・・・・・ということで。
さて、いよいよ「響」です★(ちなみに上記掲載フォトは、今回のライブのものではありません・「Special Thanks HAMAMATSU by pangpangcass」)
オープニングアクト二組は、先の投稿「序」に書きましたように、初めて聴いたわりには、演奏は個人的にはとても楽しめましたが、それにしても、やはり「二組」は、正直言って時間的にきつい・・・・
結局確か、本編「響」の登場時間は、すでにだいたい8時40分近くにはなっていたように思います。
時計をチラ見したら、時間はだいたいそのくらいで、うわ~ここから二時間のライブでも10時40分・・・・か。
せっかくの「ワンマン」ならば、なるべく長く、三時間近く聴きたいと思うのですが、そうしたらうちなんか自宅が奥まった地域なので、終電なくなっちゃいます。
実際、終わってみれば、今回は曲目はトータル15曲なのに、あんのじょう終了したらまもなく11時近くで、もう速攻で帰途へ向かいましたが、地元の駅につく電車にたどりついたのは、やはり「最終」でした。その電車も遅れが生じてなかなか来ないやらで、すっかり帰宅は午前様・・・・出来れば、もう少し早く帰りたかったのですが・・・でも響のライブは少しでも長く聴いていたいし・・・そうなると、やっぱり前座、二組の後で本編響のスタートが8時40分近くと言うのがきつかった・・・・
ここ新宿JAMは、「序」章にさんざん記したように整理番号入場順次、座席指定のシステムは、とても良いと思いましたが、どうやら響で過去行われたここでの二回にもオープニングアクトがあったらしいですが、できれば、もう少し、演奏時間を少なく・・・もしくは二組ではなく一組にとか?もしくは、開場時間を早くかな・・・?していただけたら良いのになあ~と、私「個人的」には思いました。
ここで演るのが響として、もう三度めならば、まだこれからもここでのライブはアリと思われますので・・・・。
でも、どうやらこの「響宴」シリーズも、来月の満一周年となるネイキッドロフトで、いったん小休止?とのウワサも。
以後は、待望の頭脳警察、ニューアルバム製作も大詰め?になるであろうし、今月下旬には、陽炎支援のフルバンド頭脳警察でのフジロックフェスの出演もあり、以後は、しばしは「頭脳警察」モードとして専念となるのでしょうか?
さて、いいかげん曲にはいりますね・・・・。
いつもそうなのですが・・・最前列に座ってしまいますと、その後後ろの様子と言うのが、なかなかわかりません。
オープニングアクト終了で、後ろを振り返ると、いつのまにやら座席の後ろには立ち見の観客でいっぱいになっていました。小さいハコながら、めでたく「満員御礼」状態といったところでしたでしょうか♪
ここは、ずいぶんと、こじんまりしたライブハウスで、椅子の数は「50席」でしたが、その周辺をとり囲んだ「立ち見客」は何人くらいだったのでしょう?
(しかし、ここの会場、椅子席と立ち見との価格差が四千円と二千円と言うのも、すごいなあ~と思いました。立ち見で半額になるなんて・・・・。)
最初入場したとき、一番後ろが「関係者席」と張り紙があり、そこらへんに立ってステージを見ても、そんなにたいした遠さも感じませんでしたので、ああ、むしろココの席あたりで、全体を見渡す感じで鑑賞するのも悪くなさそうだな~とか思ったりもしましたが、はじまってみて、振り返って見て、これだけ立ち見のお客さんがたくさんになってしまいますと、この「関係者席」も、「席」とはいえ、座っていたのでは見えなかったのではないかと思いました。
・・・・・せっかくのライブ、やっぱり人のアタマにさえぎられてステージが見えないと言うのは、やっぱりイヤです(笑)
さて、いよいよおなじみの響ライブのテーマソングBGMが流れて、待望の「響」ふたりの登場です。
ステージに現れたパンタの姿を最初に、パッと見たとき・・・・
うわっ・・・・パンタ、また、あれからさらに、すごく痩せたなあ・・・・と。
ちょっと、びっくり。というか、いいえ~かなりびっくりしました。
いや、正直、これはスマートというよりも、もはや明らかに「痩せすぎ」なのではないかと、老婆心ながら、まさか病気はしてないのだろうか?とか心配になるくらいでした。
歳も歳ですので、この年齢で、あまりにも痩せすぎてしいますと、むしろいろいろと心配になってしまいます。
再々結成頭脳警察の頃、さんざん太ったの、顔がデカイだの、言われ続けていた、あの頃がウソのようです・・・・・・。しかし、極端だなあ・・・
そのあたり、ず~っと見てきているだけに、なんだか不思議な気分になりました。
でも、用意された椅子に座ってギターを構えスタンバイする姿は、あいかわらずカッコ良くて、立ち姿を見た初見の「痩せた~~」という衝撃も、ほどなく演奏がスタートすると、気にならなくなってました。
01 切なさが遠すぎて
いや~~このオープニング一曲めの、この曲のイントロに胸は踊りました♪
この曲は、去年8/8のネイキッドロフト響宴vol.1以来で響としての演奏は、今回で5回めになりますでしょうか。
http://keiton.motordrive.jp/Entry/413/⇒まず、最初、この自分が作ったリストで確認してみたのですが、このリストも、去年作ったっきりで、その後の「響宴」などのライブのリストを追加更新してませんでしたので、いずれまた、ちゃんと最新情報に更新したいと思ってます。
しかし、いつもながらこの「PISS」からの演奏曲、響でやるのが、とてもカッコイイです!!
