Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

「十二人の死にたい子どもたち」に行きました:ネタバレあり

2019年01月30日 | イベント・メディア
映画「十二人の死にたい子どもたち」を封切り翌日に一人で観てきました


タイトルだけ聞くとショッキングな内容を連想しますよね
私も予告編を見るとホラー映画かと思いました^^;

でも原作が「天地明察」で有名な冲方丁さんで、この作品が直木賞候補になったというのを知り電子書籍で読み始めました


読み始めてすぐにタイトルの印象と違って、真面目なミステリーであることが判明
さらに映画「十二人の怒れる男」をモチーフとしていることに気づき、最後まで一気に読んでしまいました

「十二人の怒れる男」は60年前の映画で、十二人の陪審員が殺人罪を問われた被告について議論して評決を導く名作です
テレビで観て知っている中高年の方は多いと思うし、今では三谷幸喜さんが撮った「12人の優しい日本人」を知ってる方のほうが多いかも

冲方さんの原作を読んだのは正月でしたが、あまりの面白さにテレビも見ずに一気に読みました
「十二人の怒れる男」とは全く違うシチュエーションでのストーリー展開が新鮮!
私の子どもたちにも早速勧めてアプリの入った端末を渡しました

これだけ面白い小説を堤幸彦監督がどのように映画化したのか気になりますよね
映画の内容については触れませんが、長い原作をうまくまとめ、さらに原作でわかりにくい部分を脚色でスッキリさせているのには感心しました

「十二人の怒れる男」や「12人の優しい日本人」を面白いと思った方は、是非最初に原作を読んでから映画に行くことをお勧めします
なお、観客の9割は十代、二十代の若者でした
アウェイ感を味わいながらの映画鑑賞も格別ですよ(^^)
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