Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

Google Nik Collectionが無料公開

2016年03月28日 | RAW現像・レタッチ
以前、モノクロ写真教室の記事で紹介したPhotoshopのプラグイン「Google Nik Collection」が何と無料で公開!


7種類のプラグインがセットになっていますが、お勧めの1つがモノクロ化に威力を発揮する「Silver Efex Pro」


オリジナル画像


かっこ良くモノクロに変換


もう一つのお勧めがHDR画像を創りだす「HDR Efex Pro」

逆光で明暗差の大きいオリジナル画像


簡単にHDR化できます


Photoshop ElementsやCCを使っている方は是非使ってみてください
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写真から不要物を削除:Adobe Photoshop CC基本編

2016年03月09日 | RAW現像・レタッチ
撮影に行けないのでAdobe Photoshop CCの基本操作を勉強しなおしています(笑)
Adobe Photoshop CCのチュートリアルは動画で基本操作を勉強できます
英語が多いですが、画像を見ればわかりますね

今回は、Photoshop CCで使用頻度の高い、不要物を消す方法
「写真からオブジェクトを削除」

A.作例は岡山後楽園の梅林の写真
左端の枝が邪魔なので消してみます


1.なげなわツールで消したい部分をアバウトに選択します


2.編集メニュー内の「塗りつぶし」を選択


内容「コンテンツに応じる」を選択
「コンテンツに応じる」と言うのはわかりにくい表現ですが、選択範囲の周囲の画像を利用して自動的に塗りつぶしてくれる機能です
「カラー適用」をチェックすると周囲の色をブレンドして塗ってくれるので、より自然に仕上がります

3.完成
30秒もかからない操作で不要な枝を消すことが出来ました


B.単純な塗りつぶしは良いのですが、自動でうまくいかない場合は「パッチツール」を使いましょう
作例は京都府立植物園で撮ったハナニラと一面のオオイヌノフグリ
ハナニラの右にある雑草を消します


1.なげなわツールで雑草を選択します
2.次にパッチツールを使います
重要なのはパッチ「コンテンツに応じる」を選択すること
パラメータとして構造 1-7、カラー 0-10を選べますが、とりあえず中間の値に設定すれば良いでしょう


3.削除した後に貼り付ける領域を探してドラッグします
作例では、右方向にある、黄色い花とオオイヌノフグリの青色がきれいにボケた領域を選択


削除した部分に、ドラッグ先の領域を貼り付けて、周囲との境界や色が違和感の無いように仕上げてくれます

4.完成


細かい修正の場合は、コピースタンプツールでブラシの大きさ・不透明度・流量などを設定する方がきれいに仕上がるでしょう
でも、私のようにアバウトな補正の場合は、上記の方が遥かに簡単ですね(笑)
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Photoshop CC レイヤーマスクの活用

2015年10月23日 | RAW現像・レタッチ
昨日のブログの1枚目の写真が気に入らないので現像のやり直し
撮影時には、背景を明るく柔らかいイメージで仕上げることを想定していました
Silkypixで柔らかく現像したのがこちら


背景はほぼイメージ通りですが、左の幹と主役の葉も明るく淡い色になって締りが無い(笑)
Lightroomの段階フィルターや円形フィルターを使っても良いのですが、背景の柔らかさを簡単に表現できるのはSilkypix

そこでSilkypixで柔らかい画像と高コントラストの画像をそれぞれ現像


Photoshop CCのレイヤー機能を使って、高コントラストの画像の上に柔らかい画像を重ねました
柔らかい画像にレイヤーマスクを作成


ブラシツールで黒色に塗ると、その部分が透明になって下の画像が現れます
幹と主役の葉を塗ります
この時不自然にならないようにブラシツールの「不透明度」を約50%にしておきます


塗り終わった部分が黒くなっていますね(赤いマーカー内)


こちらが完成
幹と赤い葉のシャドーが締まって良い感じです
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Adobe Photoshop Lightroom CCを2015.2にアップデート

2015年10月08日 | RAW現像・レタッチ
Photoshop Lightroom CCを2015.2にアップデートしました


驚いたのは、画像読み込みの画面がリニューアルされたこと


それ以外、大きな変更はないようですね

一方、面白い機能として、クラウド上のコレクション「Lightroom Webギャラリー」上でRAWファイルの現像を行えます
Lightroom Webギャラリーのメニュー


