お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

父の日

2024年06月16日 | 釣り
人事異動で今の職場になってから、やたら土日に仕事が入ってしまう。
休みの振替なんぞ全くないという有様で、わかっていたことだし、仕方ない部分もあるが、おもしろくはない。
渓流は盛期だというのに、朝のチョイ釣りさえ許されないのは、精神衛生上きわめてよろしくない。
以前の私の上司は、「自分の思うとおりになることが幸せだとは限らない」と深い言葉を私に語ってくれた。
そんなものかもしれん。
It is what it is.


久しぶりに時間がとれたので、イワナに遊んでもらうため、プチ源流釣行へ。
未明に車止めに到着すると、森の中からピィーッ!ピィーッ!とけたたましいシカの鳴き声が響いていた。
ずいぶん近いようだったが、暗くて姿は見えない。
鹿からこっちは丸見えなんだろうけど。


一番乗りだったので、朝日が出てから入渓した。
水量は、以前来た時より若干少なめか。



二頭目で小ぶりなイワナが出てきてくれた。
今日はイワナの刺身を楽しもうと思ってきたので、こいつはすぐにリリースした。
付近に足跡もないし、イワナ祭りを存分に楽しもうではないか。



しかし、悪い予感は当たるものだ。
キャッチ・アンド・イートを目論んでくると、大抵は返り討ちをくらうと相場が決まっている。
最初の一尾を釣った後は、2時間の沈黙状態が続いた。
イワナはいるのだが、減水傾向のせいか、すごくナーバスになっている。
ルアーに反応するが、すぐに追うのをやめてしまう。
ルアーが着水すると、飛び跳ねて逃げるやつもいる。
大場所からは一切反応がない。
ストーキングを心がけ、ルアーの着水をできるだけソフトにするためピッチングキャスト。
小さな分流や瀬尻の岩の付近を丁寧に誘うことで、何とか数匹に遊んでもらえたが、いずれも小ぶりなイワナばかりだった。



せっかくなので、20㎝程度のイワナを1尾だけさばいて刺身にした。
久しぶりに味わうイワナは甘くて美味しかった。
ごちそうさまでした。



午前8時をすぎると、一斉にセミが鳴きだした。
今年は梅雨入りが遅れている。
このまま梅雨が訪れずに真夏に突入してしまうのではないかと思うような空だった。



今日は、父の日。
家族みんなで祝ってくれた。
カミさんからのプレゼントは、モンベルのレインウェア。
これは嬉しい。



義理の母からは、ウイスキー。
息子からは、チーズと生ハム。
みんなありがとう。


元気をもらったので、明日からまたがんばって仕事をしよう。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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お返事 (papachan)
2024-06-17 21:03:40
>高崎さん
こんにちは!
世の父親たちは、家族からないがしろにされているなんて話をよく聞きますが、我が家はみんな仲が良くて幸せです。
源流イワナも、我が家を見習って、もう少し私に優しくしてほしいものです。
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Unknown (高崎)
2024-06-16 23:37:37
源流岩魚と父の日のプレゼント
両手に花の幸せな一日ですねえ!
返信する

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