毎日ほんとうに暑いですね。
夜明けと同時に庭に響く蝉の大合唱と、怖いほどぐんぐん上がる気温に、心底げんなりしています。
夏、早く終わらないかな…
(まだ7月)
ぼんやりとそんなことを思いながら、耳鳴りのような蝉時雨をBGMに、またひとつ洋服を縫いました。
お気に入りの、ローウェストのワンピースです。
いつも作っているものよりも、スカートの丈をさらに伸ばして、足首が見えるか見えないか…くらいの長さにしました。(マキシ丈よりは短い)
*うしろ*
…しかし、このワンピース。
毎回言い訳していますけれど、ビヤ樽みたいに写っているのは、私の写真の腕が悪いのと、ハンガー写真だからです(苦笑)
身に着けるとヒップのかたちにほどよく沿ってタックが広がり、ふんわりとしたよいかたちなんですよ*
生地は、インクジェットプリントの極薄タイプライター。
濃紺の地に白のドット、さらにその上に写実的な花柄が印刷されている、なかなかに欲張ったデザインです。
高密度で織り上げられたタイプライターなので、薄い生地なのに透け感もほぼなくて、とっても軽くてしなやかで、涼しーい*
以前作った、チャコールグレーのパナマ織ベレー帽を合わせてみました。
ネックレスは着けないほうがいいかしら。
白いプラスティックの、レトロ感のある大ぶりなネックレスがほしいなぁ。
…なんて。
気軽に出かけることもできないのに、洋服ばかりが増えていきます。
引いては押し寄せることを繰り返し、落ち着く様子を見せぬ感染症の波に、何かに集中していないと気が塞がってしまいそうで、懸命に手を動かしているというのが実情です。
幸い、コツコツと買い溜めた生地が、クローゼットにぎゅうぎゅうです(苦笑)
どれも自分が着てみたくて、求めたもの。
この禍の日々を無為に過ごさないために、そして今日も明日も健やかであるためにも、まだまだ家に籠ってそれらをひとつずつかたちにしていきましょう。
一日も早く(ほんとうに一日でも早く)、気ままにおしゃれして出かけられる日がきますように。