画像編集画面


但し、Lightroom mobileと同程度の基本的な現像しか出来ないので、段階フィルターや円形フィルターは使えません
また、iPadなどタブレットから、Lightroom Webギャラリーにアクセス出来ますが、編集は出来ないようです
従って、タブレットでRAW現像は行えません

RAW現像ソフトのインストールされていないPCを使っている時に現像したいという状況では使えるかもしれませんね
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LightoomCCレビュー:段階フィルター・円形フィルターの範囲変更

2015年04月24日 | RAW現像・レタッチ
LightoomCCのバージョンアップで最も評価できるのが、段階フィルター・円形フィルターの範囲を細かく変更出来る「ブラシ機能」の追加です。
段階フィルターと円形フィルターは簡単な操作で部分補正を行えるツールとして重宝しているのですが、もっと細かく範囲を設定したいことがあります
この要望に答えたのが「ブラシ機能」です

風景写真の作例で説明しましょう
新緑と岡山城を撮りましたが、光の当たり方がお城と比べると上部の木々に弱い状況でした
お城が白飛びしない露出値を選んだため、空と新緑が暗くなりました


この空と木々だけを明るくします
まず、+0.85に露出補正
天守閣は白飛びしかけていますね


次にお城と周囲の林の明るさを元に戻すため、画面の下部に段階フィルターを適用してマイナス補正しました
でも、肝心の天守閣は明るいままで補正が効いていません


フィルターの適用範囲を確認するため「O」キーを押すと、適用範囲は赤く表示されます
天守閣にはほとんどフィルターが掛かっていませんね


ここでブラシ機能を活用
ブラシ・タブをクリックしてブラシのサイズを変更すると同時に「自動マスク」をONにします
自動マスクによって境界線の内部だけを選択できます


城をブラシでアバウトになぞるだけでうまく選択
とても簡単に適用範囲の変更が出来ました


こちらが完成画像
空と新緑が明るくなり、天守閣の階調は維持されています


段階フィルター・円形フィルターにブラシ機能を併用するとかなり細かいところまで希望通りの部分補正が行えます
操作が簡単なところも私向き(笑)
Adobe製品の進化には毎回驚かされますね
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LightoomCCのHDR合成機能を試す

2015年04月23日 | RAW現像・レタッチ
LightoomCCの新機能の1つはHDR合成
LightoomCCを持っている人は多分Adobe Photoshop CCを持っているのでそちらのHDR機能を使えばいいのですが、Lightoom6として単体で使う人にはお勧めですね

今朝ネタにしようと岡山後楽園で撮ってきたのは太陽を入れた構図
露出補正なしでは真っ暗ですね。
(E-M5+M.ZD 12-40mm F2.8 PRO)


オートブラケットで露出を0.7ずらした写真を5枚撮影してLRで自動合成
RAWファイル5枚の合成なのでかなり時間がかかります


やっと合成完了


特筆すべき点は、合成された画像がRAWファイル(dngファイル)ということ
自動合成だけでは自分のイメージと異なるので、このファイルを現像して自分のイメージに近づけられる
今回は、「ダーク」と「シャドウ」をわずかに調節しました


問題はHDR合成されたdngファイルの容量は、合成した枚数のRAWファイル容量とほぼ同じということ
高画素機では容量が非常に大きくなり合成時間もかなり掛かるでしょう
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Photoshop CC初級編:白い空を青く変える

2014年07月09日 | RAW現像・レタッチ
Photoshop CCの勉強中です
超多機能なので使いそうな機能を少しずつ試しています

今回は初級編:
「特定色域の選択」を使用して、白い空を青く変える
(参考図書「作業を10倍加速する Photoshop「超」仕事術」)

白飛びや天気のため空が白くなってしまうことは時々ありますね


調整レイヤーの「特定色域の選択」を使用します
カラーは「白色系」、選択方式は「絶対値」を選びシアンを強めます


但しこの操作により、画面内の全ての白色が青くなってしまいます
天守閣の白壁が青くなっていますね


そこで、レイヤーマスクを使って青くなった部分を元に戻します
ブラシを選択、描画色ブラックで元に戻したい部分を塗りつぶすと元の白色に戻ります


これらの補正は5分も掛かりません
(塗り方が雑ですが(笑))


次にこの写真


補正後
空が均一な青色で不自然ですが、グラデーションをつければもっと自然に仕上がるでしょう
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アドビPhotoshop 写真家向けプログラム購入

