parismaris's days*

コーヒーメーカーカバーと電気ケトルカバー*

わが家のキッチンは、壁面のグレイッシュなグラデーションタイルが最大の特徴です。
それに合わせてずっと、キッチンインテリアやファブリックをシックにまとめてきました。

…が。
春になって「もう少し明るくしたいなぁ」と思うようになり、ティスプレイを一新。

それに合わせて、コーヒーメーカーのカバーと電気ケトルのカバーも新調しました*






微妙なタイルの色に合う明るい色の布がなかなか見つからず、生地選びにはものすごーく手こずりました(苦笑)

いつも行く大型生地店内を、足を棒にして歩き廻って選んだのがこれ。
『nina(ニーナ)』というシリーズの10番オックスです。



まずはコーヒーメーカー・カバーから*



2年前に作ったもの()と同じパターンで作りました。

かたちも使い心地もとても気に入っているので、改良の余地なし!






上から見ても四角*



ちなみにコーヒーメーカーはPanasonicのこれ↓です。





そして、お揃いで電気ケトルカバーも*

前回は手抜きをしてハンカチ状のカバーにしましたが、埃よけ効果を高めることと見た目の“きちんと感”を追及したくなったので、新たにパターンを作りました。




中の電気ケトルはこれ↓。
Vitantonioの『ELECTRIC GLASS KETTLE』です。

シンプルモダンなデザインがお気に入り*
(もちろんケトルとしての性能も抜群で、かなり使い込んでいます)
…本当はカバーなんてしたくないんだけど。
 くちに入るものをつくる機械なだけに、埃の影響が気になるので半ば仕方なく f(´-`;)


このかたちに合わせて、ダブついたところが出ないよう、幾度もメジャーを当てて細かく採寸。

それを元に原型を作り、切ったり貼ったりが容易な薄い紙で試作して。
(本来はシーチングで仮縫いすべきなのでしょうけれど、そこまですると疲れるだけなので(笑)私は小物づくりの際は“紙”で試作します)


本体にフィットしつつも片手で着脱できるだけの余裕も必要だし…などと微調整と試行錯誤とを繰り返して、ようやくこの型が完成しました。






上から見ると、こんなかたち*

まんまるではありません。
ケトルのくちと持ち手のかたちから割り出したら、こんな角のある楕円形になりました。






なお、両カバーとも裏地付きです。
(今回はしわになりにくいポリエステル混のブロードで)

縫う手間はかかるけれど裏が付いていたほうが型崩れしにくいし、衛生面でも優れているかなと思うので、そこは手を抜かずに作ってみました。



時間をかけて製図した甲斐あって、それぞれにぴったりのカバーができました。

白いオーブンレンジの隣にこのふたつが並ぶと、シックな中に爽やかさが加わっていい感じに馴染んでいるので、今年の春夏はこのままいこうと思います♪


※2017年9月  同じかたちの電気ケトルカバーを、別布で作りました→

※2021年7月 再び新たなケトルカバーを作りました→
よろしければこちらもどうぞ*


最新の画像もっと見る

最近の「手しごと 【布小物】」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事