではかなりカットされちゃってるんだけど、いつかCDで完全版が出せたらいいなって思ってます。
 

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発売されたビデオ収録内容
【PANTA LIVE KRISTALL NACHT 1987.11.8】 
1.R★E★D
2.さようなら世界夫人よ
3.銃をとれ! (頭脳警察・幻野祭の映像とシンクロ)
4.軍靴の響き(同上)
(ここからの5~8は「メドレー」でそれぞれ短縮版です) 
5.BLOCK 25 -AUSCHWITZ- 
6.夜と霧の中でBEI NACHT UND NEBEL 
7.つれなのふりや 
8.マーラーズ・パーラー 
9.聖樹 GERNIKAKO ARBOLA
10.終宴 THE END
(インスト「プラハからの手紙」)
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PANTA  中山努(Key) 西山嘉治(Dr) 中谷宏道(Bass) 菊池琢己(G)



19.ギターについての魅力、こだわりなど、何でもどうぞ!!

 何処へでも持っていける一人オーケストラ。
一人で弾いてもいいし、バンドでもいける。
コードも弾けるしメロディも弾ける。
こんな楽器他にありません。

 そして何より「自分を映してくれる鏡」であること。
ギターを弾くとその時の自分がわかるんです。
自分が見える...って言うか...。
僕にとってギターを通して教えられることってたくさんあるんですよね。


20.今後の活動の抱負・目標をお聞かせください!!

 形にとらわれず、幅広くいろんなことをやっていきたいです。
まだまだ自分が知らないこと、経験してないことってたくさんあると思うし...。
何と言っても、自分の演奏で人を感動させられるって最高のことじゃないですか!
だからもっともっと自分も感じて、そしてたくさんの人達に感動を与えられる活動をしていきたいです。

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21.長い時間、どうもありがとうこざいました!!
    では最後に菊池琢己の「この一枚」をお願い致します!!



PANTA ~ 陽炎 「Live the 1st Cruisin'」(※2007.12.24発売・絶賛発売中)
今の自分の等身大のギタープレイがここには詰まっています。
そして何より自分に自信を持たせてくれた...そんなアルバムです。 

27008724_116.jpg 1.MUSHUS~ムシュフシュの逆襲 2.IDカード          
 3.Melting Pot  4.Geard           
 5.朝を呼ぶ男 6.Demon de midi - 午後の悪魔
 7.氷川丸 8.フロイトは大嫌い~R&Rトリートメント
 9.屋根の上の猫 10. つれなのふりや 11. マラッカ
 12. Cruisin' 13. ステファンの6つ子
14. 終宴 THE END 






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以上で、独占インタビュー終了です!!
 菊池琢己さん、どうもありがとうございました!!!!

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 多忙をきわめる中にありまして、貴重な時間をさいて、無理なインタビュー依頼にもかかわらず、暖かくも、快諾いただけ、多項目に渡るインタビューに対して、ひとつひとつ、とても丁寧にお答えいただけましたことに、心より感謝申し上げます!!!

(なお、文中における※マーク部分の記載、アルバムジャケット及びアルバム詳細データ等の補足は、keitonが、後から加筆させていただきました)

【インタビュー日時  2008.1.12】

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■このインタビューは、08.1.12に行われたものです。

その後3月の響レジェンドオブロック・関東ミニツアー各会場で、先駆けてリリースされ、4月1日よりネットショップでも発売になりましたライブアルバムが、これです★

「2U olive tour final」 PANTA~響
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「2U olive tour final」 PANTA~響
  定価¥4200 (税抜価格¥4000)
  CD番号 FLPC-008・9 (2枚組)
これが、また、さらに、最高傑作!!
ご本人インタビューにおける「等身大のプレイ」のつまった、バンド陽炎におけるアルバムが、それならば、こちらの「2U」は、響における、現在の菊池琢己の等身大の姿が映し出された、最高傑作★必聴アルバムであることは、間違いない!!
・・・・と、私は、思います!!





【付録】
最後に、「Takumiマニア!?keiton」からの、コレクション?の一部を、付録!?につけます。

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「CACA」録音記念パーティにて、FC会員向け、抽選会で、当たってゲットした、菊池琢己の「CACA」レコーディングにあたり、書かれた生譜面♪の一部です。
さてさて、問題で~す。
これは、何の曲でしょうか!?わかりますか!!(笑)

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以上で、4日連続投稿(というわけには、行きませんでしたが・笑)
怒涛の「菊池琢己カテゴリー★みーはー連載」は、いったん、終了です!!

このブログでは、今後も、ひき続き、PANTAと共に、Takumiも一緒に、熱烈みーはー応援を続けてまいります♪
どうぞ、よろしくお願いいたします。


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