Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

A4サイズ フォトブック作りました! ~カメラのキタムラ編

2010年12月13日 | フォトブック
これまで、MyBookPHOTOPRESSO(フォトプレッソ)のフォトブックを作ってきました。
でも、18cmスクエアやB6サイズだったので、大きいサイズのフォトブックも作りたい。

そんなときOYPのYamamotoさんが作った、カメラのキタムラのA4サイズ フォトブックを見せてもらいました。
画質・発色が良く、しかもソフトカバー・20ページで2,980円!
そんなに安いの?
マイブックでは、21cmスクエア・ソフトカバー・20ページが6,825円。
サイズが大きいのに価格が半分以下というのは驚きです。

早速、カメラのキタムラのHPからフリーレイアウト出来る専用ソフト「プリント直行便EX」をダウンロード(笑)
なお、システム要件に64bit版では動かない場合があるとの記載がありましたが、私のPC(Windows Vista Home Premium 64bit版)では問題なく動作しました。

プリント直行便EXの画面


写真のレイアウト、テキストのフォント・色・配置は自由に行なえます。
但し、縦書きのテキストには対応していない。
無理やり文字ごとに改行を入れて縦書きにしました(笑)


このソフトの最大のネックは、低解像度のプレビューしか出来ないこと。
ぼやけた画像でのプレビューになるので、細かい部分の確認が出来ないし、きれいな出来上がりになるのか不安になります。


一方、ユニークなのが「3Dプレビュー」機能。
視点を変えたり、ページめくりが3Dで行える。
近くに鉛筆やコンパクトカメラが置かれているのでフォトブックの大きさをイメージできますね。


これまで同様、実際にプリントアウトして明るさ・色調を調整した画像を使ってレイアウト完成!
注意が必要なのは、自動補正を行わない設定にすること。
自動補正オンにするとせっかくプリントに最適化した写真を補正されてしまいます。

設定を確認後、ネット経由で発注。
ビッグタイプ フリーデザイン A4サイズ(280×210mm)の縦 ソフトカバー 20ページ が、2,980円。
店頭受け取りを選択したので、送料は無料。

5日ほどでフォトブック仕上がりのメールが到着。
現物を確認して店頭で支払いを行いました。

フォトブックは半透明のケース入り。
表紙は絹目調の仕上がりで質感が良いですね。


他のフォトブックと比較しましょう。
左:MyBook ARTソフトカバー180S(180mm x 180mm)20ページ 3,045円
中央:カメラのキタムラ フォトブック ビッグタイプ
右:フォトプレッソ B6サイズ 62ページ 2,300円
MyBookの表紙は光沢ラミネート加工という光沢感の強い仕上げ、フォトプレッソはマット紙のような非光沢仕上げ。


中の写真を比べましょう。
上:キタムラ フォトブック ビッグタイプ
下:フォトプレッソ


やはり大きいと迫力が違いますね。
写真の光沢は、MyBookより弱く、フォトプレッソより強い。

色調は少し暗め。
タンチョウヅルや桜が主役の写真ではもっと明るくしたいですね。
その一方、新緑や紅葉の写真の発色は素晴らしい!
照明が反射して見えにくいのですが、深みのある赤色が見事です。


カメラのキタムラのフォトブックはコストパフォーマンスが高く、大いに気に入りました。
早速、暗めの写真を明るく補正した第二刷を注文(笑)
写真展「Mindscape~想い~」で、このフォトブックを展示しましたが好評を博しました。
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ブログ書籍化に挑戦 2

2010年12月09日 | フォトブック
MyBooks.jpに頼んだブログの製本が届きました。
左:ブログの製本、、右:参考までにフォトブックPHOTOPRESSO


製本はしっかりしており、印刷もきれいです。
これまで膨大な時間をかけてきたブログが書籍という形になるのはうれしいですね。

最初に手にとったときにページが薄いのが気になりました。
参考までにPHOTOPRESSOと比較しました。
左:ブログの製本(54ページ)、右:PHOTOPRESSO(52ページ)。
(ページが浮かないように重しをのせています。)


