Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

SILKYPIX Pro5がOM-D E-M5に対応

2012年04月15日 | RAW現像・レタッチ
SILKYPIX Developer Studio Pro5がOM-D E-M5に対応したので早速アップデートしました。
ところが、サーバーの調子が悪いのかダウンロードが激遅!
2度失敗して、3度目にどうにか成功しました。

今朝、日の出時に撮影した画像をSILKYPIXで現像。
HDRを使っています。
(E-M5+M.ZD 45mm F1.8)


OLYMPUS Viewer2で現像。
トーンカーブで桜を明るくしたので青空や街灯の光の色がうすくなっています。


おまけにリーニュクレール適用(笑)

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OLYMPUS Viewer2 v1.31+ OM-D E-M5でバグ発生

2012年04月12日 | RAW現像・レタッチ
4月9日の記事に書いたようにOLYMPUS Viewer2(OV) v1.31で不具合が発生しました。
色々試したところ、OVの一部の機能にのみ問題があるようですね。

【自動トーン補正】
以前の記事に書きましたが、OVの編集タブには「自動トーン補正」という機能が搭載されています。


これは
ソニー:「Dレンジオプティマイザー」
キヤノン:「オートライティングオプティマイザ」
と同様、ダイナミックレンジ(表現できる明るさの幅)を広くする機能。

【OLYMPUS Viewer2 v1.31のエラー】
E-M5のRAW画像に自動トーン補正を適用しました。
わかりやすくするため強度を最大の+100まで上げました。


この現像画像を保存します。
保存作業が終了した直後、


何と画像が、自動トーン補正適用前の状態に戻りました。
撮影画像を確認すると、やはり無補正(自動トーン補正適用前)の状態です。

OV2 v1.31の下記の機能は問題なく、現像結果は保存した画像に反映されています。
問題ないことを確認した機能
 編集タブ:トーンカーブ、色相・彩度・明度、トリミング
 RAW現像タブ:露出補正、仕上がり、アートフィルター

また、E-5やE-PL1sのRAW現像では、自動トーン補正は問題なく機能します。

ところで、私のPCはWindows Vista Home Premium 64ビット版。
64ビット特有のバグの可能性を考え、GANREFでこの件をレビューしました。
その結果、Vistaと7の32ビットでも同様の症状が出たそうです。

とりあえずバグが自動トーン補正だけなのでホットしました。
でも、私はほとんどの写真をトーンカーブと自動トーン補正で仕上げるのでつらい。
しかも、SilkypixやLightroom4は、まだOM-D E-M5対応していない。
バグを修正してくれるよう、オリンパスのサポートにメールをしてみます。
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Lightroom4レビュー  部分的な補正に段階フィルターを活用

2012年04月06日 | RAW現像・レタッチ
桜の写真ばかりでは飽きるのでAdobe Photoshop Lightroom 4のレビューをアップ。
Lightroomの特徴としてRAW現像時に部分的な補正を行えます。
レタッチではないので画像の劣化が少なく、何度でもやり直せます。
Lightroomの部分補正ツールは2つ。
「補正ブラシ」と「段階フィルター」ですが、今回は後者を取り上げます。

段階フィルターでは、その名の通り補正を段階的に(グラデーション状に)適用することができます。
Lightroom4になって、補正項目に色温度・色かぶり補正・シャープ・ノイズ・モアレが追加されました。

今回の素材はE-3+ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDで撮影した風景写真。
初期設定での現像写真。


【プリセットの適用】
真っ青に染まった景色に仕上げます。
まず、「プリセット」を使って大まかに色調を変えます。
プリセットはアートフィルターやSILKYPIXのテイスト同様、様々なイメージの写真に一発で仕上げられる「現像パラメータのセット」。

プレビュー画面で適用後の色調を確認出来るので、今回は「ポジプリント調」を選択。


適用後の画像。
補正の前後が比較できます。


【段階フィルターの適用】
水面の映りこみは良い感じの青色ですが、空の色をもっと青くしたいところです。
そこで空だけに段階フィルターを適用します。
ツールパレット内の段階フィルターのアイコン(黄矢印)をクリック。
空の上部から地平線までドラッグ。


