parismaris's days*

バラづくし②(庭だより*2024.初夏)

わが家のバラたちの『庭だより』、第二弾。

今回は、庭に咲く、こちらから*


『コーネリア』

しなやかな枝がよく伸長する、つるバラです。

花は小ぶり(5センチほど)ですが、房になって咲くので見栄えがします。

香りは、ムスクにティが混ざった、微香。




数年前に園芸店で一目ぼれした母が迎えた株ですが、案の定、伸びまくるつるを持て余して(またか…!)泣きを入れてきたので、私がプランを練って、実家の玄関を開けたときに真正面に見える壁に仕立てました。

…以来、もちろん世話係は、私!(なんでやねん)




自分の家からのこの景色に、母はものすごーーーくご満悦。

私の家からは、まったく見えないんですけどね!(苦笑)



『ラグナプリンセス』

切り花品種です。

わが家にある切り花品種は、すべて私がフラワーアレンジメントのレッスンで出たバラの端材の挿し木したもので、この“お姫さま”も同様です。

これは、美人。
端的に言って、美人。

…が、香りはほぼありません。



『ブルーミルフィーユ』

切り花品種。

まだ幼い株なので、今春に咲いたのはこの1輪だけなのですけれど、なかなかに凝ったロゼット咲きの花です。

香りはありません。



『スペード』

こちらも切り花品種。

パリッとした硬めの花びらが、とてもきれいなウェーブを描きながら開いていく、たくましいバラです。

咲き進んでもほとんど退色することなく、この黄色と白のグラデーションがずっと保たれるのが、切り花品種のすごいところ。



『アバランチェ』

切り花品種の白バラの、王道。
むかしはウェディングによく用いられていたそうですが、今はどうなのでしょうか。

挿し木で発根しやすいようで、うちには年齢の異なる3株があります。
(そのうちの最も年かさの株の足元に、『イブピアッチェ』が勝手に居候 →




元・駐車スペースである『バラ置き場』は、大入り満員。

育ててみたいバラは尽きないのに、スペースがもうない…ほんとにない…

(おまけに、昨年挿し木に成功したあかちゃん株が2つ、こことは別の育苗スペースにいたりもするんですよ…怖い…)



『ピーチ・アバランチェ』

これも切り花品種です。

シャーベットカラーが素敵でしょう*

ただ、これも、『アバランチェ』とともに、香りはありません。




今年もたくさん咲きました。



『アマダ』

切り花品種で、わが家ゆいいつの赤バラです。

花びらの数がとても多くて、ぎゅっと詰まっているので、手にするとずっしり。

咲き切ってもほとんど花のかたちが変わらない、優秀なコです。

こちらも香りはありません。



『オーシャンソング』

切り花品種。

これは一番花なので、外側の花弁がすこし乱れていますが、開花が安定すると、とてもかたちよく咲くバラです。

とても好きな花色なので、これで香りがあればいいのになぁ、と思ってしまいます。




切り花品種は、ステム(茎)を真っ直ぐ空に向かって伸ばして咲くので、冬の剪定を深めにしています。

それでもうっかりするとカーポートの屋根に突き当たるので、毎年ヒヤヒヤ(苦笑)



ミニバラ 『プリンセスオブインフィニティ』

ミニバラではありますが、直径7~8センチの大輪(ミニバラとしては)です。

驚くほど花もちがよくて、少しずつ退色しながら、4週間ほど咲き続けます。




手のひらサイズのポットで迎えて4年目ですが、今や他のバラたちとの大きさの差は、ほとんどありません。

ほのかな香りがあります。



『ファンシーローラ』

切り花品種のスプレーバラ。

名前の通りにファンシーな色に惹かれて、育てています。

香りはありませんが、たくさん花をつける、たくましいコです。



『エクレール』

元は切り花品種でしたが(私のこの株は切り花からの挿し木)、今ではガーデンローズとしても売られています。

黄緑色のポップコーンのような花が個性的で、気に入っています。

ただ…私の消毒のしかたが悪いのか、花首にうどん粉がつきやすくて、悩ましい。




そしてこれは、上の『エクレール』が枝替わりしたもの。
(株の一部分がこうなっています)

この枝にこの薄桃色の花がついたのは、昨年に続き2度目なので、「枝替わり」で決定だと思います。

本体の黄緑色のエクレールとは異なり、花弁が薄いうえに巻きも緩くて、ふわふわ。

エクレールは枝替わりしやすい(黄緑色のエクレールの写真でも、中央の花の一部が桃色に変わっています)と聞いてはいましたが、このふわふわさんは手触りも雰囲気も違うので、なかなかおもしろい。

来年もまた同じ花が咲くようならば、この枝だけを挿し木して、独立させてみようかと考えています。




そしてこれは、わが家のバラを束ねたもの。

先日、叔父宅に訪問の機会があったので、ちょうど盛りだった花を、手土産代わりに贈りました。

バラだけでなく、添えたリョウブもベビーハンズも、すべて切り花から挿し木して私が育てているものです。

叔母がとても喜んでくれて、話に花も咲きました*


ここからは、今春(初夏)の『庭だより』に載せていなかった、庭の花たちを。


クレマチス 『ミケリテ』

庭の小さなアーチに、バラ『スイートセレナード』(→)とともに、このミケリテを含むクレマチスを3種類、這わせています。

これは母のお気に入り。



クレマチス 『エールフクシマ』

昨春に迎えた株で、まとまっての開花は今年が初めてです。




ぴょこびょこと飛び出して咲くツートンカラーの花がかわいらしくて、母も私もこれを目にするたびに、思わずにっこり*

つるバラの『コーネリア』と一緒に咲かせたらさらにかわいいかも!とも話しているので、来年はそちらへ移してみようかなと思案中です。



カジイチゴ(梶苺)

おいしいものが、ついに熟れて、食べごろに*

わが家のカジイチゴには酸味がまったくなくて、リンゴのように甘いんです。

ラズベリーのように独特の香りもないので、後口もあっさり。
(ちなみに、タネも気にならないので、口当たりもよいです)


今年はとてもたくさん実って、その実も大きいので、「食べても食べてもなくならないね!」と、つまみ食いばかりする母が申しております(笑)

そんな私たち人間は、ひととおり美味しくいただいたので、鳥よけのネットを外して、残りはスズメたちに。

「どうぞご自由にお召し上がりください」


バラの季節は、そろそろおしまいです。

昨日、軽い剪定と施肥をして、二番花に備えました。


雨の季節も、もう間もなく。

季節の巡りに後れを取らぬよう、毎日コツコツと庭仕事に励んでいます*

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