いやーーータクミギターの演奏、間奏、しびれます!!!
抜群の相性のコーラスもキマってました。
もう嬉しくて、最初から、ノリノリで身体が動いてしまいました。
実に良い感じのスタート。そしてオープニング選曲です。
そもそも、今回は、スペシャルゲスト参加に伴い、普段の「定番」とは違った感じの曲がたくさん聴けそうで、最初から、わくわくしてました。
--------------------------------
一曲終えてから、最初に、パンタが「太陽の塔」時代にプロデュースした、オープニングアクトの井垣氏と山中湖で一ヶ月間合宿したときのハナシや、エピソードなどを話しはじめたりしました。
「あんまり話すとまたあれなんだけど・・・・ま、響だから」
とか、言ってました(笑)(ははははは・・・・・)
こうして一曲聴いた感じも話している感じも、「痩せすぎ?」「病気痩せ?」などをチラリ心配したのでしたが、まあ、いつもどおりの感じのパンタで、普通に元気そうでひと安心(笑)
「オレの好きな曲なんですけど、今日はちょっと違ったカタチで・・・」
02 A Little bit of me~一粒の種になって(原曲英語ver.)
と言ってスタートしたのが、なんとこの曲でした。
「A Little bit of me」・・・頭脳警察のアルバム「悪たれ小僧」収録のこの曲の、メラニーの「原曲」バージョンでした。こういう試みは、とても嬉しいです。
私も、パンタの曲の中でも、もともとかなり大好きなこの曲でしたが、原曲ってこういう感じだったのか~と聴き入っていました。
頭脳警察のパンタの歌詞の日本語バージョンだと、かなり荒削りな感じで、私はむしろそこが好きだったりしてましたが、原曲の感じで演ると、ずいぶんと、しっとりした感じになるのだなあ~と思いました。
英語歌詞で原曲が聴けたのは収穫で、これはこれでよかったのですが、正直言ってやっぱり私の好みとしては、断然、頭脳警察の日本語歌詞の、あのアレンジのあの演奏と歌だなあ~。
「もし、興味あったら聞いてみてください」とパンタもこの曲が終わったあとで、おっしゃっておりましたので、
はい。早速、探してみました♪
上手い具合に、「YouTube」でみつかりましたので、紹介します。(ほんと、便利すぎるくらい便利な時代になりました。YouTube、スゴイ!!実は、最近は、同じくYouTubeで、パンタがやはりカバーしました「ディエゴ」なんかもあれこれのバージョンを聞いたりしていたところでした。このブログでも、その「ディエゴ」も紹介したいかなあ、なんて考えてもいたのですが・・・。あわよくば、と思いましたが「ディエゴ」・・・・は、この日のライブではやりませんでしたねえ・・・・。これも美緒ちゃんのバイオリン入りで聴いてみたかったんですよ。
ということで、これが、原曲です。
なるほど、これを聴きますと、この日の響でのカバー演奏の、「しっとり」した感じが納得です。
でも、私は、やっぱり、頭脳警察オリジナルVer.が、改めてサイコー!!!と再認識しちゃいましたです。
この原曲を、あんなにカッコよく、ロックに仕上げて、1974年・・・35年も前に歌ってて、うたい続けているだなんて、パンタはやっぱり最高です★ほんと、素晴らしい。
Marian - Little Bit of Me
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そして、いよいよスペシャルゲストのバイオリン、阿部美緒の登場!!