他のフォトブックと比べても薄いですね。
でも、ブログ製本のページは文庫本と同じくらいの厚さ。
フォトブックは写真集という性格上、ページが厚いのですね。

次に写真の印象。
まず、カミさんに見せて感想を聞きました。
「写真が雑な感じ。」
「空などの点々が気になる。」
という、素朴な意見(笑)
写真に関しては素人ですが鋭い点を突いています。

印刷物の写真では標準の解像度が「300dpi」と言われています。
(dpiとは1インチ=約2.5cm中のピクセル数)
私がブログに使っている写真は、長辺が640ピクセル。
ブログ製本中の写真の解像度を計算すると、
横位置写真:200dpi弱
縦位置写真:100dpi弱
となり、完全に解像度不足ですね。

製本中の縦位置の写真の一部を拡大しましょう。
境界線のシャギー(ギザギザ)が目立ちますね。


横位置の写真ではここまで解像度不足が目立つことはありません。
縦位置の写真も縮小すればシャギーは目立たないでしょうね。

なお、MyBooks.jpのFAQページによると、写真の解像度の上限は横幅:630 px 高さ:920 px。
これ以上の画素数の写真では、画素数が間引かれます。
従って大きな画像をブログにアップしている場合も解像度不足は免れません。

次の問題点は空の点々(笑)
下は製本中の横位置の写真をスキャンしたもの。


青空に色ムラが出ているのがわかるでしょうか。
スキャンで画質が落ちていますが、何となくイメージが掴めるかな。
解像度不足のため空の微妙なグラデーションが表現できないのでしょうね。

写真の画質について苦言を書いてきましたが、実は出来上がりにかなり満足しています(笑)
・ブログの写真は印刷用に最適化していないが、暗めの写真も階調が保たれており、色調は彩度が高め
・写真は光沢感があり見栄えがする

この結果、ブログ製本を手に取った時の率直な感想は
「写真が予想よりきれい!」

フォトブックのような出来上がりを期待するとがっかりしますが、記録用と割り切れば充分な出来だと思います。
ブログを書いている知り合いに製本を見せると大いに興味を持ちました。
(写真についての感想は私同様)

今回の価格は、標準サイズ(B6)54ページで2,120円(約1ヶ月分の記事を掲載)。
1冊は最大480ページなので、約9か月分が10,440円。
2006年からブログを始めたので、すべてを書籍化すると5冊以上!
気が向いたときに少しずつ製本しようかな(笑)
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ブログ書籍化に挑戦 1

2010年11月30日 | フォトブック
写真展「Mindscape~想い~」に来ていただいたRyochanさんからブログを書籍化出来ることを聞きました。
書籍化の記事

最近、写真をフォトブックにするのにハマっていますが、ブログも何かの形で残したいと思っていました。

実は、私がホームページを開設したのは2002年。
ブログを始める2006年まで、iswebライト(無料版)で写真日記・コンパクトカメラのレビュー・写真講座の記事などをアップしてきました。
しかし、iswebがサービスを縮小したためこれらのコンテンツはすべてWEB上から削除。
PCには、コンテンツのバックアップを取っていますが、寂しいですよね。

一方、ブログについてはバックアップを取っていない。
サーバーでトラブルがあったり、gooのサービスが終了したらブログの記事はすべて消滅する可能性があります。
書籍という形でブログの記事を残せるのなら是非試してみたいと考えました。

調べてみるとブログ製本サービスを行っているのはMyBooks.jp
多くのブログに対応していますが、gooはアドバンス(有料版)のみ対応。
月額200円なのでアドバンスを申し込みました。

MyBooks.jpに登録して、早速書籍化に挑戦!

1.gooアドバンスのバックアップ機能でブログのデータをバックアップ
2.MyBooks.jpへバックアップデータを送信
3.書籍のイメージを確認するためPDFファイル作成の申し込み
 (試しに今年の1月から3月までのデータをPDFファイルにしてみました。)
4.連絡メールが届くのでPDFファイルをダウンロード
  製本は標準サイズ(B6)を選びましたが、何と3ヶ月分の記事が290ページ!


