お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

2017初登山@入笠山

2017年01月08日 | 登山
正月早々引いてしまった風邪もだいぶ良くなってきた。
成人の日を含む三連休は八ヶ岳に入る予定だったが、病み上がりなので日帰り登山に変更。
スノーシューでもやろうと考えて、入笠山に決めた。


ただ、直前情報で入笠山はほとんど雪が積もっていないことが判明し、スノーシューはトランクに積みっぱなしになったわけで。
まあ、雪の上を歩ければ、初登山としてはまずまずの満足度は得られよう。


沢入登山口から登ることも考えたが、できるだけ体力を温存するためにゴンドラでアプローチ。

当たり前だが、スキー客だらけ。
ザックを担いでいる人なんか、まったく見かけない。
この時期にありがちなアウェー感を嫌というほど味わう。


ゴンドラ山頂駅のすぐ脇から登山道が始まる。

ゆっくり登っても1時間ちょい。
病み上がりに優しい山。


10分くらいで入笠湿原に至る。
シカ除けの防護柵の脇から入る。



あー、やっぱり雪が無い…

本当なら、雪原をスノーシューでパタパタ歩くはずだったのに。



湿原を越えると山彦荘。
そこから少し車道を歩くと、マナスル山荘だ。

実は、入笠山は小学生のときに林間学校で登っている。
どんな山だったか、どんな風景だったかは全く覚えていないが、マナスル山荘という名前だけはなぜか頭に残った。
マナスルとは、ヒマラヤ8000m峰の一座であり、日本が1955年に初登頂した山である。
入笠山の標高は1955m。
1955にちなんで、マナスル山荘と名付けられたとか。
もちろん、小学生のころはそんなことなど知るわけもなく、「へんな名前の山小屋だな~」くらいにしか感じなかったが、当時の担任の先生が先頭を歩いていて、「おー、マナスル山荘についたぞ!」と大きな声で子ども達に呼びかけていたのをはっきり覚えている。
なつかしいな~。


マナスル山荘から山頂への道も雪は少ない。
チェーンアイゼンも出番無し。


もちろん、岩場コースを選択。

でも、どこが岩場だったか、わからなかった。


山頂まであと少しかな。
気温がそれほど低くないので、汗が出る出る。



歩き始めて1時間で山頂に到着。
360度の大展望だ。


まず目に飛び込んでくるのは甲斐駒ケ岳。



そして、富士山。

山頂が雲で隠れているのがちょっと残念。


伊那谷を挟んで向こうには中央アルプス。



北アルプスもばっちり見える。

槍の穂先には、雪がついていないな。


一番近くに見えるのは、八ヶ岳。

八ヶ岳も雪が少ない。
横岳大同心が黒々としているのが、はっきり見える。


せっかくの眺望も曇天のせいで、爽快感がないな。
青空の中でこのロケーションを楽しめたら、どんなに素晴らしいことか。



帰りもゴンドラでらくちん下山。

山の空気を吸って、汗をかいたら、風邪もだいぶよくなったみたい。
今度はもっと雪が降ってから、スノーシューを楽しみつつ、頂上に立ちたい。
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2 コメント

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いいですねえ! (高崎)
2017-01-13 18:12:06
入笠山ですか、ええですねえ!
僕はひどい風邪で身動きがとれまへん。
雪が少ないですねえ、でも雪を見ただけで寒気がして寝込みそうです。
甲斐駒や北アや八つの遠景がええですねえ。
風邪が癒えたら僕も登りたいと思います。
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お返事 (papachan)
2017-01-13 21:57:09
>高崎さん
こんばんは!
高崎さんも風邪を召されていたんですね。
お大事にしてください。

入笠山は大変雪が少なかったのですが、私が下山した後に降雪が…。
今はもうスノーシューが楽しめる積雪量になったようです。
2月にもう一回行きたいですね。
霧ヶ峰や北八ツでのスノーシューもいいなあ。
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