「美緒とやるの何年ぶり?15年ぶりくらい?」
とか、いきなりパンタは美緒ちゃんに問いかけてましたが・・・。
いや~、ほんと、実際久しぶりの「共演」なのですよね。
けど、いくらなんでも・・・・15年ぶりということはなかったですね。
そう、その後に、「ロフト以来か」と気づいたようです。
これですね。2006.1.17新宿ロフト「ROCK OF AGES 2006」新宿ロフト30周年記念イベント
http://blog.goo.ne.jp/pantax29/e/f070ea8e0d597006fa5df6fe12539062
ということですから、3年半ぶりと言うことになります。
だけど、私もこのライブにも参加しましたが、なんとなく、私自身のプライベートでも、それからあれこれ、実にいろいろとありまして、なんとなく「3年半」よりももっと、長く感じますねえ。
そしてパンタ自身の音楽活動も、舞台や映画などの活動までもが、この頃以降からどんどん、ぐーーんと、アクティブになっていったのですからね。
それで、このときは、一応、阿部美緒、ロケットマツ、菊池琢己というメンバーで、このときこのユニットをパンタは「オレが勝手に漣(さざなみ)と名づけています」と紹介しています。
そうです。そうでした!!
実は私は、当初単純に、「響」にトシが加わって、「特弐型響」ということがありましたので、今回は、響に、阿部美緒が加わったら、今度は、特参型響??(笑)なーんて単純に、そうなのかしら?と思ったりいたしましたが、違いましたね~。
そうです。この形態は、半分は「漣」でもあったのです。
今年の頭脳警察で、支援が、パンタの抜けた「陽炎」でもって「特型・陽炎」ならば、ロケットマツの抜けた「漣」で、これは、特型「漣」?(笑)とも言えるのかも?とか。なんとか。
でも、パンタは、こんなふうに言ってました。
「響のような、漣のような・・・だから・・・さざ、?かな?」
場内・・・・軽く苦笑?・・・・というか・・・・私は、ぜ、絶句・・・・・(汗)
さ、「さざ」?って・・・・あ~~~なにも考えなかったよね~パンタ(苦笑)
は、は、はははは
ま、いっか(爆)どうでもいいといえばいいですね。
「綾波」とか「式波」とか・・・・いろいろと・・・・・ね。(何?)
03 Demon De Midi~午後の悪魔
そして、その美しくも実にかわいいらしい阿部美緒ちゃんのバイオリンが加わって、始まった一曲めは、この曲でした。(しかし、ほんと美緒ちゃん、かわいい・・・・・同性でも、みていてうっとりしてました・(笑))
いやーーー。素晴らしい。この曲なんかも、もう嬉しくて鳥肌ものでした。
タクミのエフェクターの効いたギターの色っぽい音色と、バイオリンの透き通った音色の素晴らしきハーモニーですね。勿論パンタのアコギも良い感じで響いてました。
しょっぱなから聴かせてくださいました。私、そもそも、この曲も好きなんですよね。
今回は、阿部美緒の参加のおかげで、いつもとは雰囲気の違った曲がいろいろ楽しめるような気がして、すでにこの三曲終えた段階で、すっかり我を失い異次元モードにはいりこむ自分なのでありました。
正直言って、ここにきて少し、あれこれと、さすがに過去の響に、かなり回数重ねてライブ鑑賞していました私ですから、そうなってきますと、演奏曲にも意外性というのか?、何か変化が欲しいというのは、私個人的願望の上では、ものすごくありまして、特に去年の半ばから年度末までは完全ライブ鑑賞自粛でもってその後、久々に挑みました前回の横浜では、正直言って、何故かどうも会場の雰囲気もそうでしたが、全体的に緊張感に欠け、私自身もなんだか、緊張感に欠け、感覚的にいまひとつパッとしなかった感じがありました。
これは、まあ、確かに、響、演奏者側もあの日のあの会場は、よい雰囲気のリラックス感がありましたが、響の演奏が緩慢だったとか言うことでは、まったくないです。
要は演奏者側の責任ではなく、私自身のメンタルの問題。(個人的に、率直に言えばさすがに「飽きた?」みたいな感覚も生じ始めていたり、なんだか、あれこれいろいろとあるうちに・・・・まあ、いわば、ココロってヤツはごまかせねえ~ナ??と言うか?なのでした・・・・・)
