parismaris's days*

ほのり秋の色 (庭だより*2022.初秋)

ようやく秋めいてきたなぁと心身共にまったりしていたら、急転直下で連日晩秋の気温。

もうびっくりしちゃって、重ね着できるものを探してクローゼットは引っ掻き回すわ、冬用のお布団は引っ張り出すわ、ウールのブランケットを探してワタワタするわで、毎日大わらわです。

…これで数日後にはまた夏の気温に戻るってんだから、やってられません。


そんなてんやわんやする人間を余所目に、庭では植物たちがゆっくりと秋の装いとなっています。

まだほんのりとした色づきではありますが、今日はそんな景色の庭だよりを*




少し前の風の強い日の朝、庭を掃いていたら、同じくホウキを持った隣家の母が嬉しそうにやってきて、「これあげる!」と手渡してくれたもの。

実家側のシンボルツリーの、白花ハナミズキです。

淡い秋色が澄んだ秋空に映えて、思わず歓声を上げたほどに、きれいでした。




これは昨日のハナミズキ。
少し色が深まりましたね。



ナツツバキ(夏椿)

庭の中でいちはやく色づき、夕焼け色に輝いています。




そのナツツバキの実も、割れはじめました。
この中の種は、冬に来るシジュウカラのごちそうになります。



カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)

庭の真ん中で、妖しく色を変えています。




この一葉だけは、すでに真っ赤。



ヤブツバキ(藪椿)の実

木の生長と共に、実ったときの大きさが変わってきました。

今年はゴルフボールを更にひとまわり大きくしたほどのものが、たくさん。

そのせいで、枝々が大きくしなり下がってしまっています。



ユーパトリウム『チョコレート』

銅葉の西洋フジバカマです。

花壇に植えたら驚くほど健やかに育ち、現在150センチの高さに。
…これはもはや低木では。(分類上は草だけど)

まずった…これは地植えしたらあかんやつやったかも…
花壇が乗っ取られそう (≡Д≡;)


けれど、冷え込みが増すごとに葉の銅色が濃くなり、そこにオフホワイトの小さく密集する花が映えて、溜息が出るほどに見事な景色を作っています。

フジバカマの仲間だからでしょうか、蝶や小さな蜂たちにも大人気で、秋だというのにこの周りだけはなかなか賑やかです。



斑入りヤブラン
そろそろ花の盛りは終わりでしょうか。

雨に洗われて、下草たちの緑がとてもきれい*


10月も中盤となり、冬を越え、春を迎えるための準備が忙しくなりつつあります。

チューリップの球根もひととおり揃えましたが、案の定、1球分ほどの値が上がっていました。

しかたないですね、ほとんどが輸入品なんですもの。


例年と同じ予算でいくと、春の庭がずいぶん淋しくなってしまいそう。

…どうしようかな、臨時予算を立てて(笑)買い増すべきか、このままいくべきか。

秋めく庭を眺めながら、迷っています。

コメント一覧

parismaris
八海さんへ

こちらこそ、ご覧いただきありがとうございます。

自然の配色はほんとうに不思議できれいなものですよね*

八海さんもどうぞよい秋をお過ごしくださいませ。
八海
こんばんわ〜(^^♪

大きくしてみると綺麗な重なりなんですね。人もこの様に何時も見たいものです。

いい写真ありがとうございました。 おやすみなさい。

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