自動的にレイアウトされるので無駄なスペースが多い。


やはりレイアウトを編集する必要がありますね。
WEB上で編集できる「MyBooksEditor」を使ってみました。


「本の仕様を設定」:
タイトル、著者名、本のサイズ、目次の有無や挿入位置などの設定
「本のデザインを選択」:
表紙やページのデザインを決定
「本の記事を編集」:
各記事を製本に入れるかどうかの決定や記事のレイアウトを細かく編集

レイアウト編集では写真の拡大縮小や文章の回り込みを設定できます。


但し、写真のサイズ変更ではアスペクト(縦横)比が変わってしまいます。
後からアスペクト比を修正できますが操作が面倒。
レイアウト編集に時間を掛けたくないので写真のサイズ変更はしませんでした。

編集後のレイアウト。


今回は試作なので記事を削って1ヶ月分弱に減らしました。
また、同じB6サイズのフォトブックPHOTOPRESSO(フォトプレッソ)と比較するため共通の写真を載せた記事を選択。
試作が完成したのでオンラインで注文。

出来上がりが楽しみですね。
試作品のレビューは後日アップします。
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作品集が売れた!

2010年10月14日 | フォトブック
これまで何度も記事を書いた「PHOTOPRESSO(フォトプレッソ)」
4冊目のフォトブックが完成。
これまでよりポップな路線に変更(笑)
帯の色もカラフルにしました。
「みんな生きている」


PHOTOPRESSOのユニークな点は、完成したブックを公開して一般の人でも購入できる設定が可能なこと。
先日PHOTOPRESSOにログインしてみると、「みんな生きている」が2冊売れていました!
このブックについてはブログやSNSで取り上げていませんし、知り合いにも言ってません。
ギャラリーのページで、たまたまこの写真集を見た方が気に入って買ってくれたのでしょう。

これまで、写真展に出品した作品を是非譲って欲しいと言われて実費でお売りしたことはありますが、作品集が売れるのは初めて。
お金を出してでも作品が欲しいといわれるのは、フォトグラファー冥利に尽きます。
(なお、PHOTOPRESSOで写真集が売れても制作者には全く利益が入りません。)

「みんな生きている」のブック中のページ。


11月に写真展を開催します。
4冊のPHOTOPRESSOも展示しますので興味のある方は御覧ください。
写真展の告知は後日行ないます。
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PHOTOPRESSO 続々と

2010年09月11日 | フォトブック
「PHOTOPRESSO(フォトプレッソ)」を知り合いに進呈したら評判が良かったので次々に作成しています(笑)
昨日届いたブック。


上右は8月9日の記事で紹介した「翼たちの四季」の増刷分。
ジャケットのタイプが「ダイナミックスタイル」で、表紙全面が写真となるため見栄えがしますね。
その一方、せっかくの帯が目立たない。


そこで、2冊目の写真集はジャケットタイプを「レギュラースタイル」で作成。
花好きの人のための「四季の彩り」。
コメントを帯に出力できます。


このブックでは花を主役とした「寄り」の写真を集めました。
プレビューはこちら


3冊目。
子どもがお世話になったアメリカのホストファミリーへのプレゼント。
岡山・倉敷へ来たことのある方なので、岡山後楽園と岡山城の四季の写真を集めました。
「Season Colors」


タンチョウ放鳥をアピールしなくっちゃ。
英語のキャプションに大いに悩みました(笑)


これまでPHOTOPRESSOは、注文してから1週間かかりました。
でも今回は3種類8冊の注文でしたが、7日に注文して10日に配達。
早く手に出来るのはうれしいですね。
次は何のテーマで作ろうかな(笑)
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PHOTOPRESSO~贈答用写真集や写真展の記録に最適か? 2

2010年08月09日 | フォトブック
キヤノンの「PHOTOPRESSO(フォトプレッソ)」レビュー。
前回作成したブックが届きました。
まさにペーパーバックを思わせる外観。


PHOTOPRESSOは、本体(右)、表紙(左上)、帯(左下)から構成。


サイズをMyBookと比較。
左より
MyBook ARTソフトカバー・124×124mm・30ページ 1,974円
PHOTOPRESSO       182×128mm・42ページ 1,750円
MyBook ARTソフトカバー・180×180mm・20ページ 3,045円