それで、少し具体的には、この横浜に関しては、一曲終えるごとに、結構長々と曲にまつわる説明なども入っていて・・・それが、「マニア」としてはどこかですでに聴いたような気もするような話になっていたり・・・あ、ただ話がつまらないということではまったくないのですが、そのときは、私としては個人的には、もう、いちいちそんな説明はいらないから、もっと、どんどん、畳み掛けて歌が、演奏が聴きたいと言う、ジレンマというか、そんな感じで、少しイラついたりもしていました。(あくまでワタシ個人の問題です)
しかし、今改めて振り返り、その日を思い起こせば、せっかくあの日の横浜でも、私としては待望の響における、初演奏楽曲の素晴らしいのが、中盤から4曲もたて続いたのでしたが、そのわりには、今までの私の感じ方とか、興奮とかとは違っていて、どこか冷めたような感じで聞き流してしまったようなところがありまして、うーん。実に勿体無かったなあと・・・。(まあ、いまさらながら・・・後の祭りなのでしたが・・)
そんな思いを経て、それからさらに二ヶ月半が過ぎた、この日でした。
ここまでの演奏で、その私自身でも、2006年1月のロフトから、3年半ぶりに阿部美緒さんのバイオリンが加わったパンタの曲の音が聴けまして、再び、「覚醒」を得た感がありました。
つまりは、横浜はシンクロ率が低下したまま、ライブを大半聞き流してしまった感じでしたが、今回は、再びシンクロ率上昇、覚醒暴走モードまであと一歩?みたいな感じになれたかな?という感じでしょうか?(しかし、だんだんワケがわかりませんね。スミマセン・・・エヴァンゲリストで・爆)
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そして、再び曲の前にMC。
・・・・・ちょっと暗い話しになるんですけれども・・・と
「友人の昨日の訃報」「【ニュース記事より一部引用】小針克之助さん54歳=音楽プロデューサー・歌手の宇崎竜童さんが率いる「竜童組」のギタリストとして活躍した。92年、音楽集団「六三四(ムサシ)」を結成。音楽制作も幅広く手がけた。」
についての語りがありました。
「残念だなあ・・・と。これからもそういうのがどんどん続いていくんだろうな・・・と」
「プライベートなことなんですけど、言わなければいけないかなと思って言いました」
そんなふうにさびしそうに語るパンタ・・・・・
うううう・・・ほんと若すぎる、勿体無い、惜しい人たちの訃報が相次ぎます。
かく言う自分も歳をとり、伴って、自分のまわりの人々も歳をとり、親族、親戚も歳をとり。
なにしろ、私の子どもたちも、少し前は、上野の動物園も行くから、なんていって、それで釣って連れ出してこれていたパンタの上野水上公会堂のライブとか・・・あの頃とか、まだ、あんなに幼かったのに、もう、今では中高生になりました。それぞれ、けいおん部でドラム、ブラバン部でクラやってます。
残念だなあ・・・これからもどんどん続いていくんだろうな
の言葉が悲しかったです。
人間はいやでも歳をとっていってしまいます。そして老いて、中には病気にかかってしまったり。
子どもの居る私なんかは、まだ、彼らの「成長」があるから、年月の経過を喜ぶことが出来ています。
けど、そんなふうに、歳月が過ぎていくのを、いつまでも喜んでいれればよいのですが・・・。
子どもは成長して、大きくたくましくなってくれるけど、それに伴い、大人は痩せたり、太ったり、病気になったり・・・怪我をしたり・・・いろいろと厳しいことも多く待ち受けていますよねえ・・・。
痩せた姿を、少し何年か前は、カッコイイと喜んでいた私。
今は、さらに痩せたパンタを、カッコイイと思うよりも、心配している・・・・。
そんな心配している私自身とて、先月の誕生日を終えてしまい、年齢の数はもう、とっくに認識したくないくらいイヤな数字になってしまってる・・・・・。
気持ちは、あの頃のまんま・・・けど、確実に、人は、平等に、「老い」が進んでいっている。。。。
こんな今だから、パンタのライブに今なお行けていることを、かけがえなく感じます
時よ 止まってくれ
そんな中
「敗北と死に至る道」が「生活」ならば あなたのやさしさをオレは何にたとえよう
と言う歌が聞こえてきた!
