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パーントゥやなまはげなど、国の重要無形民俗文化財の苦悩とは?

2014-10-16 13:20:28 | 日記

沖縄タイムスの記事に、神様の泥塗り苦悩という記事がありました

何のことかと思ったら、厄払いのため、神様が泥塗りをする行事が観光客からのクレームに悩まされているとか

そもそも国の重要無形民俗文化財とは何かといえば、文部科学省の重要無形民俗文化財指定基準によれば、

一 風俗慣習のうち次の各号の一に該当し、特に重要なもの

(一) 由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの

(二) 年中行事、祭礼、法会等の中で行われる行事で芸能の基盤を示すもの

二 民俗芸能のうち次の各号の一に該当し、特に重要なもの

(一) 芸能の発生又は成立を示すもの

(二) 芸能の変遷の過程を示すもの

(三) 地域的特色を示すもの

だそうです。

なので、そのやり方を変えるのはおかしいですし、この行事において観光客がクレームをつけること自体、おかしいんじゃねぇと思います

たとえ嫌なことがあっても、少なくとも地元の方は怒っていないのは確認できるわけですから、そこで大人の対応を見せるのが観光客としてのマナーだと思います

何でみんな怒ってないの、って地元の方に聞けば、このお祭りの意味も知ることができるし、さらに地元の方に歓迎されるかもしれませんからね

それが嫌なら、HPやYouTubeなどで見ていれば良いだけですから、そんな人は行くな、と言いたいですね

私も以前町の観光にかかわっていた時、いくつかクレームを聞きましたけど、その時はこの意味をまず説明をして、それでも受け入れられない人にはお引き取り願ったこともありました

地元も観光資源としてのアピールを控えるくらいなら、泥塗られれば厄除けになるから、そんなことあっても平気な人だけ来てくれ!と宣言するのが良いと思います

なまはげについては、幼児虐待なんて言われているそうですが、それはなまはげの伝統・文化を理解せず、その人や今の価値観を押し付けているだけだと思います

それに、酔っ払えば暴走することもあるでしょうが、そんなことも結構まあしょうがねえかですんできたんですけど、いつから異なる伝統や文化を受け入れられなくなった人が増えたのでしょうか?

もともと日本は八百万の神を祀るくらい、様々なものを受け入れてきた文化があるのにね

リラックスするには


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