11月15日にフォトマスター検定の1級を受験しました
フォトマスター検定というのは、文部科学省後援の写真に関する検定です
出題は、撮影技術やカメラの構造、フィルムカメラ、デジタルカメラ、フォトレタッチなどから、著名なカメラマン、写真のモラル、肖像権・著作権、CP+やカメラグランプリまで、写真に関するあらゆる分野を網羅
愛読しているケント白石さんやStudio 9のブログで知って、フォトマスター検定に興味を持っていました
何より、時々写真教室を行う、倉敷まちや倶楽部女子カメラ部のメンバーが検定を受験して1級や準1級を取得しています
知り合いが1級を受験するというので、私も締切間近の9月初旬に申し込みました
その後、去年の1級の問題を解いてみて、あまりの難しさに唖然!
正解率は、フィルムカメラ関連で1/4、デジタルカメラ関連・共通問題で半分、フォトレタッチ関連で7割という有様(笑)
去年の1級の合格率は、32.5%というのを聞いて納得
慌てて3年分の過去問題集を本屋やアマゾンで集め、時間のある時に勉強しました
去年までは、フィルムカメラ・デジタルカメラ・フォトレタッチのうち一分野を選択して24問と、共通問題が56問でしたが、今年から選択問題が廃止されてすべての分野が出題の対象となります
勉強しているうちに、例えば「あおり」、「露出倍数」、「許容錯乱円」など表面的な知識しかなかったことが、理解できるようになるんですよね
やはり好きな写真のことなので、勉強するのが楽しかった
2ヶ月ほどで、3年間分の1級と準1級の過去問の内容を理解して解けるようになりました
行おうと思っていた勉強は一通り出来たので、試験当日の午前は、龍の口グリーン・シャワーの森と岡山県総合グラウンドへ撮影に行ってリフレッシュ
龍の口で撮った椿とカエデのコラボ
(E-M5mk2+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO)
午後から、会場の高島屋に隣接する第一セントラルビルへ
午後は1級と2級の試験
1級の申し込みは私が最後だったようで、一級の最後の席で12番でした
いつも行く某Bカメラの店員さんが数人1級を受験されていました(笑)
写真関係のお仕事に就いている方はフォトマスター検定を持っている価値がありますよね
いよいよ試験開始
最初の問題をみてビックリ
(試験問題をスキャンしてOCRでテキストにしたので少数点など抜けています)
「『ピンホールカメラ』は、フィルムや撮像素子などを配置した暗箱に直径0.2~0.5mm程度の微
小な孔を開けたものである。そして、『ピンホールカメラ』のF値は、ピンホールの直径が0.2mmで、
ビンホールからフィルム面あるいは撮像素子画までの距離が50mmの場合には、計算上(ア)と
される。そして、写し込まれた画像は、基本的にレンズを装着したカメラと比べて(イ)ものとなる。」
問題1 (ア)に入る正しい言葉を①~③の中から選べ。
①50mm×02mm=F10
②50mm×01mm×01mm×3.14(円周率)=F1.57
③50mm÷0.2mm=F250
え!ピンホールカメラのF値!?
でも、選択肢の式を見ていると、有効口径0.2mmのレンズのF値を求める問題と気づきました
過去問でも何回か出題された定番の問題で
F値 = (焦点距離)/(有効口径)
の式で解けます
従って、答えは③ですね
出題者は意表を突いたな、と考える余裕が出来て、残りの問題もサクサクと解答していきました
途中で、明らかに出題ミスと思われる問題が1問ありましたが、問題に関する質問は受け付けないと最初に試験官に言われたので我慢しました
一通り解答して、見直しをしているとちょうど試験時間の80分が終了
過去問と同じ問題が多く比較的簡単な印象でした
選択問題が廃止されて出題範囲が広がったので難易度を下げたのかもしれません
帰りにイオンシネマ岡山で劇場版『MOZU』を見て、日本酒コーナーの試飲コーナーで一杯飲んで帰宅(笑)
解答が発表されていないのですが、わからない問題や自信のない問題を調べた所、間違っていたのは6問
一番苦手なフィルムカメラ分野の問題は7問出ましたが、過去問と同じ内容で全問正解でした
やはり、難易度を下げているのかも
自信のある問題の解答は確認していませんが、90点以上は確保できそうです
ちなみに、間違えた問題の1つ
ブルーレイディスクの等倍速の転送速度は?
1.4.5MB/s 2.6MB/s 3.9MB/s
CDとDVDの1倍速は覚えていたけど、BDは忘れた^^;
答えは 1番です
フォトマスター検定というのは、文部科学省後援の写真に関する検定です
出題は、撮影技術やカメラの構造、フィルムカメラ、デジタルカメラ、フォトレタッチなどから、著名なカメラマン、写真のモラル、肖像権・著作権、CP+やカメラグランプリまで、写真に関するあらゆる分野を網羅
愛読しているケント白石さんやStudio 9のブログで知って、フォトマスター検定に興味を持っていました
何より、時々写真教室を行う、倉敷まちや倶楽部女子カメラ部のメンバーが検定を受験して1級や準1級を取得しています
知り合いが1級を受験するというので、私も締切間近の9月初旬に申し込みました
その後、去年の1級の問題を解いてみて、あまりの難しさに唖然!