MyBookは、表紙が光沢ラミネート加工されており見栄えがします。
一方、PHOTOPRESSOの表紙は光沢がわずかにある程度でマット紙に近い。

ブック内の比較。
上はMyBook180×180mm、下はPHOTOPRESSO。
MyBookはニス加工で光沢があり、PHOTOPRESSOは表紙と同様。


肝心の色調・明るさ。
上の写真では光の関係でPHOTOPRESSOが明るく見えますが、実際は逆。
MyBookはイメージに近い明るさ色調であるのに対し、PHOTOPRESSOは少し暗いですね。
色調は良いのでPHOTOPRESSO用に少し明るめに補正した写真を使えば問題は無さそうです。
また、PHOTOPRESSOの画像はシャープネスが少し強く解像感がある一方、写真によっては背景が少しノイジーに見えます。

次にPHOTOPRESSOを数人の知り合い(カメラマン)に見せました。
書籍に見える外見が大受け(笑)
コストが低い点も評判が良いですね。
MyBookの方が高級感があるという意見が出た一方、落ち着いた仕上がりでPHOTOPRESSOの方が好みという意見もありました。
このあたりは個人の好みでしょう。

私としては保存版の写真集の場合は、MyBook ARTの180×180mm以上の大きさで作りたいですね。
でも、贈答用の写真集としては、PHOTOPRESSOが十分使えるという感触を得ました。

一方、写真展の記録として使えるかという点については、今までOYP関連の写真展に出品した作品を集めたブックを試作しました。
写真の数は60枚以上。
ここで役立ったのがPHOTOPRESSOの自動配置機能。
写真のファイル名先頭に連続番号を付けて、ファイル名でソートした状態でアップロードすると、番号順に写真を配置してくれます。
でも横位置の写真は当然小さくなりますね。


今回のブックは記録として使うので、縦向きと横向きが混在して見づらくても、写真のサイズが大きい方が良いと判断しました。
写真の向きを変更して、画題やテキストページを挿入して完成。
「Exhibited Works」

これはあくまでも試作なので購入せずに公開(笑)
写真展の記録としても使えそうですね。
OYPのメンバーの意見を聞いてから、作成に入ろうと思います。

以上のようにPHOTOPRESSOは使えそうですよ。
興味のある方は試しに作ってみてはいかがでしょうか。
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PHOTOPRESSO~贈答用写真集や写真展の記録に最適か?

2010年08月07日 | フォトブック
キヤノンが7月下旬から「PHOTOPRESSO(フォトプレッソ)」という、新しいタイプのフォトブック・サービスを始めました。

※CANON iMAGE GATEWAYの会員しか利用できません。
 会員はキヤノン製のデジカメ、ビデオカメラまたはプリンターを購入している必要があります。

特徴として
1。B6サイズ(182×128mm)の書籍を思わせる外見。
帯が付いていてお洒落(笑)


2。低コスト。
40ページが税込1,700円。
2ページ(50円)ずつ追加でき、最大204ページが5,800円。

では、MyBookと比較してみましょう。
MyBook ARTソフトカバー・CDサイズ(124×124mm)の40ページは2,310円。
(180×180mmサイズになると4,725円!)

一方、PHOTOPRESSOの40ページですが、実際に編集出来るのは36ページ。
MyBookと条件を揃えるため、4ページ追加すると1,800円。
PHOTOPRESSOの方がサイズが大きいにもかかわらず、500円以上安いというのはうれしい価格設定ですね(笑)

私は7月29日の記事で書いたように、知り合いに贈呈する写真集を検討中。
コストを2,000円未満に抑えたいのですが、MyBookのCDサイズ(30ページは1,974円)では小さくて物足りません。
こんなタイミングでPHOTOPRESSOを知ったので、飛びつきました(笑)
画質を評価するため、MyBookと同じ写真を使って「翼たちの四季」を試作しました。

PHOTOPRESSOは、WEB上で作成。
写真をWEBにアップすると自動配置してくれます。
その後、じっくりレイアウト・トリミングや写真の順番、テキストページの挿入などを編集。