そう、あなたの「やさしさ」を、わたしは何にたとえたらよいのでしょうか?
パンタさん・・・・・
ふと、そんなふうに呼びかけたくなってみたりします・・・
そして、次の曲は、
「・・・・・・久しぶりに美緒が入ったので聴いてもらえたらと思ってやります」
04 今日もまた母は泣く
うーーーーん。素晴らしいですね~♪
「波紋の上の球体」に収録されたこの曲も私は、も~~う!!!昔から大好きな曲です。
そもそも、一般的にはあまり評判はいまいち?だったようなこれらの曲収録のアルバム「波紋の上の球体」でしたが、私はこのアルバムも、発売当時から、充分相当にハマりました。もう、ダレがなんと言おうと!!!中でも、この曲は、好きな曲です。(けど一番ではない・・・一番と言ったら・・・)
こんな曲が久しぶりに聴けて、ほんと嬉しかったです。
これはひょっとして03.11.15の仙台公演「響」以来の演奏なのかしら??(不正確・未確認ですが)
思い出の仙台。初めてサインもらったり、ツーショット写真とってもらえたりした、忘れがたき仙台・・・・。
でも、もう、さすがに今は、サインも写真もおなかいっばいで、すっかり落ち着いた、みーはーになってます(笑)
今は、とにかく、パンタには、良い歌だけを、ずっと長く私たちに届けて欲しい。そうしてもらえれば、もう何もいらないです。長生きしてくださいって、ただそれだけ。
あの頃は一番良かった・・・なんて言い方したら、ますます、老い先見えたおばさん発言以外の何者にもなりませんが・・・。そうそう、あの頃なんかは、まださ~、私もパンタも、充分太ってて(笑)
だけど、一番、ピュアでいれた自分を思い出します。
あの頃は、緊張しまくって、片時も見逃すまい、聞き逃すまいと食い入るようにすごしてた。
ライブの時間が夢のようでした。
けど、あんな、あそこまでの感覚の自分には、もう戻れません・・・・・。ゼッタイ。
それから私の「おっかけ」は怒涛のごとく続くことになりました。幸いパンタの音楽活動も、どんどんアクティブになってくれました。
でもね。あまりにも、おっかけすぎるのも、人間はくたびれることもあるなあと。
それだけをやって生活はなりたちませんしね・・・・。
そんなこんな、当時もあれこれと、そう「今日もまた」母である私は、「泣」いていたのであります。
いけません。パンタの一曲一曲に、いろんな思い出が詰め込まれすぎていて。ここ数年。
そんな感慨を思い出せば、それだけで、また止まらなくなるのです。
それにしても、良い曲です。最高のメロディメーカー!!パンタ。
タクミも美緒ちゃんも、ほんと最高、ほんと素晴らし~い。
MC、
「激しいヤツをやっても良かったんだけど、今日はいろいろ選んでいったら、だいぶしっとりとした感じの選曲になってしまいました」
あと、来月の8/8の「ハッパの日」のリクエスト大会ライブとなることの告知も。
そして、次の曲が始まりました・・・・・・・
05 詩人の末路
はじまるやいなや・・・・またしても、うっわーーーーーーと、思いました。
胸がキュンときました。
私はパンタの、これらの曲世界が、私はそもそも大好きで。
そもそも、こういう曲のこういう部分があればこそ、私はパンタのファンになりました。
従って頭脳警察の代表曲といったら、極端なハナシ。
私の中では、「銃を取れ」でも「革命戦争宣言」でも「赤軍兵士」なんかでも全然なくて★
「さようなら世界夫人」と、「落ち葉のささやき」と・・・・そしてこの曲になる!!!
そのくらい大好きです。
一番初めて、よく知りもしないままに、頭脳警察のベスト盤をレンタルで借りてきて、きいたとき、この曲には、衝撃を受けました。大好きになって、繰り返し繰り返しカセットできいた曲です。これも久しぶりに聴けてとっても嬉しかったです。
しかも、なにしろ今日は「バイオリン」入り!!
阿部美緒大活躍♪
このハーモニィが目の前で聴けてほんとに、最高、素晴らしかったです。
パンタの情感のこもったボーカル、タクミのコーラスがまた、良かったです。
感激。
----------------------------------
「さて、タクミの初お目見えギター、モズライト★」と、赤いエレクトリックシタールの紹介がありました!!
