ヘルニアのせいで、全然!まったく!少しも!お出かけできません。
…いや、お出かけどころか、自宅の1階と2階とを行き来するのにも四苦八苦していて(手すりに縋りついて上り下りしてます…)、もっぱら痛み止めに頼って生きています。
それでもひと月が経ち、治療の甲斐もあって、ずいぶんと病状が和らいできました。
なので、ここまでの痛みと自宅籠りの閉塞感とで鬱々としていた気分を打ち払うために、久しぶりにソーイングルームに入って、縫い物に打ち込みました。
縫ったのは、私の夏の定番、ドルマンスリーブのブラウスです。
生地は、レーヨンが混紡されている綿ローン。
少しトロみがあって、しなやかな布です。
*うしろ*
珍しいクラシックカーの絵柄が、おもしろいでしょ*
ただ、その柄がやや大きめなので、ブラウスに仕立てたときのバランスが心配でした。
…が、問題なさそうですね。 よかった♪
濃いベージュ色の服ってあまり着ないので、ちょっと新鮮。
まだまだ猛烈に暑いけれど、透け感のあるものや、ビタミンカラーのものは身に着ける気分ではなくなる、これからの季節にピッタリな服になったかなと思います。
* * *
話は戻りますが、腰椎のヘルニアのおはなし。
未だ痛みに耐える日々ですが、座っていれば腰にも足にもほぼ痛みは感じないので(だからミシンも踏めた)、車の運転に支障がなかったことが幸いでした。
おかげで、日常の買い物などには、最低限ではありますが出られています。
(歩行には杖が必要だけど)
ここ最近は、庭にも出ています。
重いジョウロはまだ持てないけれど、ホースを引きずって水遣りするくらいは、できるようになりました。
炎暑のさなかではありますが、緑の中にいると気持ちが軽くなって、精神的にとても助けられています。
お盆には、妹ファミリーが帰省してきました。
元気すぎる8歳の甥と5歳の姪とにもみくちゃにされましたが、妹が前もって「ネェネは足が痛いんだからね!!」と言い聞かせておいてくれたおかげで、ふたりとも無茶をすることなく接してくれたので、こんな躰でもなんとか遊び相手を務めあげることができました(笑)
自由奔放で我が道を突っ走る姪を観察するのがおもしろくて、彼女の一挙手一投足に驚いたり、感心したり、大笑いしたり。
甥は変わらずおおらかで屈託のない少年で(学校ではいろいろとやらかしているようですが・笑)、「ネェネと遊びたいの!」と言いながら私の後ろを金魚のフンのようについてまわるのが、また可愛くて*
私とお菓子作りをするのが楽しみで来る彼のために、今回は母がパン生地を作ってくれたので、ふたりでいろんなかたちにしたり、甥のアイディアでレーズンやチョコチップや粒あんを包んだりして、焼き上げました。
みんなでハフハフ言いながら熱々を食べましたが、なかなか美味しかったですよ*
彼らの成長ぶりに目を細めつつ、久しぶりに幾度も声を上げて笑えた、しあわせな一日でした。
(母も私も、翌日は魂が抜けたみたいになったけど!笑)