今日はカミさんと一緒の休みにしまして
また大槌に行ってきました
震災で亡くなった友達を無性に思いだしてしまって
そちらの方へ行く事になったのでした
…でもね
カミさんとも出かけるわけだし
楽しく、美味しく、明るく行こうと心に決めて出かけました
大槌にあるパン屋さんをネットで見つけたので
ここへ行ってみたい!!
ってんで
まずはそちらへ…

…水曜日と木曜日だとパンの種類も多いらしいのですが
今日は2種類のコッペパンだけ売られてました
それを1個ずつと
ガーリックラスクを買ってきました
その後、友達の眠る『大念寺』へ。
『また来たの?そんな来なくていいって~』
って思ってるんだろうな多分。
でも、まぁ俺の気持ちがアレだから許してくれよ
大念寺さんの墓地に植わっている桜は散っていた
『キレイな桜だっただろうね』ってカミさんが言う
キレイだったろうなぁって俺も思う
亡くなった友達が連れて行ってくれた場所の中に
ひょっこりひょうたん島のモデルになった島がある
カミさんを連れて行きたいなぁと思っていたので行ってみました
天気も良くて散歩気分で
話をしながら。
島に渡る道が直されたのかとても新しくて驚いた
以前に友達と来た時にはデコボコのコンクリートで
彼の車いすを押すのに苦労した記憶が蘇ってきた


島の岩場
波打ち際にお父さんの二人組を発見
何やら岩場でモニョモニョしている
『何が採れるんですか~』って声を掛けたら
間髪入れずに
『つぶ~!!』
…
…ツブっていうあの小さい貝ね
間髪入れない感じがちょっと面白かった
『ワカメもあるんだよ~』と教えてくれた
たくさん取れるといいですね

…
そして
俺が今回、一番の目的としていた場所
『風の電話』に行くことに。
親しい人、愛する人を失った人が亡くなった人と静かに対話する電話ボックス
電話線はどこにも繋がっていないんだけれど
心を通じて話す場所。
そこへ行って
友達に何か言いたかった
そうすることで俺の中で何か区切りがつくような気がして
行きたいって思ったのでした。
大槌の吉里吉里地区だと分かっていた
近くまで行ったらGoogleMapで調べようって思っていたのだけれど
復興工事のために地図と実際の道が違っている
たどり着くまでに本当に苦労した
…
何度も道を間違えて、引き返してを繰り返して
ようやく到着
『写真撮影はご遠慮ください』の看板があったので
撮影はしませんでしたが
ネットで探した画像を貼ってみます

工事車両のトラックの音がする以外
本当に静かな場所でした
ひっそりと海が見える丘の上にあるそんなイメージで行ったのだけれど
広いお庭の片隅にそれはポツンとありました
海が遠くに見えます
…
『にゃびちゃん、どうぞ』
ってカミさんに言われてボックスに入った
黒電話が置いてあって
電話の線は束ねられてグルグル巻きになってその先の端子が何処にもつながってない
ただ黒電話を置いてあるだけ。
そして傍らにはノート
ここを訪れた方がメッセージを残して行けるようにと置かれているのでした
俺はそれをほんの少しだけ読んで
新しいページを開いて一言だけ書いてきた
『また来ます』
今日は何も話せない。まだ、気持ちの整理をつける事から逃げてるような…
わかんない。
火葬にも行ったし
もう何度もお寺に行って手を合わせてきたし
区切りがついてるんだろうけれど…なんなんだろうかね
カミさんは俺のあとにボックスに入って
俺のメッセージの下に一言書いたと言った
『頑張ります。』
って書いたと言っていた。
それでいいと思う。
誰かが読んだら何を書いてんだって思うかもしれないけれど
それでいいんだと思う。
多くの悲しみの声や気持ちを受け止めて来た電話ボックス
また、来れたら来よう
その時は何か話せるだろうか。
…
低血糖なのかカミさんは空腹になるとフラフラする
実を言うと朝ごはんを軽くしたほかに
風の電話までなかなかたどり着けずにいたので
到着する頃には、軽いめまいを訴えていた
スグ、飯にしなくちゃ!!
我らはご飯屋さんを探すことに。
…しかし月曜定休の多い事
そう言えば前に泊まった民宿で食事も出してたから行ってみるか
って一か八かで行ってみた

さんずろや…って言う名前のお店です
ランチタイムを過ぎてそろそろお店を閉めようという雰囲気の所に飛び込みました
あとで知ったのですが『月曜定休だけれど今日は特別に店を開けた』との事…ラッキー
カミさんも空腹だけれども
俺もね、かなり腹ペコでした
孤独のグルメの井之頭五郎のように食ってやろうと思っておりました
…
メニューとにらめっこしながら
俺はカツ丼が食いたい気分だなと。
カミさんも色々とメニューを見ながら
期間限定のメニューを発見