画像を見ながらまず色温度を-100まで下げます。
深い青色にするためハイライト、シャドウもマイナス補正。


今回は3つのパラメータ補正を段階フィルターに適用しました。
画面上部から下へ、補正効果が弱くなっています。
最後に画面全体の色かぶりを補正して完成。
ド派手な青い風景となりました(笑)


段階フィルターは複数回適用することが出来ます。
簡単な操作で効果は絶大ですね。
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Lightroom4レビュー  HDR不要のハイライト&シャドウの復元

2012年03月28日 | RAW現像・レタッチ
Adobe Photoshop Lightroom 4のレビュー。
1回目はLightroom4の目玉機能であるハイライト&シャドウの復元。
現像の素材は以前撮った広島県宮島の厳島神社。
(Kiss Digital X+シグマ18-200mm F3.5-6.3)

初期設定のまま現像した画像。
画面中央付近の、大鳥居など遠景は階調が飛んでいますね。
一方建物の内部、特に天井は黒つぶれしてます。


【シャドウの復元】
「基本補正」パレット内の「シャドウ」のスライダーを最大の+100に上げました。
天井・床のディテールが、回復しました。


【ハイライトの復元】
次に「ハイライト」のスライダーを最小の-100に下げました。
遠景の階調が回復。


【仕上げ】
最後に「露光量」をプラス補正。
今回調整した「基本補正」パレット。


完成した画像。


基本補正だけでここまで復元できるのに驚き!
画像を見ながらスライダーを動かすだけなので初心者でも簡単に行えますね。
これならHDRは不要かも(笑)
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SILKYPIX Pro 5のライセンス購入

2012年02月21日 | RAW現像・レタッチ
遅ればせながらSILKYPIX Developer Studio Pro 5のライセンスを購入しました。
試用期間が過ぎてからは、前バージョンのProを使っていましたが、やはりHDRや強力なノイズリダクションを搭載したPro 5が欲しくなりました。
購入後、早速以前の写真を再現像。
2年前に撮影した桜メジローの写真です。
ZoomBrowser EXを使ってデフォルトの設定で現像した写真。
(EOS 40D+EF100-400mm F4.5-5.6L IS)


40Dにはオートライティングオプティマイザが搭載されていないので、こんな撮影条件下で露出補正なしではメジロが暗くなってしまいますね。
通常なら現像時にガンマ補正を行うところですが、背景の色調を維持したいのでSILKYPIX Pro 5でHDRのみを適用したのが次の画像。
 

500pxに投稿するつもりなので派手めの色調に仕上げたい(笑)
ホワイトバランス、露出補正、色表現、彩度を調節したのが下の画像。


実はこの写真のネックはピントが甘いところ。
このままでは世界に通用しない(笑)
部分的にシャープネスをかけてもいいのですが、今回はPro 5のシャープ機能を使用。
輪郭強調とディティール強調を調節して仕上げたのが次の画像。


500pxにアップしたところどんどんRatingが上がり、投稿1時間後には首位へ。
その後数時間頑張ってくれました。

シャープネスに関しては上のリサイズした画像ではわからないので、500pxの画像でご確認ください。
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SILKYPIX Pro5 Beta試用中

2011年02月02日 | RAW現像・レタッチ
2月1日にSILKYPIX Developer Studio Pro5 Beta Windows版 が公開されたので、即ダウンロード(笑)
とりあえずHDR機能を試しました。
(E-3+ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD)


こちらは撮って出しのJPEG画像。


ホワイトバランスを変更しているのでHDRの効果がわかりにくいですね(笑)
1枚のRAWデータからお気軽に作れるのが魅力。
SILKYPIXユーザーでなくても1ヶ月間試用できます。
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【EOS Kiss X4レビュー♯3】DPPがパワーアップ!

2010年03月06日 | RAW現像・レタッチ
今回はKiss X4にバンドルされているRAW現像ソフト「Digital Photo Professional(DPP)3.8」のレビューです。
v3.8の目玉は「トリミングツール」が「トリミング/角度調整ツール」にパワーアップしたこと。
これは以前から欲しいと思っていた機能なので大歓迎!