(サイトの「つくりかた」を見てから始めると簡単に行なえます。)
初めてフォトブックを作る人にとっては使いやすいかもしれませんね。

でも、MyBookなどのフリーレイアウトに慣れると以下の点が気になります。
1。写真のレイアウトは、7種類しか選べない。
  1ページに複数枚の写真を配置できない。
2。テキストの自由な配置、大きさ、色が選べない。
  フォントはゴシック・明朝の2種類のみ(フォントを変更するとブック内のすべてのテキストが一括変更。)
  テキストページでは、左(右)寄せ・中央揃えなどの配置は可能。


これらの点は、PHOTOPRESSOのコンセプトが「簡単にお洒落なフォトブックを作る」というものなのでやむを得ませんね。

編集作業が完了すると、ギャラリーに公開することができます。
(なお、編集完了したブックも完成直前の編集状態で保存されています。
 これを手直しすれば別の完成品とすることが可能)
「翼たちの四季(PHOTOPRESSO版)」
現在、PHOTOPRESSOのトップページに載っています(笑)


特筆すべきは、購入しなくても完成品を公開(特定の人に限ることも可能)できること。
公開後知り合いに見てもらって手直しをして、最終完成品を購入する、ということも出来ます。
また、公開したブックを他の人が購入できるという設定も可能。

実は、PHOTOPRESSOの
・204ページまで増頁可能
・作成・編集がシンプル
・低価格
という特徴を活かして写真展の記録として使えないか検討中。

これまで岡山ヤングフォトグラファーズ(OYP)の写真展では出品作の記録を残していません。
第6回写真展では出品作が90点以上。
通常のフォトブックは80ページなので、これだけの作品を収納するのは難しい。
1ページに複数枚の写真を配置するとなると、編集作業が大変。
しかし、PHOTOPRESSOならばこれらの問題点を解決できそう。

長くなったので今回はここまで(笑)
次回は、届けられたPHOTOPRESSOのレビューと、写真展の記録に使えるかという試作についてアップします。
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CDサイズのMyBook作成

2010年07月29日 | フォトブック
MyBookで作った写真集「翼たちの四季」を写真展に展示していたら評判が良かったので何人かの知り合いに進呈しようと思いつきました。
でも、マイブックアート・ハードカバーの18cm・30ページは4,725円。
5冊作ると約24,000円!
これは痛いですよね(笑)

そこで、廉価版にする検討を始めました。
第一案として、大きさは同じ18cmで、写真を減らして20ページにして表紙をソフトカバーにする。
かなり安くなって3,045円ですが、まだ高いかな。

第二案として、CDサイズにして、30ページ・ソフトカバーにする。
これなら1,974円。
2,000円を切れば割安感がありますね。
ただ、一辺12.4cmというサイズが許せるかどうか。

そこで、二種類の廉価版を実際に作ってみました。
MyBookEditorを使えば、別の大きさや表紙のMyBookに変更できます。
(但し、小さいサイズから大きなサイズへの変更は不可。)
MyBookEditorの画面上部の矢印で示すアイコンをクリックすると現在作成中のMyBookの種類が表示されます。


ソフトカバー、CDサイズに変更。
価格も表示されます。


サイズを変更するとレイアウトがずれたり、文字サイズが自動縮小されるので手直しが必要です。
一方、ページを減らす場合は、どのページを削除するか指定すれば簡単に変更できます。
MyBookは、一度に3件まで注文可能なので、この二種類を同時に発注。
昨日、二冊が届きました。
左より18cm・20ページ・ソフトカバー、18cm・30ページ・ハードカバー(以前作ったもの)、CD・30ページ・ソフトカバー。
CDサイズはさすがに小さいですね。



次に厚みを比較。
右:ハードカバー、左下:20ページ・ソフトカバー、左上:30ページ・ソフトカバー。


CDサイズは確かに小さめですが、製本はしっかりしており、当然写真の画質も良好です。


コンパクトでお洒落なイメージなので、気軽に贈るギフトとして良さそう。
値段が手頃なので、MyBookを初めて作る人には最適かもしれませんね。

私は写真集を贈る相手に応じて(例えば、写真に詳しくない人にはCD)、この二種類のMyBookを使い分けることにしました。
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作品集第2弾が完成!