生姜白味噌ラーメンが美味しそう!
ってなって
カミさんがそう言ったら俺もそれを食べたくなっちゃって
…でもカツ丼も食べたいし
『両方頼んでもいい?』
『いいよ!私にもちょっとカツ丼食べさせて!』
空腹のカミさんは心強い
我らが座った席から海が見える
津波のせいで表情がちょっと変わった海岸線
その遠くの景色はきっと変わってない
怖いぐらい海がキレイに見えた
程なくしてラーメンが運ばれてくると景色なんてどうでもよくなってしまった

何の変哲もない味噌ラーメン
その上におろしショウガが乗っている
いや、変哲が無いなんて言ったけどワカメは三陸産だろうな…
沿岸に来て海の物を食べないなんて…って思ったけどワカメが食えるなら良かった
…このラーメンが絶品でありました
味噌ラーメンにはニンニクがいいとばかり思っていたけれど
おろしショウガが絶妙に絡んで来て美味い
ワカメもたっぷりと入っていて最高である
そしてショウガパワーで汗が止まらない
身体が熱い
カミさんも何度も『美味しい』と言いながら食べていた
…
そろそろカツ丼が届いてくれないと
ラーメンで満腹になってしまうな…と思っていたら
ようやくカツ丼が到着
『大盛りになっちゃった~頑張って食べてね』
店の女将さんである
明るくて面白い人なのだ

カツ丼さんの破壊力
助っ人外国人選手ですよ
もうね、イエローモンキーを殺しに来た赤鬼ですよ
…
桃太郎こと俺は本気で立ち向かいました
昨日、録画した大食いチャンピオンの番組の映像を思い出した
もえあずがアメリカの大男と対等にハンバーグを食っていた
ハンバーグを5キロぐらい食ってた
大和撫子があんなに食えるのに
岩手の桃太郎の俺が食えないなんて恥ずかしい
食べましたよ。カミさんにも手伝ってもらいましたがね。
…
もえあずもスゴイけど
二品食べる井之頭五郎もスゴイな…って言うか松重豊スゴイな
悲しくなったり
大食いしたり
バカ笑いしたり
二人で一日中ドライブしてきました
…
帰りは釜石橋上市場サン・フィッシュ釜石でいっぱい買い物をしてきました
我が家が被災地で買い物をしたり飯を食ったりなんて
小さな小さな事だけれど、コレが我が家の復興支援じゃ!!
…
よし…明日もウォーキングするぞ!えいえいおー!
また大槌に行ってきました
震災で亡くなった友達を無性に思いだしてしまって
そちらの方へ行く事になったのでした
…でもね
カミさんとも出かけるわけだし
楽しく、美味しく、明るく行こうと心に決めて出かけました
大槌にあるパン屋さんをネットで見つけたので
ここへ行ってみたい!!
ってんで
まずはそちらへ…

…水曜日と木曜日だとパンの種類も多いらしいのですが
今日は2種類のコッペパンだけ売られてました
それを1個ずつと
ガーリックラスクを買ってきました
その後、友達の眠る『大念寺』へ。
『また来たの?そんな来なくていいって~』
って思ってるんだろうな多分。
でも、まぁ俺の気持ちがアレだから許してくれよ
大念寺さんの墓地に植わっている桜は散っていた
『キレイな桜だっただろうね』ってカミさんが言う
キレイだったろうなぁって俺も思う
亡くなった友達が連れて行ってくれた場所の中に
ひょっこりひょうたん島のモデルになった島がある
カミさんを連れて行きたいなぁと思っていたので行ってみました
天気も良くて散歩気分で
話をしながら。
島に渡る道が直されたのかとても新しくて驚いた
以前に友達と来た時にはデコボコのコンクリートで
彼の車いすを押すのに苦労した記憶が蘇ってきた


島の岩場
波打ち際にお父さんの二人組を発見
何やら岩場でモニョモニョしている
『何が採れるんですか~』って声を掛けたら
間髪入れずに
『つぶ~!!』
…
…ツブっていうあの小さい貝ね
間髪入れない感じがちょっと面白かった
『ワカメもあるんだよ~』と教えてくれた
たくさん取れるといいですね

…
そして
俺が今回、一番の目的としていた場所
『風の電話』に行くことに。
親しい人、愛する人を失った人が亡くなった人と静かに対話する電話ボックス
電話線はどこにも繋がっていないんだけれど
心を通じて話す場所。
そこへ行って
友達に何か言いたかった
そうすることで俺の中で何か区切りがつくような気がして
行きたいって思ったのでした。
大槌の吉里吉里地区だと分かっていた
近くまで行ったらGoogleMapで調べようって思っていたのだけれど
復興工事のために地図と実際の道が違っている
たどり着くまでに本当に苦労した
…
何度も道を間違えて、引き返してを繰り返して
ようやく到着
『写真撮影はご遠慮ください』の看板があったので
撮影はしませんでしたが
ネットで探した画像を貼ってみます