【角度調整の手順】
トリミング/角度調整ツールを起動。
コントロールパネル下部にある「グリッドを表示する」チェックボックスをオンにしましょう。
グリッドの間隔はスライダーで調節できます。


角度を調整する方法は二つ。
1.マウスポインターを画像の上または下の境界線に持っていくと「上下の矢印」に変わるのでグリッドを指標にしながら任意の角度にドラッグしましょう。

2.コントロールパネル中央付近の「角度」スライダーでも調整できます。右に動かすと時計回りに回転。
角度を0.01度単位で調節することも可能。

調節後、OKを押せば終了。

【トリミング時のグリッド活用】
グリッドの表示はトリミングにも活用できます。
トリミングする領域を指定してグリッド間隔を調整します。
今回のケースではメジロを左から1/3ほどに配置したかったので垂直方向に6本グリッドが並ぶように間隔を調整しました。
グリッドを使えば正確なトリミングが出来ますね。


欲を言えばSILKYPIXのようにトリミング領域内に自動的にグリッドが表示されるのが便利ですね。
DPP3.8では毎回手動でグリッド間隔を調整する手間が必要。
下はSILKYPIX Developer Studio Proのトリミング時の画面。


これまで水平出しをするときは、SILKYPIXで現像したり、DPPで現像後Photoshopで調整する必要がありました。
DPPだけで行えるようになったのはうれしいですね。

DPP3.8は近いうちにキヤノンのサイトからダウンロード出来るでしょう。
DPPユーザーは是非アップデートしましょう。
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明暗差の大きい被写体を撮るときは・・・ ~初級者編~

2010年02月18日 | RAW現像・レタッチ
2月6日の記事「明暗差の大きい被写体を撮るときは・・・」を読み直してみると、何を言いたいのかわかりにくい(汗)
特に初級者の方にとっては難しいですね。
そこで、わかりやすく書き直しました。


明るい景色をバックに人物を撮ると顔が真っ暗だった、という経験は皆さんありますよね。
人間の眼は優秀なので明るい部分から暗い所まで見ることが出来ます。
でもカメラで表現できる明るさの範囲(ダイナミックレンジ)は限られています。

作例として次の写真を見てください。
背景が明るいため猫が暗く表情がわかりません。
(E-620+ED 70-300mm F4.0-5.6)


こんな場合、一般的にはプラスの露出補正を行って猫を明るくします。
+1.0に露出補正。


確かに猫は明るくなりましたが、背景や苔むした地面が明るすぎて白飛びしました。
こんな明暗差の大きいシーンで威力を発揮するのがダイナミックレンジを疑似的に広くする機能。
(古い機種には搭載されていません。)

この機能の呼び名はメーカーにより異なります。
ソニー:「Dレンジオプティマイザー」
ニコン:「アクティブD-ライティング」
キヤノン:「オートライティングオプティマイザ」と「高輝度側・階調優先」、
オリンパス:「階調オート」

今回はオリンパスの階調オートを使ってみましょう。
正式にはSAT(シャドー・アジャストメント・テクノロジー)と呼ぶそうですが特殊部隊ではありません(笑)
この機能は、主にシャドー(暗い部分)を明るくする働きがあります(他メーカーもほぼ同じ)。

それでは通常設定の階調「標準」を「オート」に切り替えてみましょう。
効果てきめん!
1枚目の写真と比較してください。
明るい背景はそのままに、暗い猫の部分が明るくなって表情もわかるようになりました。


有効に使うと便利なこのダイナミックレンジ拡張機能。
欠点もあります。

暗い部分を明るくするためコントラストは低くなります。
次の作例をご覧ください。
シナマンサクの黄色の花。
花が引き立つように、背景が暗くなるアングルを選びました。
下の写真は通常設定の階調「標準」。


階調「オート」に変更したのが下の写真。
背景が明るくなり黄色い花の印象が弱くなりました。

コントラストを高くしたいシーンでは、この機能は不向きですね。

もう一つの欠点はノイズが増えること。
画像処理によって暗い部分を明るくするのでノイズが目立ってきます。
次の画像はISO 400で撮影した画像の暗い部分を等倍で切り出したもの。
上は階調「標準」、下は階調「オート」。
階調オートの方がノイズが目立ちますね。


以上のようにダイナミックレンジ拡張機能は便利ですが、必要な時だけオンに設定するのが良いですね。
また、この機能を使うときはノイズが目立つことを認識してISO感度を低い値に設定するように気をつけましょう。
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明暗差の大きい被写体を撮るときは・・・

2010年02月06日 | RAW現像・レタッチ
2月3日岡山後楽園へ行くとニャンコが、まったりしていました(笑)
(E-620+ED 70-300mm F4.0-5.6)


実はこの猫、背後から強い朝日を浴びて明暗差が大きく撮影が難しい状況でした。
下はJPEGの撮って出し画像。
露出を背景に合わせたので猫は真っ暗。


こんな時、皆さんはどうしますか?

