私のいちばん大切なバラ、『芳純』が咲きました*
この一年の管理が甘かったのか、今夏はあまり枝が増えず、蕾の数もひかえめ。
それでもそれなりに機嫌よくはしているようで、芳純らしい、あでやかで濃い色と香りの花を咲かせてくれました。
芳純は、写真に撮るのがほんとうに難しくて。
この濃厚なサーモンピンクが、肉眼で見たときと同じにはなかなか写せないんです。
また、日が当たるとややオレンジ色が増して見えたりもするので、どう撮ればこのバラの本来の花姿を記録できるのかと、毎回悩みます。
これが日が当たったときの花色。
…ね、かなり印象が違うでしょう?
『香りのバラ』の名を持つ花にふさわしく、バラらしいダマスクが濃く深く香ります。
その香りに憧れて、私は初めて育てるバラにこの芳純を選びました。
強健な品種とはいえ、今から思えば、何の知識も経験も持たぬ身で大それたことをしたなと思います(笑)
新苗で私のもとにやってきて、今年で8年目。
今やこの香りのない人生は考えられないほど、私の庭と心に深く根ざしました。
このままずっと連れ添えるよう、これからも手と心をかけて育てていけたら…と思っています*
※ 少し前から、このブログの『芳純』に関する過去記事へのアクセスが、びっくりするほど増えています。
どうしてかしら。
今またこのバラが見直されているとか?
育てたいと思っておられるかたが増えているとか?
だとしたら…嬉しいな♪