parismaris's days*

『食べたいものだけおせち』と、金柑の甘煮 *2025*

新年最初の記事は、『おせち料理』のおはなしです。


今年のおせち料理も、『食べたいものだけ』をつくりました。

いつものように、クリスマスを終えると「今回は何が食べたい? 何つくる?」と会議が始まり、買い出しに行く日を決め(たいていは二日間に分けて出かけます)、30日から調理を始めます。


30日は、それぞれのキッチンで、下ごしらえ&個別担当品を。

大晦日は終日、実家のキッチンにて、母とふたりで。
(私は未だ“おせち修行中”の身なので、指揮官は母。 実働が私)

そうしてできあがった2025年のおせちが、こちらです*




まずは、隣り合わせに住まう家族だけで、元旦に。

むかしはお重に詰めたりもしていましたが、ここ20年ほどは、このお皿スタイル。

『ハレの日』っぽい器を、料理に合わせて組んで使うのもまた、楽しみのひとつです*




そして翌2日には、妹家族が帰省しての、昼食おせち。

…これ、一見まともですが。

甥と姪(共に小学生)それぞれからの絶え間のない呼びかけや、「見て見て見て!」攻撃に対応しながら半ば片手間に盛り付けて、「よしできた! ほらみんなごはんだよ!!!」と色気のない大声で集合を掛けながら撮った写真がこれで。

落ち着いてから見返してみたら、マグカップは写っているわ、お椀と皿の配置が逆の席はあるわで…なんかもう、カオス(苦笑)




こちらも恒例の、私担当のひと品、金柑の甘煮です。

数回に分けて気長にゆるゆると煮たので、ふっくら照りよく、甘ぁく、できました*




ただね…今冬は、いつも行くふたつのスーパーに、金柑がなくて。

「あらら?」と思いながら、母体が青果店のスーパーにまで足を延ばして探しました。

そうして見つけたそれは、価格が去年の1.5倍(!)で。

さすがに慄き、ためらいましたが(苦笑)、とても大粒できれいな品だったので、「まぁ縁起物やしね…」と自らに言い聞かせつつ購入しました。
(今年のおせち材料は、こんなのばっかり)


駆け抜けた年末年始は、甥と姪の笑い声で賑やかに終わり。

母と私はいま、腑抜けて脱力しています。

お正月の準備も当日も、帰省家族を迎えるのも、最高に楽しいんだけど、終わったあとの反動がすごい。

年齢を重ねるごとにそれが強まっていて、ふたりで苦笑いしています。


それでも心は、ぽっかぽか*

自作したゲームをわざわざ持参して披露してくれた甥も、歯の抜けた様子を何度も見せてくれた姪も、変わらずほんとうに可愛くて、彼らに「ねぇねー!」と呼び掛けられるたびに目尻はどんどん下がって、とろとろになりました(笑)


家族はもとより、なによりも幼い甥と姪とが、今年も健やかでありますように*

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