Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

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α7Ⅱレビュー:拡大表示のピント合わせ苦闘編

2016年12月15日 | α7Ⅱ
私はオリンパスOMDを手持ちで撮る時、拡大表示してピンポイントで主役にピントを合わせます
撮影画像をPCで1/2~等倍表示してみると、80%はジャスピンです
ところがα7Ⅱ+MC-11+EF70-200mm F4Lの場合、拡大表示でピントを合わせていますが半分近くピントが甘い(主に手ブレではなく、ピント位置がはずれている)

作例で説明しましょう


上記の写真の主役部分を等倍に切り出したものです
1枚目は右の主役の葉にピントが合っています


でも、2枚めは左の葉に合ってますね^^;


このようにピントの甘い写真が半分ほどあるんですよね
色々試した所、原因は機能と操作性の問題だとわかりました

OMDでは拡大表示の状態でAFを動作させることが可能です
私がカスタマイズしているE-M5Ⅱの例で説明しましょう

ピント合わせに使う機能を以下の2つのボタンに割り当てています
Aボタン(通常はムービーボタン):拡大表示機能
Bボタン(Fn2ボタン):S-AF動作機能


まずAボタンを押して主役の部分を7~10倍に拡大
次にBボタンを押すとS-AF(シングル・オートフォーカス)が動作して拡大された主役にピントを合わせます

通常の拡大しない状態では、隣の葉にピントが合ったり、明るい背景にピントが合うのですが、この方法ならほぼ確実に合焦します
もし、うまくいかない場合は、拡大位置をずらしてBボタンを押すと合焦できます

慣れるとカメラを構えてファインダーを覗きながら、人差し指でボタンを2回押すだけでジャスピンの写真が撮れます
この機能と操作性がないと、雨の日に傘を差しながら手持ちでジャスピンの写真を撮るのは無理ですね(^^)
雨の日の作例
(E-M5Ⅱ+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO)


これに対し、α7Ⅱでは拡大表示の状態ではAFが使えません
(購入前からこの件は知っていて、それが購入を遅らせた一因です)
マウントアダプター経由でEF70-200mm F4Lを使っているためAFが遅くすべてマニュアルでピントを合わせています
EVFを10倍拡大すると画素が荒くなってピントの山がつかみにくいし、手持ち撮影で一連の操作をするのに無理があったんですね

現在α7Ⅱの望遠撮影では必ず一脚を使ってじっくりマニュアルでピント合わせをします
お陰でジャスピン率が70-80%になりました

パナソニックのミラーレス一眼も拡大表示のAFが使えるので、ソニーも早急に対応してほしいですね

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