2010年06月25日 | フォトブック
MyBook・シリーズ
前回の「四季の色」でMyBookのクォリティの高さ(製本・発色)は十分認識しました。
そこで、本格的に作品集を作ることにしました。

今回のテーマは野鳥。
タイトルは、またまた平凡ですが「翼たちの四季」(笑)
最初は小さめのサイズで仕上がりを見たいのでハードカバー180S(186mm x 186mm)を選択。
写真数は前回より増やすので30ページにしました。

まず、写真のセレクト。
レイアウトを頭に浮かべながら四季の野鳥の写真をピックアップしていきました。
セレクトしていると実感しますが、これまで撮ってきた写真の季節が偏っていますね(汗)
特に季節感のある写真となると夏・冬が少ない。

次にMyBookEditorで大まかなレイアウトを作ります。
ワンパターンのレイアウトにならないように工夫。
粗レイアウト後、MyBookEditorのファイルとして保存します。
(この写真は文字が入っていますが、実際には最後に文字入れ。)


これはカワセミの求愛給餌ですが、左はデジスコによるアップの写真、右はコンパクトデジカメによる連続写真。


こうして候補写真の中から実際に使用する43枚の写真をピックアップ。
次に、実際にプリントアウトして色調・明るさの補正を行います。
補正済みの写真は別フォルダに保存。
最初は2Lでプリントしましたが、すぐに紙がなくなるので途中からハガキ・サイズに変更。
結局100枚以上プリント(笑)


色調の補正が終わると粗レイアウトのファイルを読み込んで写真を差し替え。
今回は写真の大きさやトリミングを慎重に行います。
レイアウト後、文字入れ。

なお、私はこの手のデザイン・センスが乏しいので、カミさんのアドバイスを聞きながら作っていきました(笑)

こうして発注した写真集「翼たちの四季」が昨日届きました。
今回は2冊作成。


手間はかかりましたが、色調・明るさはほぼイメージ通り。
CLUB MyBOOKで写真集を見られます。
今度は大きいサイズを作るつもりです。

なお、今回の写真集と前回の「四季の色」をOYP写真展最終日の7月11日に持って行き会場に置いておきます。
興味がある方はサンプルとして御覧下さい。
自分の作品集を作りたくなること間違いなし(笑)
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MyBook「四季の色」完成!

2010年05月22日 | フォトブック
5月12日に注文したMyBookが5月19日に届きました。
ソフトケース入り。


前回のマイブックはソフトカバー(右)、今回はハードカバー。
ハードカバーの方が外寸が少し大きいですね。


表紙の厚みがこれだけ違います。
なお、価格差はこのサイズで630円。


問題は写真の色調・明るさ。
これが非常に良いんです!
正直言うと、今回も納得できる色調にはならず、もう1,2回試作が必要だろうと覚悟していました。
この予想が良い意味で裏切られました。

2Lのプリントとの比較。


もちろんプリントと全く同じ色調ではありませんが、私のイメージにかなり近い。
そもそもインクジェットプリンターの出力もパソコンのディスプレイ画像とは違いますからね(笑)

この花火の例ではマイブックの方が黒色の締りが良い。


一番興味があったのは、自分で出力するときに苦労したこの写真
これもイメージに近い仕上がりです。


これなら作品集を作るのに十分使えそうです。

もう一度まとめてみると
「作品集」など出来上がりの色調・明るさにこだわりのあるマイブックを作る場合、

1。マイブックに収録する写真を手持ちのプリンタで出力(出来れば2Lサイズ程度が良い。)
2。イメージ通りの色調になるように画像を補正(RAWで撮って補正する方が画質の劣化が少ない。)
3。補正した画像を別ファイルとして保存し、このファイルを使ってマイブックを作成。

このような手間をかけておくと出来上がりのマイブックは、自分のイメージに近い「作品集」となるでしょう。
私も第2弾、第3弾の作品集を作ろう(笑)
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