正解率は、フィルムカメラ関連で1/4、デジタルカメラ関連・共通問題で半分、フォトレタッチ関連で7割という有様(笑)
去年の1級の合格率は、32.5%というのを聞いて納得
慌てて3年分の過去問題集を本屋やアマゾンで集め、時間のある時に勉強しました
去年までは、フィルムカメラ・デジタルカメラ・フォトレタッチのうち一分野を選択して24問と、共通問題が56問でしたが、今年から選択問題が廃止されてすべての分野が出題の対象となります
勉強しているうちに、例えば「あおり」、「露出倍数」、「許容錯乱円」など表面的な知識しかなかったことが、理解できるようになるんですよね
やはり好きな写真のことなので、勉強するのが楽しかった
2ヶ月ほどで、3年間分の1級と準1級の過去問の内容を理解して解けるようになりました
行おうと思っていた勉強は一通り出来たので、試験当日の午前は、龍の口グリーン・シャワーの森と岡山県総合グラウンドへ撮影に行ってリフレッシュ
龍の口で撮った椿とカエデのコラボ
(E-M5mk2+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO)
午後から、会場の高島屋に隣接する第一セントラルビルへ
午後は1級と2級の試験
1級の申し込みは私が最後だったようで、一級の最後の席で12番でした
いつも行く某Bカメラの店員さんが数人1級を受験されていました(笑)
写真関係のお仕事に就いている方はフォトマスター検定を持っている価値がありますよね
いよいよ試験開始
最初の問題をみてビックリ
(試験問題をスキャンしてOCRでテキストにしたので少数点など抜けています)
「『ピンホールカメラ』は、フィルムや撮像素子などを配置した暗箱に直径0.2~0.5mm程度の微
小な孔を開けたものである。そして、『ピンホールカメラ』のF値は、ピンホールの直径が0.2mmで、
ビンホールからフィルム面あるいは撮像素子画までの距離が50mmの場合には、計算上(ア)と
される。そして、写し込まれた画像は、基本的にレンズを装着したカメラと比べて(イ)ものとなる。」
問題1 (ア)に入る正しい言葉を①~③の中から選べ。
①50mm×02mm=F10
②50mm×01mm×01mm×3.14(円周率)=F1.57
③50mm÷0.2mm=F250
え!ピンホールカメラのF値!?
でも、選択肢の式を見ていると、有効口径0.2mmのレンズのF値を求める問題と気づきました
過去問でも何回か出題された定番の問題で
F値 = (焦点距離)/(有効口径)
の式で解けます
従って、答えは③ですね
出題者は意表を突いたな、と考える余裕が出来て、残りの問題もサクサクと解答していきました
途中で、明らかに出題ミスと思われる問題が1問ありましたが、問題に関する質問は受け付けないと最初に試験官に言われたので我慢しました
一通り解答して、見直しをしているとちょうど試験時間の80分が終了
過去問と同じ問題が多く比較的簡単な印象でした
選択問題が廃止されて出題範囲が広がったので難易度を下げたのかもしれません
帰りにイオンシネマ岡山で劇場版『MOZU』を見て、日本酒コーナーの試飲コーナーで一杯飲んで帰宅(笑)
解答が発表されていないのですが、わからない問題や自信のない問題を調べた所、間違っていたのは6問
一番苦手なフィルムカメラ分野の問題は7問出ましたが、過去問と同じ内容で全問正解でした
やはり、難易度を下げているのかも
自信のある問題の解答は確認していませんが、90点以上は確保できそうです
ちなみに、間違えた問題の1つ
ブルーレイディスクの等倍速の転送速度は?
1.4.5MB/s 2.6MB/s 3.9MB/s
CDとDVDの1倍速は覚えていたけど、BDは忘れた^^;
答えは 1番です
そのまま忘れてました。
今回は忘れてしまうことが無いように、パパールさん写真の27年度版ってやつを速攻アマゾンで注文しました。
自分が撮りたい写真の為に必要なのは今以上の知識ではなく、撮影に出かける行動力だとは思っているんですが、それはそれとして。
問題1は、答えのF値や有効口径が大きくなればF値が小さく(≒明るく)なるという実経験だけで簡単にわかりますよね。
50mm÷0.2mm÷3.14=F79.6 とかが選択肢にないあたり、出題者優しいなぁと(笑)
パパールさんの合格は間違いなしだと思いますが、なにやらまだ上の特別なのがあるみたいですから、そちらまで行っちゃってください。
フォトマスター検定は、そんな意地悪な問題はなく、ヒントも結構出してくれます
来年は、是非挑戦してください
なお、過去問題集は2種類あって解説の分野が少し違うので、28年版も買うなら別の種類が良いですよ