寒い寝室

豆腐屋の朝が早い事が当たり前のように

冬の俺の寝室は寒いのが当たり前である

リビングの隣が和室になっていて

そこを俺は寝室にしている

襖を開けるとリビングに冷たい空気が一気に流れ込み

『にゃびちゃんの部屋、寒い！』

と、カミさんが言う






古い家で育ってきた

寒い部屋で分厚く重い布団をかぶって寝ていた

その名残りというかが抜けない

一応、蓄熱暖房機は和室にもあるけれど

温度は低めに設定

羽毛布団を掛けているけれど

重くなるように分厚いタオルケットを掛けている

貧乏根性を引きずっているのだ多分





そんな事をスマホから記事にしているうちに

今夜も無事に眠くなってきた

変に昔を懐かしむ気持ちは

昔へ戻りたいと言う事の表れだろうか…

でも、昭和って良かったよね

何が良かったのか分からないけど

何と無く。





また明日～

残念でならない

ごんちゃんは意外と姿勢がいい

姿勢を正してこちらを見つめてくる

きっとこうする事で、ご飯が貰えると思っている

が、それは大きな勘違いである

一度もごんちゃんの姿勢がいいからといって

我々は餌を与えたことが無い

しかしごんちゃんは僅かな可能性を信じて

姿勢を正しアピールしてくる















俺は思う

…

無意味！







ナデナデしてあげて

餌の時間じゃない事を諭すのだが

いかんせん猫にそれが通じない

それが何よりも残念でならない