Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

ハヤブサ保護

2006年07月18日 | 


野鳥の会のAさんから電話がかかってきました。

16日の晩、アオバズクの巣を観察していると、体長40cmほどの鳥がアオバズクのつがいに追われて飛べなくなった。
付近には猫がいるため保護して自宅に連れて帰ったら、何とハヤブサだった。

驚くような話です。
ハヤブサの名前は有名ですが野生の姿を見た人は少ないでしょう。
特に市街地では、ほとんど見られません。

2年前岡山市内の高層ビルに営巣したハヤブサを撮りました。



多分巣立ちして間もないハヤブサの兄弟です。
距離は約80mあるので不鮮明ですね(汗)


話の続きですが、
Aさんはハヤブサの治療を岡山県鳥獣保護センターにお願いするというので、昨日、私も一緒に連れていってもらいました。
1枚目の写真はセンターでのハヤブサの姿です。

センターの職員の方によると、

このハヤブサは多分生後1~2年のオスだろう。
けがはしてないようだが、右羽根に重油が付着している。
羽根を洗浄すれば野生に復帰できる可能性は十分ある。

ハヤブサはどこかで羽根に重油を付けてしまい、飛ぶのが困難な状態で、思わずアオバズクのテリトリーに侵入してしまったのでしょうか。
アオバズクも子育ての最中なので、ハヤブサを必死で撃退したのでしょう。
近くにAさんが居合わせて良かったです。
いなければ、今頃どうなっていたか。

この子が無事に野生に帰られることを祈ります。
鳥獣保護センターのHさん、お世話をよろしくお願いします。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
びっくり! (ようこ)
2006-07-18 21:17:11
こんな市街地でハヤブサなんて驚きですね!!

羽に重油が付着してたのですか。

保護センターで治療してもらって

無事に野生に戻れますように

でも、さすが猛禽類!カッコイイですね!!
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ようこさん (パパール)
2006-07-18 21:34:57
野生のハヤブサを間近で見た人はほとんど居ないと思いますよ。

貴重な体験でした。



それにしても、どうしてハヤブサがこんな状況に追いつめられたのでしょうか。

考えると深刻ですね。
返信する
おどろき (ひさ)
2006-07-19 05:52:06
ハヤブサとは驚きです。

パパ-ルさん、ま近かに見られて貴重な体験ですね。

迫力ある表情です。



それにしても重油が付着とは。いったい何処で?

思いつくのは僕の本名あたりかな?
返信する
ひささん (パパール)
2006-07-19 06:06:27
迫力はありましたね。

ハヤブサとしては人間に捕まって必死に抵抗しているのでしょう。



重油がどこで付いたのか謎ですね。

確かにM島の可能性もありますが、重油が付いた状態で岡山市街まで飛んでこられるかどうかが、疑問ですね。
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