夏のお楽しみ、庭のヤマブドウ『ピッコロワイン』の収穫をしました*
今夏は気温の高い日が早くから続いたせいか、例年よりも半月も早く熟れ切って、全体的に房も小さめ。
おまけに、こんな時季にもやってくるメジロたちに熟れた実をつつかれて、多くの実がダメになってしまいました。
画像に写るのは収穫したものの一部ですが、すべてを集めて房ごと計ったら、500グラムと少し。
それらを房から実をはずして丁寧に選別したら、食することができるのは370グラムほどでした。
…で、それを煮て、ジャムを作りました。
まずは粒ごと、皮も種も一緒に、半量の砂糖で軽く煮ます。
(レモン汁もこのときに加えます)
そうして、それがやわらかくなったらストレーナーで潰し濾して、その液を再び鍋へ。
そこへ残りの半量の砂糖を加えて煮詰めたら、はい、できあがり*
野生種のブドウであるがゆえに、実のうちの大半がタネなので、潰しながら濾すのがちょっと大変でした。
(固いタネがエプロンに飛んで、紫に染まっちゃった…)
濾してあるので果肉感はありませんが、トロリと滑らかな、渋みもない、ブドウらしい豊かな香りを含んだジャムができました*
ただね…うちのヤマブドウがひときわ甘いせいか、レシピどおりの割合の砂糖では分量が多かったらしく、なかなかの甘さになってしまいました。
激甘党の母にさえ、「…甘っ!!」と言わしめてしまうほど(苦笑)
ちょっと失敗しちゃった…😅
仕方がないので、ジャムとしてではなく、甘いソースとしてヨーグルトなどにかけていただきます。
* * *
腰椎のヘルニアを患ってしまいました。
なにこれ、ものすっっっごく、痛い!!!
腰ではなくて、神経が走った先の下肢が。
激痛で歩くことどころか立つことすらままならず、家の中のあちこちに椅子を置いて、数歩歩いては座り込むことを繰り返しています。
そして、その痛みで集中力が削がれて、読書ひとつまともにできずにいます。
もう最悪…
そんな落ち込む気持ちを振り払うために、薬で痛みが弱まったときを見計らって、このジャムを煮ていました。
(ちなみに、ブドウの収穫は隣家の母におまかせ。 歩けないんだもん…)
あとね…医者にかかり慣れていないので(医師のこどもあるあるだと思う)、自分に合った医者を探すのが大変でした。
幸いなことに、コロナワクチンの集団接種で問診をしてくださったかたが亡き父に似た話しぶり(対話型の医師)だったことを思い出して、検索したら整形外科医で、クリニックも近所だったので、飛び込んで診ていただきました。
結果、すごく安心感のある診察をされるかたで、行ってよかった…!
生まれてからずっと父以外の医師にほとんどかかることなく生きてきたので(私が持病はあるものの大病を患ったことがないのと、父が割とオールランダーな町医者だったので)、その点では私はほんとうに世間知らずで。
まさかこの年齢になって、こんなことで右往左往することになるとは思いませんでした。
ダメだわー、私、ほんとに世間知らず。
社会人としてそれなりに経験を重ねてきたつもりだったのに、基本的なことが全然ダメダメやん…と自分に呆れています(苦笑)