2014年06月11日 | RAW現像・レタッチ
以前の記事で書いたようにPhotoshop CCを試用していましたが、結局Photoshop 写真家向けプログラムのメンバーシップを購入しました
早速Lightroom 5.4をインストール


きのこの写真をLightroomで現像
(G6+M.ZD 75mm F1.8)


ところで、写真家向けプログラムを購入すると、おまけとしてLightroom mobileというiPadのアプリが使えるようになります
「旅行先などで、ミラーレス一眼からwifiでiPadに写真を飛ばしてSNSにアップ」という使い方を期待したのですが、無理っぽい(汗)

Lr mobileでRAW現像できるのは、あらかじめPC版Lrで作ったコレクション内のRAWファイルのみ
iPadのカメラロール内のJPEG画像は現像できるようですが、他のカメラからiPadに読み込んだ画像はカメラロールに入らないので現像できないんですよね
Lr mobileがAndroidに対応するのを気長に待ちましょう(笑)
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Photoshop CC試用中

2014年06月04日 | RAW現像・レタッチ
ネットの印刷屋さんへ入稿する場合、画像をCMYK変換する必要があります
これが出来るのはアドビのPhotoshop CSやIllustratorなど
CSは10万円以上したので、到底手が出ません

でも、現在アドビの製品はクラウド化されて、常に最新の機能を持つアプリケーションを月額料金で利用できるようになりました
Photoshop CSの後継Photoshop CC単体では月額2,180円
初期費用は安く済むのですが、使い続ける限り毎月この費用が発生する

そんな時に知ったのが、Photoshop 写真家向けプログラム


期間限定のキャンペーンで12ヶ月契約となりますが、Photoshop CCとLightroom 5のデスクトップ版+モバイル版が月額980円
しかも翌年度以降も特別価格が適用!
これは良いかも、と早速Photoshop CCの体験版をインストール(笑)

とりあえず、RAW現像とレタッチを試していますが、超多機能で戸惑いますね
使いやすいところでLightroom 5パブリックベータ版でも使ったスポット修復ブラシ
邪魔な草を消してみます




草をブラシでなぞるだけ!




あっという間に消えました


補正の後が少しわかりますが、写真全体から見れば許せる範囲ですね
(G6+M.ZD 75mm F1.8)


インストールしたのはVAIOノート
Win 8.1、Core i5、メモリー8GBですが、サクサク動きます
使いこなすのに時間が掛かりそうですが、少しづつ覚えていきましょう
キャンペーンは今月中ですが、CCの使い勝手に問題なければ申し込むことになりそうです
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A1 ポスタープリントに挑戦:カメラのキタムラ

2014年03月22日 | RAW現像・レタッチ
写真展の目玉として大判プリントを考えていました
ネットで調べると一番お手軽なのはカメラのキタムラのポスタープリントを利用すること
考えている大きさはA1サイズ(59.4×84.1cm)
1枚2,480円という価格は、自分のイメージ通りに仕上がるなら妥当な価格ですね

試すことにしましたが、失敗したら痛い(笑)
現像&プリントするアプリケーションはAdobe Photoshop Lightroom 4
プリンターはキヤノンPIXUS PRO-100
用紙はキヤノン光沢ゴールドを使ってプリントして、自分のイメージになるように入念に画像を調整

今回プリントするのは、1,600万画素のE-M5で撮ったもの
当然A1サイズプリントには解像度不足です
そこで、プリントに最適化した画像をLightroom 4で、200 dpiに補間
シャープ出力の設定は光沢紙の標準
最終的に約3,100万画素の画像ファイルになりました

CDRに入れてキタムラに持っていったのですが、何とプリント時の「補正なし」という設定が出来ない!
下手な補正が入るとプリントに最適化した手間が無駄になってしまう
しばらく悩みましたが思い切って注文のボタンを押しました

仕上がりは中三日というので昨日取りに行きました
店頭でプリントを確認しましたが、ほぼイメージ通りの明るさと色調!
早速帰ってフレームに入れて職場に飾ってみました


上がA3のフレームなので大きさがわかりますよね
ポスタープリントというので薄手のピラピラの用紙かと思いましたが、光沢ゴールドと同じ程度の厚み
プリント面も光沢ゴールドに近い光沢感です
30cm以内に近づけば解像度の甘さがわかりますが、通常閲覧する距離なら解像不足は感じません
以上、あくまでも個人的な感想です(笑)

興味がある方は写真展に来てください
写真展の案内は4月に入ってから行います
コメント (2)
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