工事車両のトラックの音がする以外
本当に静かな場所でした
ひっそりと海が見える丘の上にあるそんなイメージで行ったのだけれど
広いお庭の片隅にそれはポツンとありました
海が遠くに見えます
…
『にゃびちゃん、どうぞ』
ってカミさんに言われてボックスに入った
黒電話が置いてあって
電話の線は束ねられてグルグル巻きになってその先の端子が何処にもつながってない
ただ黒電話を置いてあるだけ。
そして傍らにはノート
ここを訪れた方がメッセージを残して行けるようにと置かれているのでした
俺はそれをほんの少しだけ読んで
新しいページを開いて一言だけ書いてきた
『また来ます』
今日は何も話せない。まだ、気持ちの整理をつける事から逃げてるような…
わかんない。
火葬にも行ったし
もう何度もお寺に行って手を合わせてきたし
区切りがついてるんだろうけれど…なんなんだろうかね
カミさんは俺のあとにボックスに入って
俺のメッセージの下に一言書いたと言った
『頑張ります。』
って書いたと言っていた。
それでいいと思う。
誰かが読んだら何を書いてんだって思うかもしれないけれど
それでいいんだと思う。
多くの悲しみの声や気持ちを受け止めて来た電話ボックス
また、来れたら来よう
その時は何か話せるだろうか。
…
低血糖なのかカミさんは空腹になるとフラフラする
実を言うと朝ごはんを軽くしたほかに
風の電話までなかなかたどり着けずにいたので
到着する頃には、軽いめまいを訴えていた
スグ、飯にしなくちゃ!!
我らはご飯屋さんを探すことに。
…しかし月曜定休の多い事
そう言えば前に泊まった民宿で食事も出してたから行ってみるか
って一か八かで行ってみた

さんずろや…って言う名前のお店です
ランチタイムを過ぎてそろそろお店を閉めようという雰囲気の所に飛び込みました
あとで知ったのですが『月曜定休だけれど今日は特別に店を開けた』との事…ラッキー
カミさんも空腹だけれども
俺もね、かなり腹ペコでした
孤独のグルメの井之頭五郎のように食ってやろうと思っておりました
…
メニューとにらめっこしながら
俺はカツ丼が食いたい気分だなと。
カミさんも色々とメニューを見ながら
期間限定のメニューを発見

生姜白味噌ラーメンが美味しそう!
ってなって
カミさんがそう言ったら俺もそれを食べたくなっちゃって
…でもカツ丼も食べたいし
『両方頼んでもいい?』
『いいよ!私にもちょっとカツ丼食べさせて!』
空腹のカミさんは心強い
我らが座った席から海が見える
津波のせいで表情がちょっと変わった海岸線
その遠くの景色はきっと変わってない
怖いぐらい海がキレイに見えた
程なくしてラーメンが運ばれてくると景色なんてどうでもよくなってしまった

何の変哲もない味噌ラーメン
その上におろしショウガが乗っている
いや、変哲が無いなんて言ったけどワカメは三陸産だろうな…
沿岸に来て海の物を食べないなんて…って思ったけどワカメが食えるなら良かった
…このラーメンが絶品でありました
味噌ラーメンにはニンニクがいいとばかり思っていたけれど
おろしショウガが絶妙に絡んで来て美味い
ワカメもたっぷりと入っていて最高である
そしてショウガパワーで汗が止まらない
身体が熱い
カミさんも何度も『美味しい』と言いながら食べていた
…
そろそろカツ丼が届いてくれないと
ラーメンで満腹になってしまうな…と思っていたら
ようやくカツ丼が到着
『大盛りになっちゃった~頑張って食べてね』
店の女将さんである
明るくて面白い人なのだ

カツ丼さんの破壊力
助っ人外国人選手ですよ
もうね、イエローモンキーを殺しに来た赤鬼ですよ
…
桃太郎こと俺は本気で立ち向かいました
昨日、録画した大食いチャンピオンの番組の映像を思い出した
もえあずがアメリカの大男と対等にハンバーグを食っていた
ハンバーグを5キロぐらい食ってた
大和撫子があんなに食えるのに
岩手の桃太郎の俺が食えないなんて恥ずかしい
食べましたよ。カミさんにも手伝ってもらいましたがね。
…
もえあずもスゴイけど
二品食べる井之頭五郎もスゴイな…って言うか松重豊スゴイな
悲しくなったり
大食いしたり
バカ笑いしたり
二人で一日中ドライブしてきました
…
帰りは釜石橋上市場サン・フィッシュ釜石でいっぱい買い物をしてきました
我が家が被災地で買い物をしたり飯を食ったりなんて
小さな小さな事だけれど、コレが我が家の復興支援じゃ!!
…
よし…明日もウォーキングするぞ!えいえいおー!