エレクトリックシタールと言う新兵器!!
とパンタから紹介され、さっそく、ちょっとだけタクミ氏が、その音出しをしたところ、
場内からは「おおおおおおお!!!!!」との歓声が~。
「たいしたことじゃない」(笑)と。
音出しただけで盛り上がる★
いや~~、けど私も盛り上がりました(爆笑)
すっかりおなじみの愛器アイバニーズも赤が基調ですが。これもまた「赤」(写真)。
タクミは、やっぱり、「赤」が似合います♪
そして、「シタール」といえば、そうだ。そうなのだ!!
この曲だ~~~ワーーーーイ。やったぁ~~☆
06 おお詩人よ夕べが迫って
最初、入りで一回少しコケて、やり直しがありましたが、いやーー。またまた嬉しい選曲で。もう私としては、バンザ~~イです。
これもまた、「波紋の上の球体」収録曲。
そうです。先に演奏された「今日もまた母は泣く」も好きなのですが、私が、このアルバムで、一、ニを争うほどに、大好きな曲は、何をかくそうこの曲なのです。それと、タイトル曲、「波紋の上の球体」この二曲は、格別です。
私にとって「波紋の上の球体」で、ことさらに大好きな三曲が、この曲と「今日もまた母は」と「波紋の上の球体」です。
もう、嬉しかったですねえ~。息とまりそう~なくらい、ドキドキしました。
このアルバムを最初に手にしたあの頃、何を隠そう、私は・・・
この曲だけを、ずっと何度もリピートして、繰り返し繰り返し聴いていた時期さえあります。
また、そんな頃のこととか、なんだか、あれこれと・・・いろいろあったこととか。
音楽というのは、曲というのは、不思議な魔力(魅力)があるものですね。
曲を聴いていますと、あれこれと、まさに走馬灯のように・・・・
感慨深くなったりして
それは、他のどの曲にも言えるわけではない。この曲だから、という何かが、ある。
いろんなことを経て、こんな時代に生きているけれど、今なお、目の前で、こんなに素晴らしい演奏、素晴らしい曲を、体感できることの至福感。
パンタは、とても丁寧に、心地よく、情感こめて歌ってくれていて、それがまた、なんだかとても愛おしい・・・・・・・
すっかり浸りこんでしまい、どこかに意識は飛んでいってしまいそうだ
神様・・・・・
ここで、改めて、かたくなに、頑固に?私は思う。
「波紋の上の球体」は名盤です。ほんと素晴らしい。だれがなんと言おうともですっ☆
そして、再びMC・・・
「詩人つながりで二曲やりました」
「昔は著作権とか知らないから、勝手に昔の詩人の詩に曲をつけちゃって・・・・後でジャスラックとやりあうことになるのですが・・・」
など。
その後に、昨日は秋に上映が決定しているドキュメタリー頭脳警察の二回めの試写会でした、という話。
この映画は5時間の超大作で、250時間の中からよりすぐった5時間という。1時間半が三本。
試写会を見た本人たちは、「予告編がいい」「終わってみればあっと言う間の五時間」などとおっしゃってました。いや~~すごく楽しみです。
このドキュメンタリー頭脳警察は、11月7日から渋谷シアターNで一週間のあいだ、まとめて一挙五時間公開、後はレイトショーで一部ずつの公開、その後に全国展開へと・・・という予定とのことでした。
この映画のハナシで、パンタ曰く・・・・・
「よくいらっしゃってる方、みーーーんな顔が出てます!!全員出てます!!!!」
などと・・・・・・・・
ものすごーーーく「強調」されてました・・・(苦笑)
あわわわわわ・・・・・「私の顔を使わないでください、モザイクかけてください、言わないでください。もう、完成しちゃっているんですから・・・」
だって~~
えー、えー、えー・・・まっ、まさか、私のような普段から至って地味~な人間は、いくらその「よくいらっしゃっている方」かもしれなくても・・・・映ってはないとは思うのですが・・・・。
「みーーーんな」って言うあの、自信ありげな?パンタの言い方・・・・。
ちょっと、なんだか、ドキドキしちゃいますね。
もし映されていたとしたら、嬉しはづかしというか・・・
ん~。
なにしろ、ライブで無防備に、意識が飛んで、かぶりついていたりしているわけですよ。撮られているだなんて意識しているはずもなく。
・・・それってだいぶ、はづかしい表情かもしれないぢゃないですか・・・・いけずぅ・・・・(//▽///)
ほんと、今から正式上映される前に、試写会私にもみせてっ!!!みたいな。
それで万が一、本当に映っていたりでもしたら、モザイク申請したいですよ(爆)
しかし、この映画の為の映像が撮られていた時期は、私はまさにパンタライブおっかけ全盛時にそのまま当たるのです。
このブログの「2ND」に記載されたライブ記事の数々が、この映画に出てくるライブ映像とシンクロする予感・・・・。
そうそう、特にこれこれ!!