撮影時に取る対策としては、カメラに搭載された「ダイナミックレンジ(表現できる明るさの幅)を広くする機能」を使う方法がありますね。

呼称はメーカーにより異なります。
ソニー:「Dレンジオプティマイザー(DRO)」
キヤノン:「オートライティングオプティマイザ」と「高輝度側・階調優先」、
オリンパス:「SAT(シャドー・アジャストメント・テクノロジー)」
(他メーカーのことはよくわからないのでこの3社についてのみ触れます)

このうちソニーは、他社に先駆けて搭載したこともあり、効果が大きく細かい設定が出来ます。
α550の場合、自動設定の「DROオート」とLv1~5の5段階から強さを選ぶ「DROレベル設定」が可能。
キヤノンのオートライティングオプティマイザは3段階から強さを選べます(50D以降の機種)が、オリンパスは設定のON/OFFが選べるだけです。

撮影時に時間をかける余裕があるなら、撮影画像を確認して設定を決めるのが良いですね。
でも私の好みで言えばRAWで撮っておいて、PCのディスプレイで見ながら設定を細かく変更できるのが望ましい(笑)

3社とも純正のRAW現像ソフトでダイナミックレンジ拡大機能の設定を変更できます。
但し、キヤノンとオリンパスは、カメラと同じ設定しか変更できません。
これに対してソニーは細かく設定できるので非常に便利です。
カメラに付属している「Image Data Converter SR」に関する記事は別の機会にアップします。

ところで、オリンパスのソフト(OLYMPUS MasterおよびOLYMPUS Studio)には「自動トーン補正」という便利な画像編集(レタッチ)機能が搭載されています。
レタッチなのでJPEG画像にも適用可能。


「自動」はSATをオンにしたのと同様の効果が得られます。
「手動」は0~100まで任意の強度に設定可能。
下の画像は強度60に設定。


黒つぶれの階調が再現されていますが、ノイズも目立ちますね。
この写真の場合、階調とノイズのバランスから「自動」で選択された強度37が適当だと判断しました。

自動トーン補正で調整した後、アートフィルター「ファンタジックフォーカス」を適用したのが最初の画像です。

自動トーン補正は簡単な操作で細かい調整が出来るので重宝しますよ。
オリンパスユーザーは是非お試しください。

オリンパス以外のユーザーはガンマ補正を使いましょう。
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テイストを使おう ~「ハードモノクローム」編

2009年09月10日 | RAW現像・レタッチ
SILKYPIX Developer Studioのテイスト・シリーズ
今回は9月7日にリリースされたばかりの「ハードモノクローム」を使います。
このテイストは森山大道さんの作風を思わせるハイコントラストなモノクロに変換してくれます。

まず、3種類あるうちの「ハードモノクローム」。
8月6日にアップしたうらじゃの写真です。
(E-3+ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD)


リサイズした写真ではわかりにくいですが、モノクロの粒状感も表現されてカッコいいですね。

次の作例として京都の駅ビルをスナップした写真。
(Kiss Digital X+AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5)


2番目のテイストとして「ハードモノクローム ホワイトトーン」。
よりハイキーに現像したい場合に良いですね。
8月5日にアップしたうらじゃの写真
(EOS 40D+シグマ18-200mm F3.5-6.3)


シャドウ部分の多い写真や、暗めの写真に適用するのも良いですね。
(Kiss Digital X+AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5)


3番目のテイストとして「ハードモノクローム グレートーン」。
白飛びを抑えたい場合に良いそうです。


「ハードモノクローム」はスナップ写真の現像に威力を発揮しますよ。
1度使うと病み付きになりそう(笑)
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