http://<wbr></wbr>blog.go<wbr></wbr>o.ne.jp<wbr></wbr>/pantax<wbr></wbr>29/e/3a<wbr></wbr>4175bd2<wbr></wbr>dd9097e<wbr></wbr>2dc9422<wbr></wbr>ef8c47e<wbr></wbr>8f
このとき84コメントついた「購買運動」でしたが、思えば、今度のドキュメンタリー映画で、少しはこの日の購買運動嘆願ライブ07.3.11のライブ映像も見れそうですね♪
この日のライブ映像が見れるというだけでも、もう、ものすごく楽しみですよ~~。
ああ、そして、この日の関係者打ち上げに参加できたのも、私の貴重な思い出です。
そういえば、今から思えば、気のせいかもしれませんが、この日の映画撮影クルーの方々は、なんとなくいつもより大勢いたような気もしてました。
いや~~、この秋、公開!!これは、今私が早々に観に行って、家族で大ハマリしてもう一度観に行こうとまで思っているEVAの映画以上に楽しみな「映画」となりました。
秋の頭脳警察ライブと、ニューアルバムもそうですが、この映画がまた、すごい楽しみです。
そんなこんなで、あれこれと頭脳警察映画の話で盛り上がった後、
「しっとりムードはまだまだ続きます!」と・・・・・・
07 うらむらく
またまた続いた「波紋の上の球体」から、三曲めとなる、この曲でした。
この曲と言えば、思い出すのが、やはり仙台・・・・私が仙台まで初めて足を運んだその日のライブ。
あのときは、パンタのコンディションは、実はベストには程遠く、かなり最悪で強行した状態でした。
特に、そのときに歌ったこの曲は、声が嗄れていたので、非常につらそうでした。以来、私はこの曲を聴くと、そのときのことが、いつも思い出されてしまいます。
後、何かのインタビューで、この曲は、「もう二度と歌わない」発言をしていたという記憶もあります。
それだけ自身が作ったとはいえ、歌唱に難しい難曲ということなのでしょう・・・・
そんな曲でしたが、あえてこの日は美緒ちゃんを迎えてトライしていただけました。
この日のパンタの声の調子はと言いますと、まあ私が今まで何度となく聴いて来た中においては、もっともっと良く声が出ていると感じる日も聴いていますので、正直、これが「ベスト」とまでは言い切れない感はありましたが、一曲一曲が丁寧に、情感こめられて歌われていたという印象を強く持ちました。それと、パンタの表情がイイ。自身でも非常に気持ちよさそうでありました。横顔がカッコイイ(ハハ・・・)
そんなこんな感じていましたら、この曲の後に、
「美緒久々にどう?この雰囲気?オレはすごく気持ちいいんだけど。」
なんて美緒ちゃんに話しかけました。(やっぱり気持ちいいんですよね~。本人自身が気持ちよくなければ、お客さんだって気持ちよくなりませんということですわねえ・・・)
で、「久しぶりだね!!ミシェルメルガリ!!」
と、美緒ちゃん使用の19世紀のバイオリンのことなども。
そう、前回、その3年半前の新宿ロフトでの「漣」でやったときにも、このバイオリンのことをパンタは紹介してまして、私自身もよく覚えていました。
こうして、ライブ中盤を、「しっとり」と終えました。そして、いよいよ次に来たのが!!!!
・・・・・
とまあ、ここまで、長々とあれこれ、余計なことまでダラダラ書いてまいりました。
「しっとり」を超えてしだいに、少しはだんだんと畳み掛けてまいります、この後の模様は、続編「後」に続きます。
つくづく、我ながら余計なことが多い「ライブるぽ」のようなものになっておりますが、まあ、全てはただ自分のためだけの自己満足な記録(記憶)として、書き記しておくものです。
なのに、おつきあいくださいました方々には、ありがとうございました。
ということで、続きに、続きます(笑)